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文章を食べて血肉にする方法

「カレーは飲み物です」って言っている人がいましたよね。それをちょっとオマージュして、私はこう言ってみます。

文章は食べ物です。

文章は栄養たっぷりの食べ物です。

良い文章に触れるほど、自分の“文章力”という魅力的なボディが仕上がっていきます。

沢山の素敵な文章に触れることで

  • 心に残るすてきな言い回し

  • ハッとする問いかけ

  • 時間が止まるような一言

  • 作者と自分だけが分かる「間」

  • 行間から垣間見える別の意図


こういう「栄養」をすくい取り、
余すことなく自分の中に取り込んでいくことができる。

そしてそれを「血肉」にしていった人こそ、

人の心にこびりついて離れない

文章を書けるようになる、と思っています。


あなたには、“好きなフレーズ”や“忘れられない言葉”、ありますか?

例えば

  • 何度も思い返す小説の一文

  • ボロボロになるまで読んだマンガのセリフ

  • 好きな作家さんのエッセイの見出し

  • 映画のワンシーンに出てくるセリフや情景




こういうのです。

私は、これを書いている今の段階でもいくつも頭に浮かんできます。

ちなみに、どういうものが浮かんだのか後で書くので、「私もそれスキ!!」みたいなのがあったら教えてくださいね。きっと私たちは仲良くなれる気がします笑。

なんでこんな質問したかというとね・・


普段、私は仕事柄、人のnote含め、コンテンツを添削することが結構あるんですが・・添削を依頼してくださる方のお悩みの多くはこんな内容なんです。

「国語の成績が悪かったからいい文章が書けない」
「オリジナリティあふれるコンテンツが書けない」

そして、こんな質問もよくされます。

「結局、センスなんですか?」

私の答えはこう。

「半分正解で、半分間違い」

その理由も、ちゃんと書きますね。



もともとセンスある人はマンガや映画や小説に触れることでもっとセンス良くなるし

もともとセンスない人は今からでもアンテナを張ることで間違いなくセンスが磨かれていくと思っているからです。


「結局あの人はセンスがいいんだ」


と、自分のセンスも磨く努力もせずに諦める人はどうぞ好きにして欲しいと思っています。

ちなみに私は…

マンガ:8、小説:2

くらいの割合で育った人間です笑

「マンガばっかり読んで!」と親や祖父母に眉をひそめられて育った昭和世代ですが、今となっては、マンガを読んでおいて良かったなあ、と本気で思っています。


もうこれは間違いないのですが、たくさんのマンガに触れてきたおかげで

「行間」や「文脈」を感じ取る力が自然と身についているんです。

コマとコマの間に隠れた物語を読むように、文章の「行間」にも隠された意図を見つけることができる。

これって、文章を書く上でとても大事なスキルですよね。

  • こう書けば人が振り向くかも、と思える文章

  • どうしても先が気になって読み進めたくなる文章


「セールスライティングのお勉強」や「●●の法則」的な知識を入れなくても、こういう文章を、感覚的に書けるんです。

あ、ちなみに文通や交換日記もめちゃくちゃしていました。

小5の時からは、好きな男の子と毎日、「1文ラブレター」の交換もしていました笑

相手の返信を待つ間のドキドキした感情なんかも、いまだに覚えています。

「行間」や「文脈」が絶妙な文章を書く人って、真面目にお勉強してきた人よりも、むしろマンガばっかり読んで育った人だったり、こういう経験を沢山してきた人に多い気がします。

Xのリプのやり取り1つとっても、相手の気持ちをくみ取ったり「返しが上手い人」なんかは、年代というより個人のセンスの問題が大きいです。


文章を「食べる」には


SNSを見ていると、「すごそうな人」や「フォロワーが多い人」が目につきますよね。

でも、そんな人たちを見て「すごいな~」と思ってその人から学ぼうとしたり、真似するのはちょっともったいないです。

SNSのシロウトの文章よりも、ちゃんとしたプロの文章を読んだ方がいいに決まっています。

美術に例えるなら、近所の美術教室のおじいさんの絵を見るより美術館に行ってプロの作品に触れる方が得るものが多い。それと同じです。

ということで、今自分に書くスキルやセンスが足りないと思ったら、まずはこうするのがおすすめ。

  1. 良いコンテンツを浴びるように読む

  2. プロの作品に触れる時間を増やす


圧倒的に触れる情報量が少なすぎる人が多いので、まずは数人の対象者に絞って文章を読みまくるのがいいかと思います。

その場合は、できるだけプロの作品を。

そうすることで、自然とセンスが磨かれ、あなたの文章にも“何か”が宿ります。

最後に


私が好きな小説や忘れられないセリフも、ちょろっとご紹介しますね。興味のある方だけ2分残ってもらえると嬉しい笑

①浅田次郎「うらぼんえ」

あの有名な「鉄道員(ぽっぽや)」を含む短編集のひとつに収録されています。


普段はクールな住職やってる伯父から「号泣する」と勧められたのがきっかけで読みました。

ただ私はあまのじゃくなので、「泣くよ」と言われても先入観が邪魔して泣けなかったりするのと、ファンタジーは得意ではないから乗り気じゃなかったんですが・・

まさか、「何度読んでも泣いてしまう」作品に出会うことになるとは。

決して公共の場で読んではいけません。鼻水じゅるじゅる、嗚咽する姿を不審がられます。手にする際はお気を付け下さいね。。

②山田詠美「感情の表面張力」

山田詠美さんのサイン会に行くほどファンの私。だいすきな「おねいさま」です。

かっこいい女、というのを体現していると思っていて、ずっと憧れの存在なんですよねー。

中でも好きなのが「メイク・ミー・シック」というエッセイ。そのエッセイに収録されている「感情の表面張力」という逸話が大好き。

このストーリーはピーコさんと山田詠美さんが交わしたたった一言の言葉のやり取りをつづったものなのですが、情景がまざまざと浮かぶほどリアルで、まさに私の心にこびりついた作品のうちの一つとなっています。

③寅さんのセリフ

寅さん、知ってます・・?「男はつらいよ」シリーズの主人公です。

「間」の素晴らしさを学ぶならこれ以上のものはないと思っています。

平成世代以降は見たこともないかもしれない。

昭和世代の私でも、むしろ「古臭い・・」と嫌煙していたくらいなんですが

ある程度いい大人になって観ると、ノスタルジックな気持ちと温かい感情に包まれてどのシリーズを観ても泣いてしまうこと必至です。

泣くシーンじゃなくても、泣いてしまいます。

その中でも私の心に強く残っているのがこのやりとり。今、1分33秒のお時間の余裕がある人は、ぜひ観てみてください。

これがすてきだな、って思える感情を持ってる自分が好きだったりします。

あなたの好きなフレーズや言葉は何ですか?

思い出したら、ぜひコメントやSNSで教えてくださいっ🤟

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