【詩】よいしょ
ロウソクの灯を消したくなった時
思い浮かんでしまった顔が呟いた
「よいしょ」
一向に良くならない生活を
誰かのせいにしても同じ事
少しでいいからと踏ん張って
どうにかこうにかここまで来た
支えてくれる人がいるくせに
もっと特別な誰かを探して
理想の自分になるために
またバランスを崩したりした
嫌になる気持ちは祈りに変えて
世界のために火を灯した
ロウソクの灯に勢いなんて必要ない
長持ちさせたい私は我がままだろうか
炎は揺らめきながらも小さく続いて
見つめている私の眼に宿す
「よいしょ」
「よいしょ」と
©nori
2026/01/31
※春。旅立ち。君と「よいしょ」🌸
