これぞミステリー!!と感じる短編集_儚い羊たちの祝宴/米澤穂信
今回は「これぞミステリー!!と感じる短編集」の紹介です。
私はあまり短編集は紹介しないのですが、こちらの作品はオススメしたいので記事にさせていただきました。
とても面白いミステリー作品です。
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『儚い羊たちの祝宴/米澤穂信』
作者
米澤 穂信さん
生年月日: 1978年4月18日
出生地: 岐阜県高山市
最終学歴: 金沢大学文学部卒業
主な受賞歴:
2004年 第5回本格ミステリ大賞(『氷菓』)
2011年 第64回日本推理作家協会賞(『折れた竜骨』)
2014年 本屋大賞第2位(『満願』)
2021年 柴田錬三郎賞(『黒牢城』)
2022年 山本周五郎賞(『黒牢城』)
概要
単行本発売日: 2007年6月
文庫本発売日: 2011年11月(新潮文庫)
出版社: 新潮社
主な受賞歴:
2008年 このミステリーがすごい!国内編 第5位
2008年 本格ミステリ・ベスト10 第1位
物語のあらすじ
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。
夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。
翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。
優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。
甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。
米澤流暗黒ミステリーの真骨頂。
感想
短編集なので、一話一話に展開と驚きがあるのですが、全ての話にある共通点が浮かび上がってきます。
それがわかると「読後のぞくりとする冷たさ」と「米澤穂信さんの伏線回収力への驚き」を感じる事ができると思います。
文章は一見、静かで上品なのに、気づいたときには地面が崩れているような恐怖感。
特に、日常と狂気の境界線を曖昧に描くことで、どこか現実にも起こり得るような錯覚を覚える事間違いないと思います。
短編集ながら「名刺代わりの小説」に入ってもおかしくない名作。
ミステリー好きでまだ読まれていない方は是非とも手に取って欲しい作品です。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!!
記事に好印象を持っていただけましたら「スキ」をお願いします。
また「フォロー」もお待ちしております。
▽自己紹介はコチラ
いいなと思ったら応援しよう!
記事が面白いと思った方は是非、チップをお願いします。
いただいたチップで更に面白い記事を書いていきたいと思います。