Linuxに移住した。新たな暮らしが始まった
Linuxに移住した。
実生活でも、今までかなりの回数引っ越しをしてきた。
引っ越しというのは、とっても面倒だけど、新しい場所に移ることはいつでもワクワクした。
今の僕の状況は、実生活で言えば、引っ越しが完了して、荷物もほぼ片付けが終わった感じと言っていいかもしれない。
この半年あまり、かなり前のめりになって毎日作業してきた。
それがやっと一段落した感じになった。
元々はサブ機のつもりで用意したPCに、今では僕の日々の生活・制作環境がすべて移ってきたことになる。
このPCは元々ゲーム機としてBTOで購入した。
当然Windowsが動いていた。
モニターはFHDを3枚つなげてある。
今どきFHDはちょっと寂しい気もするが、むしろこれが意外といい感じになる。
3枚合わせて解像度は5760 x 1080になる。
これが、還暦どころか、もうすぐ古希に突入する僕の目には、かなりありがたい感じになるのだ。
僕の日常では、YouTubeで公開しているBGMチャンネル用の動画編集、そしてNoteでこうして書いている文章の執筆が主な作業になる。
さらに写真教室を主催している関係で、時々写真の現像作業や、教室で使うスライドの編集もある。
ここ数年は、M1 MacBook Proでそれらの作業のすべてを賄っていた。
そこには、CalDigit経由で、WQHDのモニターや、TourBoxなどの左手用デバイス、そして複数のHDDやSSDがぶら下がっていた。
今ではWQHDモニターを除いたすべてが、このLinux機の配下に収まっている。
そしてもちろん、ゲーム用のハンコンやペダル、シフターまでもが繋がっているわけだ。
通常、動画編集や執筆などの作業時は、ハンドルを抜いて、移動式のテーブルの上にあるキーボードとTourBox、マウスなどを使って作業することになる。
これが実際使いやすい。
テーブルの高さも変えられるし、移動もできる。
SimRacing用のコクピットにすべてが収まっているので、感覚としては車のシートで作業しているような感じになる。
だが、実際の車の中のように窮屈ではない。
この数週間は、MacBookを立ち上げもしない日が多くなった。
ターミナルが、作業机になった
動画編集用のDaVinci Resolve Studioは別にしても、それ以外のアプリケーション類はMac環境とは様変わりした。
なんと言っても、メインで使うようになったのはターミナルなのだ。
Macでもターミナルはそれなりに使ってはいたが、必要なときに立ち上げる程度だった。
それが今は、PCを起動して真っ先に立ち上げるのがターミナルになった。
WezTermがそれである。
そのターミナル内でYaziというファイルマネージャーを動かせるように設定した。
これがあることで、作業が格段にやりやすくなる。
フォルダー間の移動や、名前の変更、新しいファイルやフォルダーの作成・削除、コピー、設定ファイルの書き換えなど、ファイルやフォルダー絡みのほぼすべてが、このWezTermの中のYaziで可能になる。
これがあることで、マウスの出番が6割くらい減る感じがするほどだ。
また、Obsidianを専用のVaultで起動することで、今これを書いているような執筆用の環境とは別に使える。
ちょっとしたコマンドや、忘れがちなショートカット、保存場所などを記録する備忘録になる。
さらに、Clipboard HistoryやUlauncherを使うことで、キーボードからマウスに持ち替えることなく作業ができる。
これが、慣れると非常に気持ちが良い。
また、YouTubeの動画のサムネイルなどは、ローカルで動くAIで作ることができる。
このPC内で、AIサーバーを立ち上げることで、ChatGPTやGeminiなどを使わずに画像生成や、AIとのチャットができるのだ。
チャットに関しては、まだChatGPTなどを使うことがほとんどだが、画像生成については、ComfyUIとKrea 2 Turboなどを使って、かなりのクオリティの画像が生成できるようになった。
Linuxと生きていく
一般的に、以前は、LinuxをメインのOSとして普段使いすることは、結構ハードルが高かった。
WindowsやMacと比べて、そばに詳しい人がいる確率は格段に下がる。
つまり、近くの誰かを頼れない。
そうなれば、ネットや書籍を頼るしか無い。
どう考えてもかなり不便だった。
今はAIがあるので、何かあればAIに訊けば、かなりのところまで道筋をつけることができる。
エラーメッセージを貼り付ければ、何が起きているのかを整理してくれるし、設定ファイルやコマンドの意味も説明してくれる。
昔のように、検索結果の海をひとりで泳ぎ続ける必要はかなり減った。
そう。今ではLinuxに移住することは昔のように怖いことではなくなったのだ。
さらに、LinuxはWindowsのように、ハードウェア要件が必ずしも厳しくない。
サポートが切れて、しかたなくあたらしいPCに買い替える必要も少ない。
古いPCでもそれなりに使えたりする。まぁ、場合によっては、それなりにだったりはするが。
僕の環境で、今のところちょっとした不満が残っているのは、メールクライアントと、ファイルマネージャーアプリくらいのものだ。
ファイルマネージャーに関しては、Yaziがあるので、ほとんど問題にはならない。
メールクライアントには、多少困ってはいるが、良さそうなものが他に無いわけでもない。
ただそのアプリがまだベータ版なので、正式版が出るのを待っている状況だ。
それまでは、このまま使えばいいレベルだと思う。
こうして、僕のLinux生活は、いい感じで始まった。
