ラストまで夢中になった"魔女"が導く極上サスペンス_魔女と過ごした七日間/東野圭吾
今回は「ラストまで夢中になった"魔女"が導く極上サスペンス」の紹介です。
以前紹介しました『ラプラスの魔女』の続編ですので、まだ読んでいない方は『ラプラスの魔女』からお読みください。
これから本を読む方も既に読んだ方も記事を読んでいただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続き、ネタバレはありません。
『魔女と過ごした七日間/東野圭吾』
作者
東野圭吾さん
東野圭吾さんについては別マガジンでまとめています。
プロフィールについてもマガジンの説明欄にまとめていますのでそちらをご覧ください。
概要
単行本発売日:2023年3月17日
文庫本発売日:2026年3月13日
出版社:KADOKAWA
物語のあらすじ
その夏、信じられないことばかり起きた。
「ラプラスの魔女」シリーズ最新作
AIによる監視システムが強化された日本。
指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事、月沢克司が何者かに殺害された。
息子の陸真は父の死後、自宅で見覚えのない女性の名前が書かれた書類を見つける。
不審に思い、親友とともにその人物のことを調べ始めた陸真は、やがて不思議な“力”を持つ女性、羽原円華に出会う。
警察による捜査が難航する中、事情を知った円華に導かれ、陸真は自身で父の死の真相を探り始める。
感想
本作は、元刑事の父親を殺された中学生が、不思議な力を持つ女性とともに事件の真相へ迫っていくミステリーです。
タイトルだけを見るとファンタジー作品のようにも感じますが、実際には東野圭吾さんらしい緻密なミステリーがしっかりと描かれています。
先にも記載しましたが、本作をより深く楽しむなら、前々作『ラプラスの魔女』を先に読んでおくことを強く勧めます。
不思議な能力の正体や世界観を理解した上で読むと、登場人物たちの行動や会話により深みを感じられます。
物語では、事件を追う刑事たちの視点と、中学生の陸真、そして魔女・円華が真相へ近づいていく視点が交互に描かれます。
それぞれが異なる角度から事件を追いかけるため、ページをめくる手が止まらず、一気に読んでしまいます。
また、本作で印象的だったのはAIによる監視システムが発達した日本という設定です。
犯罪捜査や防犯の面では非常に便利に思える一方で、「監視される社会」を私たちはどこまで受け入れられるのかという問いも投げかけられているように感じました。
ミステリーとしての面白さだけでなく、現代社会やこれからの未来について考えさせられる作品でもあります。
『ラプラスの魔女』を読んだ方はもちろん、東野圭吾さんのミステリーが好きな方にもぜひ手に取っていただきたい一冊です。
関連作品
■第一弾:ラプラスの魔女
■第二弾:魔力の胎動
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