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【2021年10月1日映画公開】面白かった小説_護られなかった者たちへ/中山 七里

のこのこbeer🍻です。

過去に読んだ作品の中で面白かった作品を紹介させていただきます。
タイトルにある通り、2021年に映画化されています。
なぜ今頃、この記事を書くに至ったかというと、最近読んだ本が、こちらの本に関連していたからです。
あと、作者の中山七里さんが結構好きなので。

舞台は東日本大震災から4年後の仙台です。

これから本を読む方も既に読んだ方も見ていただけると幸いです。

以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。


『護られなかった者たちへ/中山 七里』

作者

中山 七里なかやま しちりさん

  • 生年月日:1961年12月16日

  • 出身地:岐阜県

  • 最終学歴:花園大学文学部国文学科卒業

  • デビュー作:『さよならドビュッシー』

  • 主な受賞歴:『このミステリーがすごい!』大賞(2009年)

以前、記事にした「連続殺人鬼カエル男」の作者でもあります。
こちらの作品は私がオススメする10冊になっているので、是非とも読んでいただきたいです。

概要

出版社:文春文庫
発売日:2019年8月2日

物語のあらすじ

誰もが口を揃えて「人格者」だと言う、仙台市の福祉保険事務所課長・三雲忠勝が、身体を拘束された餓死死体で発見された。
怨恨が理由とは考えにくく、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。

しかし事件の数日前に、一人の模範囚が出所しており、男は過去に起きたある出来事の関係者を追っているらしい。
そして第二の被害者が発見され――。
社会福祉と人々の正義が交差したときに、あなたの脳裏に浮かぶ人物は誰か。

感想

事件の真相が徐々に明らかになっていく過程がとてもスリリングで、最後まで飽きさせない展開でした。
この作品のテーマである、生活保護制度の矛盾や、震災後の復興における光と影など、現代社会が抱える問題点が鋭く描いており、色々と考えさせられる内容でした。

生活保護については、以前紹介した『悪い夏』と対比すると凄いかも。

「本当に守られるべき者は誰なのか」は考えさせられました。

登場人物の心情が丁寧に描かれており、感情移入しながら読むことが出来た作品です。
現代社会の闇をえぐり出すような、重く、そして深く。そして面白い作品です。

最後に

こちらの作品も既に映画化されています。
2021年10月1日に映画が公開されているので観た方もおられるかと思います。

映画『護られなかった者たちへ』の主な出演者は以下の通りです。

  • 利根泰久:佐藤健さん

  • 笘篠誠一郎:阿部寛さん

  • 円山幹子:清原果耶さん

  • 蓮田智彦:林遣都さん

  • 三雲忠勝:永山瑛太さん

  • 城之内猛:緒形直人さん

  • 上崎岳大:吉岡秀隆さん

  • 遠島けい:倍賞美津子さん

  • 楢崎肇:岩松了さん

  • 鈴木将:波岡一喜さん

今見ても、そうそうたるメンバーですね。ちなみに映画『護られなかった者たちへ』はこんなにも賞を受賞しています。

  • 第45回日本アカデミー賞

    • 優秀作品賞

    • 優秀監督賞(瀬々敬久さん)

    • 優秀脚本賞(林民夫さん、瀬々敬久さん)

    • 優秀主演男優賞(佐藤健さん)

    • 優秀助演男優賞(阿部寛さん)

    • 最優秀助演女優賞(清原果耶さん)

映画の方も高評価のようです、私が見れてないですが。
興味がある方は是非、どちらも見ていただけると嬉しいです。


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