〈ルナとヒカル〉平安時代・紫式部編・祇園祭・月鉾🌙 20230716
平安時代の記憶です。
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今夜は16日。
ヒカルと宵山に行くから。
それと、浴衣で街を歩くの。
重たい十二単は着ないわ。
浴衣に、最近お気に入りのあの香りを少しだけ入れておいてね。
紫式部さま? また何をされるおつもりで!?
夜遅くに行くから。
少ない灯りだけだし、顏もわからない。
大丈夫よ
ヒカルがちゃんと護衛もつけると言っていたし。
公任(きんとう)さまったら、また勝手なことを。。
お付きの女性が、倒れそうになっていた
夜も更けて涼しくなった頃、
迎えに来たヒカルの車に乗り込み、四条烏丸あたりの北の方で降りる
そこからは2人で歩いて南に下る。
宵山だけあって、人の流れもまだ多い
あちこちから、おはやしが聞こえてくる
片手に扇を持ち、ヒカルの腕をとり、
その袖の後ろに顔を隠しながら、人の海を進む
人々に混じって、こうやって自由に歩けるのって
すごく嬉しいの
笑顔の後ろに隠れた、本当は縛られずに自由にしていたいという感情が、ヒカルにはわかっていた
君にとっては、そうだね。
ムラサキは見たいものはある?
綾笠鉾が見たいな。
傘みたいな形がかわいいんだもの。
ヒカルは?
僕は、やっぱり長刀(なぎなた)かな
それと、最後に月鉾に登ろう
人がはけて閉めた後で、僕たちだけの貸し切りで、
少しの時間だが頼んである
まぁ、なんてこと!あの月鉾を?
夢みたいだわ
知り合いがいてね
君が喜ぶかと思って 笑
もちろんよ
灯りもほんのわずかだけの月鉾の上、
涼しくなった風が吹き抜ける
祇園祭の人々の熱気と、胸の高まりがまだ夜更けの中に残っている
静かに、鉾の上から街をはるか遠くまで見下ろす
ほら、空を見て、
三日月が見えているよ。
ほんとね。
この鉾の一番上についている三日月のお飾りと、本物の三日月が、
光の糸で繋がっているみたいだわ
私たち、まるで月から来た使者みたいね
はしゃぐムラサキの横顔を見ながら、ヒカルは言う
また来年も登らせてもらうかい?
そうね。。。
少しうわの空のような、
自分だけの世界に入ってしまっているようでもあった
月明かりが
今はこの月の乗り物の中、見つめ合うあなたたち2人だけを照らしていますよ、と言いたげに微笑みながら光っていた🌛
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書いてから調べてみたら、長刀鉾、月鉾、綾笠鉾は、
どうやら本当に平安時代からあったみたい?
皇居アークのことを書いた時に、
下鴨にも、皇居にも、サポートの為に月からのアークも来ているとちらりと書いていたら、
月鉾がかっこいいなって思い出して、意識していたら、
宵々山の昨日、
急に、月鉾の観覧券が手元にやってきて
登ってきました😊🌙
そしたら式部ちゃんと公任(ヒカル)も、
祇園祭に一緒に行ってたのかなって
イメージが出てきたので💕🎵😁
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