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娘と探った小田原の人口問題──AI時代に残る“問いを立てる力”
中2の娘の夏休みの宿題。
社会科で「地元・小田原市の人口問題」をテーマに調査・考察することに。
理由は…「楽そうだったから」。
AI検索で「少子高齢化が原因」と答えを見つけてしまったからだという。
「でも、それって小田原だけの問題?」
そんなやりとりから始まり、ネットで人口推移を調べると、1999年をピークに減少。
さらに「世帯類型の推移」を見ると、核家族は増加、単独世帯も大きく増えていた。
人口は減っているのに世帯数が増えている理由はこうだ。
大家族が核家族に分かれ、さらに単身世帯が増える。
同じ人数でも世帯が細かく分かれれば、世帯数は自然と増える。
これは統計を見慣れていないと意外に感じるが、構造を知れば納得できる現象だ。
娘はそこから新たな仮説を立てた。
「大家族から子どもが独立し、その子どもが結婚しないとこうなるのかも」
最初は筆も進まなかったが、後半は熱心にノートに書き込んでいた。
僕らが中学生の頃は、調べ物は図書館や新聞で情報収集するのが主流だった。
今はネットで一瞬。だからこそ、「どう考えるか」がより大事になっている。
AIは答えを導き出せても、問いを立てることはできない。
今回の宿題で、少しでも“学ぶおもしろさ”を感じてもらえたら嬉しいね。

