伝えたい思いは、伝わる形になっていますか?
伝えているつもりなのに、伝わっていない。
そんな経験はありませんか?
仕事でも、親子関係でも、夫婦関係でも、教育の現場でも、
これはよく起こることだと思います。
自分の中には、確かに思いがある。
大切にしていることもある。
相手のためを思って伝えているつもりでもある。
それでも、相手には違う形で届いてしまったり、
そもそも届いていなかったりする。
最近、僕自身もまさにそのことを痛感する出来事がありました。
🔳 伝えているつもりでも、伝わっていなかった
今、僕はオープンキャンパスに関する講座を準備しています。
僕にとってオープンキャンパスは、単なる大学見学ではありません。
キャンパスを見る。
雰囲気を見る。
学部や入試制度を知る。
もちろん、それらも大切です。
でも、本当に大切なのは、その先にあると思っています。
🔳 オープンキャンパスは、ただの大学見学ではない
オープンキャンパスは、
子どもが自分の未来を自分の言葉で考え始めるきっかけになる。
親子が、偏差値や合格可能性だけではなく、
「どんな人生を歩みたいのか」
「何を学びたいのか」
「なぜその大学なのか」
を一緒に考える時間になる。
僕は、そこに大きな価値があると思っています。
ところが、ある方にその講座ページを見てもらった時、
こんなことを言われました。
「文章はきれいだし、読みやすいです」
「でも、これだと学校の先生や塾の先生が言っているオープンキャンパスの話と何が違うのかがわからない」
「話を聞くとすごくいいのに、ページだけだと林田さんの良さが伝わっていない」
これは、かなり刺さりました。
自分では伝えているつもりだった。
でも、伝わり切れていなかった。
この違いは、本当に大きいですよね。
言ってくれてありがとう、です。
もう感謝しかありません。
思いがあるだけでは、伝わらない。
熱量があるだけでも、伝わらない。
実績があるだけでも、伝わらない。
いいサービスであるだけでも、伝わらない。
ちゃんと、相手に届く形にしなければいけない。
でもこれは、サービスの話だけではないと思います。
🔳 親子関係でも、思いはすれ違うことがある
親子関係でも同じです。
親は、子どものことを思って言っている。
将来困らないように、幸せになってほしいと思って伝えている。
でも、子どもには、
「また勉強しなさいって言われた」
「どうせ自分の気持ちはわかってもらえない」
「結局、親の理想を押しつけられている」
そんなふうに届いてしまうことがあります。
本当は応援しているのに、干渉に聞こえてしまう。
本当は心配しているのに、否定に聞こえてしまう。
本当は信じているのに、不安ばかりが言葉になってしまう。
伝えたい思いと、相手に届いているものがズレてしまう。
これは、とてももったいないことだと思うのです。
だからこそ、大切なのは、
「自分は何を伝えたいのか」
だけではなく、
「相手には、どう届いているのか」
を見つめることなのだと思います。
僕は教育業界で長く仕事をしてきました。
映像予備校や個別指導の現場で、たくさんの高校生、保護者の方、教室のスタッフたちと関わってきました。
その中でずっと考えてきたことがあります。
・子どもたちがどうすれば前向きに学べるのか。
・保護者の方とどう関われば、家庭の空気が変わるのか。
・教室の中にどういう空気をつくれば、生徒が自分から動き出すのか。
・子どもが、自分の進路を自分の言葉で語れるようになるには、どんな関わりが必要なのか。
現場で試して、失敗して、また考えて、改善してきました。
そこには、自分なりに積み重ねてきた「再現性」のある経験があります。
なぜそう関わるのか、
なぜその言葉をかけるのか、
自分の中で説明できるものがあるからです。
ただ、その経験に価値があると思うだけでは足りない。
その価値を、必要としている人に届く形にしなければいけない。
「なんでわかってくれないんだ」
ではなく、
「自分は、その価値をちゃんと伝えられているだろうか」
と問い直す必要がある。
今回、そのことをあらためて強く感じました。
🔳 僕には、どうしても届けたいものがある
その根っこにあるのは、
子どもたちが、自分の人生を自分の言葉で語れるようになってほしい、
という願いです。
そのために、
親が、子どもの未来を心配だけで見守るのではなく、
子どもの可能性を信じながら関われるようになること。
教育に関わる人たちが、ただ情報を伝えるだけではなく、
人の可能性を引き出す関わり方を学び、実践できるようになること。
その一つの入り口として、
僕は今、オープンキャンパス講座を準備しています。
オープンキャンパスを、ただ大学を見に行く日で終わらせない。
親子で未来を考える時間にする。
子どもが自分の言葉で進路を語るきっかけにする。
親が子どもの可能性を信じて関わるための学びの場にする。
そんな思いで準備しています。
まだページも整えている途中ですが、ストアカのページも作っています。もし興味を持ってくださった方がいれば、よかったら覗いていただけたら嬉しいです。
▼オープンキャンパス前の親子準備講座
大学選びで後悔しないために、親子で話すべきポイントを整理します。
🔳 思いがあるなら、伝わる努力から逃げない
そして、今回の気づきは、僕自身への問いでもあります。
伝えたい思いは、伝わる形になっているだろうか。
これは、仕事でも、親子関係でも、発信でも、教育でも、
きっと大切な問いだと思います。
思いがあるなら、伝わる努力から逃げてはいけない。
今日、そんなことを強く感じました。
僕が届けたいのは、
親子の対話であり、
自立であり、
自分の人生を自分で選ぶ力であり、
人の可能性を信じる教育です。
これからも、その思いをちゃんと届く形にしていきたいと思います。
🎙️ 音声では、もう少し思いのままに話しています
今回の内容は、Substackの音声でも少し思いのままに話しています。
文章とはまた違う温度感でお届けしているので、
よかったら音声でも聴いていただけたら嬉しいです。
