見出し画像

ラスト1ページですべてがひっくり返る短編ミステリー集第二弾_いけないⅡ/道尾秀介

今回はラスト1ページで全てがひっくり返る短編ミステリー集の紹介です。

ちょっとした時間で読めてどんでん返しが味わえる面白い作品。
短編の最後にその物語に関連する写真が載っていますが、その写真が・・・「あれっ?」「ちょっと待って?」と文章に戻ってしまう・・・、そんな感じの作品です。

あれ、この紹介って以前も・・・。

これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。

以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。



『いけないⅡ/道尾秀介』


作者

道尾秀介みちお しゅうすけさん

  • 生年月日:1975年5月19日

  • 出生地:兵庫県芦屋市

  • 最終学歴:玉川大学農学部 卒業

  • 主な受賞歴

    • 2004年 第5回ホラーサスペンス大賞 特別賞 ― 『背の眼』

    • 2007年 第7回本格ミステリ大賞 ― 『シャドウ』

    • 2009年 第62回日本推理作家協会賞 ― 『カラスの親指

    • 2010年 第12回大藪春彦賞 ― 『龍神の雨』

    • 2010年 第23回山本周五郎賞 ― 『光媒の花』

    • 2011年 第144回直木賞 ― 『月と蟹』


概要

  • 単行本発売日:2022年9月

  • 文庫本発売日:2025年6月4日

  • 出版社:文藝春秋


物語のあらすじ

累計55万部!
大人気ミステリ第二弾

「真実を解き明かせるのはあなただけ」
小説を超えた〈体験型ミステリ〉第2弾!

【本書の楽しみ方】
1 まずは各章の物語をお楽しみください。
2 各章の最終ページには、ある写真が挿入されています。
3 写真をみることで、それぞれの“隠された真相”を
発見していただければ幸いです。

前作をはるかに凌ぐ“どんでん返し”と“伏線回収”。
「写真」の真相を見抜いたとき物語は一変する。
前作は累計40万部突破!
道尾秀介が仕掛ける体験型エンタメの金字塔、再び。

第一章「明神の滝に祈ってはいけない」
⇒行方不明になった姉を探す妹がたどり着いた「願いを叶える滝」。
その代償とは――。

第二章「首なし男を助けてはいけない」
⇒夏祭りの日、親に内緒で肝試しを計画する少年たちは、引きこもりの伯父さんから奇妙な「首吊り人形」を借りる。

第三章「その映像を調べてはいけない」
⇒前の晩に息子を殺したと自白する年老いた容疑者。
しかし遺体は見つからず、捜査は暗礁に乗り上げるが……。

終章「祈りの声を繋いではいけない」
⇒前作を超える、驚愕のラストがあまたを待ち受ける!

*『いけない』と『いけないII』に物語上のつながりはありません。
どちらから読んでも楽しめます。


感想

前作の『いけない』と同じく、体験型ミステリーの枠を強く打ち出した挑戦的な作品です。
各章末に挿入された「写真」が、物語の理解を裏返す鍵になる仕掛けとして非常に印象的です。

文章だけで読み進めた先と、写真を参照して「なるほど」と腑に落ちる瞬間の二段構えの驚きを楽しむ作品です。
前作『いけない』と比較して読者を騙す技巧がより巧妙になったように感じます。
読み返しや考察を促す構造になっており、一度読んだだけでは解き切れず、裏を読みたくなる作りになっている印象です。
じっくり時間をかけて味わってみてください。
私も何回も読み返して堪能させていただきました!

本のあらすじの部分に写真に関する解説ヒントが見れるQRコードが記載されていますので、写真の意味がわからなかった人はそちらを見て納得できる仕掛けとなっておりますのでその点はご安心ください。

まだ読んでいない方に是非とも手に取って欲しい作品です。


ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!!
記事に好印象を持っていただけましたら「スキ」をお願いします。
また「フォロー」もお待ちしております。

▽自己紹介はコチラ


いいなと思ったら応援しよう!

のこのこbeer🍻 記事が面白いと思った方は是非、チップをお願いします。 いただいたチップで更に面白い記事を書いていきたいと思います。