【 詩 】 セカイジュウ ノ ワタシ
くらい くらいウチュウに
あるとき チキュウというイノチがうまれ
おおきなイノチは ちいさなイノチをうみ
うまれたイノチは つぎのイノチをはぐくんで
いつしかこのホシは イノチのホシになった
クサリのように つづいてきたイノチたち
そのクサリの さきっぽに
キーホルダーのように ぶらさがっている
ヒト
ニンゲン
ワタシ
ニンゲンは アタマイイ
ニンゲンは カシコイ
ニンゲンは エライ
ウン ナルホド だけど
ヒトがうまれてから いままで
たくさんの
ほんとうにたくさんの
タタカイが
ヒトとヒトの
ヒトタチとヒトタチの
そして
クニとクニの
それは
センソウ
というもの
おおくのヒトタチが
オオケガをしたり
おおくのヒトタチが
シンデしまったり
おおくのヒトタチが
カゾクにあえなくなったり
それが
センソウ
というもの
ニンゲンがつくりだした
フジミのカイブツ
ワタシのおじいちゃんもおばあちゃんも
そのまたおじいちゃんもおばあちゃんも
そのまたおじいちゃんもおばあちゃんも
みんなセンソウで
ナイタ
たくさん おおきなこえで しずかに
ナイタ
だいすきなヒトと あえなくなって
あいたいのに あえなくて かなしくて
センソウは ワルイ
センソウは ヒドイ
センソウは キライ
だけど
センソウは どこにあるでしょう
センソウは
センソウは
ワタシのなかに
センソウがきらいな ワタシのなかに
センソウが あるなんて
なんてこと
だから
ワタシのなかから
センソウをなくしましょう
センソウをしない
ワタシになりましょう
ぜひ
そうなりましょう
そとにでて
ひろがるセカイジュウにむけて
ささやきましょう
ワタシは
センソウ
しない
ささやきが ハモンのように
セカイジュウにひろがっていくのを ながめて
それから
チュウイぶかく さがしましょう
イノチを
それは ワタシのまわりに たくさんたくさんある
いきて うごいている
ハナ クサ キ トリ ネコ イヌ サカナ
カワ ソラ クモ アメ カゼ タイヨウ ツキ ホシボシ
そして ヒト
イノチがどんなふうに カツドウし
どんなふうに イキテいるか
よくカンサツしましょう
そして
オナジトコロをさがしましょう
チガウトコロじゃなくて
ワタシと オナジトコロを
そして オナジトコロをみつけたら
わらいましょう
イキルということのタンジュンさに
イキルということのビョウドウに
アレも コレも ソレも ワタシも
イキル イキル イキル
チガワナイ チガイハナイ
そのことに わらいましょう
ワタシをわらわせるものが
ワタシのまわりに たくさん たくさんある
スマートフォンや
オカネのことは ちょっとわすれて
ワタシはそれを みつけなければ
わらって そして
わけあいましょう
ナニモチガワナイものたちと
ナニモチガワナイものをもちましょう
もう これでマンゾク これいじょうは もういらない
ワタシは ジュウブンに ジュウブンだ
ワタシは そうオモイましょう
ワタシのモチモノは
ワタシのモチモノではない
ちいさなチキュウを うばいあわない ワタシ
ワタシはチキュウを たべきれない
ちいさなケーキは きりわけて
みんなですこしづつ おなじづつ
けっして なくならないように
たべる ワタシ
わけあうなんて いやだ
ワタシのものは ワタシのもの
ダレカのものは ワタシのもの
もし ワタシのとなりに そういうヒトがいて
ワタシのケーキを 食べてしまったら
ゆるしてあげましょう
ダレカがワタシをキズつけたり
ワタシのだいじなヒトをキズつけたり
ワタシのだいじなヒトをコロシても
ワタシは
それを
ユルス
ユルス
そんなこと できるわけない
ワタシにはできそうもない
でも
それをできなきゃ
センソウ です
ナニモチガワナイヒトタチをコロシ
ナニモチガワナイワタシをコロス
あの センソウ
ワタシのなか おくふかく
ウスメをあけてよこたわっている
センソウ
センソウは つよい
センソウをやっつけるために
ワタシは
おおくのナミダを ながすかもしれない
そんなときは
タイセツなモノをうしなって
つらく かなしい
そのココロをかかえて
そとにでましょう
つめたいクウキを ムネにすいこみ
めのまえにひろがる セカイジュウにむけて
ツヨク ツヨク ささやきましょう
ワタシは
センソウ
しない
ワタシは
セカイジュウのワタシ
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