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世界一周、西回りか東回りか、それが問題だ。

世界を多分一周するにあたって、西回りか東回りか。これが意外と大きな問題になっている、私の中で。
とはいえ、何も考えずに無意識で、西回りで世界一周する旅をどうするかの想像を既に膨らませていたが、それって何故なんだろうなあと思ったりした。


考えなくていいことから考えたいタイプなので、西回りか東回りか問題に入る前に、西回りと決めつけて世界一周旅を考え始めようとした理由を探りたいという、今日はそういうどうでもいい話の中の、更にどうでもいい点についてうだうだといきたい。

まず、アジアの極東に位置する日本を飛び出すのだから、東から西へと進んでいきたいってことも理由の一つだとは思う。
アジアの中でも日本が、例えば日本列島の大阪のように真ん中あたりに位置していたら、東か西かでもっと迷ったと思う。
だけどアジアの東の端っこにいるわけなので、西に向かい自分が属しているアジアを突き進んで反対の端まで行きたい欲はあるかもしれない。うーん。しかしそれはそんなに大きな理由ではない気もする。

それよりもむしろ、有吉大好き人間として避けて通れないものがある。
やはり、私にとって外国がまだまだ遠い世界だった学生時代に、猿岩石がユーラシア大陸をヒッチハイクして西へ進んで行ったテレビ番組「電波少年」のあの強烈な記憶が、「世界を旅する」ということを一番見つめたファーストインプレッションだった。「世界を巡るイコール西へ」という決まり事が無意識下において相当浸透している。なので、猿岩石の影響は大いにある。

そしてその無意識の土台の上に、世界を実際に旅し始めてからバイブルとなった沢木耕太郎の「深夜特急」の影響が積み重なっているせいだというのが、私の中の西回りファーストの一番濃厚な説。
香港、マカオからインド、そしてそのまま陸路でヨーロッパまで突き進んでいったあの沢木が綴った旅が私のバックパッカー人生の基盤となっていることは間違いない。
もしも、沢木が深夜特急で南米を旅していたら南米を中心に旅していたかもしれないとすら思う。
私は、沢木という他人の旅の影響を受けてマネして旅を重ねたような、とてもしょうもないありきたりな人間なのだと思う。
だが、星野道夫の本を何冊も読んでも、確かに面白くて旅に魅せられはしたがアラスカに行こうと思ったことがあまりなかったし、実行にも移していないから、影響を受ける人は自分で選んでいて、実行に移すかどうかの違いもあるのだろうなあとは思う。
だから、私はそれほどしょうもない人間ではないかもしれないなとか、それはさておき。


そして、おそらくだけど、電波少年の猿岩石の企画は、沢木耕太郎の「深夜特急」を参考にしているんじゃないかと勝手に推測しているので、結局のところ、起源は沢木ということになる。
何の話かいつにも増して分からなくなってきたが、世界を多分一周するとして西回りで旅するのか、東回りで旅するのかという話題で、私が西回りと決めつけて考えているのは沢木耕太郎のせいだという結論が出た。
(他の世界一周経験者たちはなんで西回りが多いのかな?サワキストなのかな。航空券の関係だろうか。ちょっとなんでか知りたい。)

具体的に西回りの旅を想像すると、旅しやすい気もする。
大陸的にも実によくできている気もする。
馴染みのあるアジアから安心してゆっくり旅をし始められるし、まだしばらく米を食べられるし、物価も安いから長旅の最初としては安心である。
それからヨーロッパに入り、物価の高さにおののきながらも、アジアとは違う建築様式などに刺激を受け、そのうち移動に疲れたり、貯金残高がみるみる減っていき、教会をたくさん見すぎて違いが分からなくなってくる問題が勃発してきた頃に、アフリカか南米に飛ぶ。
物価も安くなり、安心して旅をするモードに戻り、文化もガラッと変わってまた刺激をたくさん受けて、お金が底をついた頃に帰国する。
なんていう、身も蓋もない想像上の私の世界一周。(やはりお金の問題はでかいな。いずれそこを考えなければいけない。)

私の性格や特性などを考慮すると、貯金の残高が豊富な初期にヨーロッパを旅して、飽きたら中東や北アフリカに飛んでまたヨーロッパに戻ってくる。それから南米に飛んで初めての国々をワクワクしながら巡り、最後は東南アジアでゆっくりしてから帰国するというルートが本当の理想である。
だけど、航空券とか移動を考えると無駄の多いルートになってしまう。

思い切って東回りにして南米から始めて、ヨーロッパ、そしてアジアに戻ってくるというルートの方がまだ理想に近い気がしたが、それだと初めての南米の国々を序盤に組み込んで刺激を受けまくって、あとは慣れ親しんだ国を残して旅する流れになり、それだと尻すぼみになりそうな気がする。せっかくだからクライマックスを中盤以降、後半に残しておきたい。
そう考えると結局のところ、西回りがベターなのかも知れず…。

こういうこだわりと理想により、これまでずっと世界一周旅が自分の希望とそぐわないために忌避してきたところがあるのだが、どうしたものか。
それに、行く時期と国とで服装が異なるし、荷物(服)をあまりたくさん持っていきたくない。
ヨーロッパはサマータイムに旅をしたいが、クリスマスマーケットは味わいたい。
東南アジアは春夏の酷暑のシーズンは避けたいが、冬だと寒いしなあ。

でもきっと、旅立つ日と、西回りか東回りかを決めてしまえば、どうにでもなるんだろうなあとは思う。
こんなことから決められずに迷っていたら本当に世界を一周できるのかと思われそうだが、旅立つ日はまだまだ先になるので、こういうことをうだうだ考えたいだけであり、決める時はいつも適当な勢いだし、旅立ってしまえば、どんな回り方であれ楽しめることは間違いないのだけど。




世界を多分一周するまでの間にうだうだ考えてることをまとめてます。↓



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