名作ミステリー_占星術殺人事件/島田荘司
のこのこbeer🍻です。
今回は原点に立ち返り、名作ミステリーを紹介します。
2011年11月刊行の週刊文春臨時増刊「東西ミステリーベスト100」では、日本部門の第3位に選出された作品です。
これから本を読む方も既に読んだ方も見ていただけると幸いです。
以下、「作者」「概要」「物語のあらすじ」「感想」が続きます。
また今回は「感想以降に若干のネタバレ」がありますのでご注意ください。
まだ読んでない方は「作者」「概要」「物語のあらすじ」を確認してから本作品をお読みいただけるとより楽しめるかと思います!
『占星術殺人事件/島田荘司』
作者
島田 荘司さん
生年月日:1948年6月12日
出生地:広島県福山市
作者の最終学歴:武蔵野美術大学商業デザイン科卒業
作者の主な受賞歴:1981年「占星術殺人事件」で第1回鮎川哲也賞佳作
概要
単行本発売日:1981年5月
文庫本発売日:1984年1月(講談社文庫)
出版社:講談社
その作品の主な受賞歴:第1回鮎川哲也賞佳作
物語のあらすじ
密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。
彼の死後、六人の若い女性が行方不明となり肉体の一部を切り取られた姿で日本各地で発見される。
事件から四十数年、未だ解かれていない猟奇殺人のトリックとは!?
名探偵・御手洗潔を生んだ衝撃のデビュー作、完全版!
感想(以降に若干のネタバレを含みます!)
先に述べた通り、名作ミステリーであり、本格ミステリーの金字塔!!
トリックの斬新さと大胆さに圧倒されます。
後に超有名となる「御手洗潔」の天才的な推理がさく裂。
御手洗潔の個性的なキャラクターも魅力的な作品です。
また、何度読んでも新しい発見がある、奥深い作品です。
島田荘司さんの作品には名作が沢山あります。
入り口としてこちらの作品を選ぶ事をオススメします。
最後に
既にご存じの方もおられるかと思いますが、先にあらすじとして書いた内容をもう一度、読んでみてください。
密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。
彼の死後、六人の若い女性が行方不明となり肉体の一部を切り取られた姿で日本各地で発見される。
こちら、何となく聞いた・見た事ないですか?
過去に「金田一少年の事件簿」という漫画を読んだ事がある方はピンとくるかもしれません。
そうです「異人館村殺人事件」という作品と内容が類似しています。
「異人館村殺人事件」におけるトリックの一部が、「占星術殺人事件」のメイントリックと酷似している点が、発表当時から読者の間で議論の的となりました。
「金田一少年の事件簿」の作者である天樹征丸氏も、文庫版の冒頭でこの点に触れており、意識的に「占星術殺人事件」へのオマージュとして取り入れたことを示唆していたようです。
良い作品を読んだあと、自分の執筆に感化される気持ちは、正直わからなくないです。
ですが、今まで散々議論となった事でしょうから、ここで私がまた蒸し返す気持ちはありませんので、その点だけはご理解ください。
ただ、頭をよぎります程度のお話でした。
両方とも面白い作品なので、是非とも手に取っていただけると嬉しいです。
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