【薬膳実践|立夏に向けての養生】春の5K+1(6K)の対策
春は、心地よさと同時に不調も出やすい季節です。
最近は
・黄砂
・強風
・寒暖差
・乾燥
・花粉
の5Kに加えて、気圧変化も含めた『春の6K』と言われています。
くしゃみや鼻水、のどの違和感、だるさ、頭の重さなど、さまざまな不調を感じやすくなります。
ただし、同じ環境でも症状の出方は人それぞれです。
それは、体の内側の状態が違うからです。
今回は、春の不調を『外からの影響』と『内側のバランス』から見て、中医学・薬膳中級者以上の方を対象に整えていく方法をお伝えします。
春の6Kを中医学で見る
こんにちは、池田のりこです。
春の不調の主な原因は、外からの影響(外邪)です。
・風邪(強風・花粉)
・気圧変化による気の巡りの乱れ
特に春は風邪の影響を受けやすく、そこに乾燥や気圧変化が重なることで、体への負担が大きくなります。
関係するのは主に
・肺(バリア機能・呼吸・皮膚)
・脾(消化・エネルギー)
・肝(気の巡り・自律神経・心や脳の潤いの血)
です。
そして今年は、水運太過の年回りなので、1年を通して脾はダウンすやすく、病中病後の方や40代以上の方の無理は禁物です。
この記事を書いているときも、外は雨で気圧変動が大きいです。
先日は前日との気温差が10度もありました。
元気な人でも外邪の影響を受けやすい時期なので、みなさんの体質に合わせたケアがとても大事なのです。
あなたの体質は?簡単チェック
当てはまるものが多いタイプを参考にしてください。
1.肺気虚タイプ(バリアが弱い)
□ 風邪をひきやすい
□ 花粉の影響を受けやすい
□ くしゃみ・鼻水が出やすい
□ 疲れやすい
□ 声が小さい・弱い
このタイプの方は、外からの刺激に弱い状態です。
2.肺燥タイプ(乾燥しやすい)
□ のどが乾く
□ 咳が出やすい
□ 肌が乾燥・かゆい
□ 鼻や口が乾く
□ 便がかたくなりやすい
潤いが不足している状態で、潤いを好む肺が傷つきやすいので、1のタイプと重なることもあります。
3.脾虚タイプ(胃腸が弱い)
□ 食後に眠くなる
□ だるい・疲れやすい
□ むくみやすい
□ 下痢または軟便になりやすい
□ 甘いものがやめられない
気血津液の製造工場である脾が弱いので、食べ物から栄養を作ることができない状態です。
1の外からの影響を受けやすい方は、防衛する気が必要なのに、その気を作ることができません。
4.肝気鬱結タイプ(巡りが悪い)
□ イライラしやすい
□ 気分の波がある
□ ストレスを感じやすい
□ 胸や脇が張る感じ
□ ため息が多い
気の巡りが滞っている状態です。
気は血や津液を運ぶので、それらの巡りも同時に悪くなります。
自律神経と大きな関係があるので、不定愁訴が出やすいのも特徴です。
この記事の続きでは、薬膳の中級以上の方を対象に
・タイプ別の整え方
・不調を長引かせるNG習慣
・整えるということ
・まとめ
を解説しています。
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