見出し画像

もう無理!真夏の停電で家の中が暑い時に涼しく過ごす5つの暑さ対策

真夏に停電が起きると、家の中の暑さは想像以上にこたえます。

エアコンが止まる。
扇風機も止まる。
冷蔵庫や冷凍庫も、少しずつ温度が上がっていく。

外に出れば涼しいわけでもなく、窓を開けても熱い空気しか入ってこない。

そんな状況になると、家の中にいるだけでも体力を奪われていきます。

第1記事では、真夏の停電でエアコンが使えない時に困ることとして、

・部屋の中に熱がこもる
・冷たいものが少しずつ使えなくなる
・スマホや小型家電の電源が不安になる

という3つを整理しました。

今回はその続きとして、真夏の停電で家の中が暑い時に、少しでも涼しく過ごすための基本対策をまとめます。

ここでは、いきなり商品を買う話ではなく、まず「何をどう考えるか」を整理していきます。

1. まずは水分と塩分を切らさない

真夏の停電時は、冷たさだけでなく水分と塩分を切らさない備えが大切です。

真夏の停電時に、最初に意識したいのは水分と塩分です。

暑い室内では、じっとしているだけでも汗をかきます。

「動いていないから大丈夫」と思っていても、体の水分は少しずつ失われていきます。

特に注意したいのは、のどが渇いてから飲むのでは遅い場合があることです。

環境省は、熱中症対策として、こまめな休憩や水分補給・塩分補給を呼びかけています。高齢者やこどもは熱中症になりやすいため、身近な人の見守りや声かけも大切です。

停電時には、冷蔵庫の中の飲み物を何度も取り出すより、常温でも飲める水や経口補水系の飲料、塩分を補える食品などを、あらかじめ分かりやすい場所に置いておくと安心です。

ただし、持病がある方や水分・塩分の制限を受けている方は、医師の指示を優先してください。

大切なのは、家族全員が「どこに水があるか」「何を飲めばいいか」を分かっていることです。

停電して暑くなってから探すのではなく、夏前に一度、置き場所を確認しておきたいですね。

2. 体を冷やす場所を知っておく

暑い時は、ただ冷たいものを持つよりも、体の熱を逃がしやすい場所を冷やすことが大切です。

一般的には、首まわり、わきの下、足の付け根など、太い血管が通る場所を冷やすと、体の熱を下げやすいとされています。

停電時に使いやすいのは、

・濡らしたタオル
・保冷剤をタオルで包んだもの
・冷却タオル
・凍らせたペットボトル
・水で冷やしたハンカチ

などです。

直接、氷や保冷剤を肌に長時間当てると冷えすぎることがあるので、タオルで包むなどして使いたいところです。

環境省の熱中症対策資料でも、エアコン等が使えない状況では、水シャワーや濡れタオルなどを使って体を冷却する方法が紹介されています。

また、停電時は冷たいものが限られます。

だからこそ、「何を冷やすか」だけでなく、「どこを冷やすか」を知っておくと、少ない保冷剤でも使い方を工夫できます。

保冷剤や濡れタオルは、首元やわきなど体の熱を逃がしやすい場所を冷やす時に役立ちます。

3. 風を作れる手段を用意しておく

エアコンが止まると、部屋の空気が重く感じることがあります。

湿度が高い日や、風が通りにくい部屋では、汗をかいてもなかなか乾かず、不快感が強くなります。

ここで大切なのが、風を作る手段です。

停電中はコンセント式の扇風機が使えない場合があります。

そのため、充電式の小型ファンや、乾電池式の扇風機、うちわ、扇子など、電源がなくても使えるものを用意しておくと安心です。

もちろん、風だけで熱中症を完全に防げるわけではありません。

でも、濡れタオルや冷却タオルと組み合わせると、体感的にはかなり違って感じることがあります。

たとえば、首に濡れタオルを巻いて、うちわで風を送る。

冷却タオルに小型ファンの風を当てる。

日差しが入る窓のカーテンを閉め、部屋の中で少しでも涼しい場所に移動する。

こうした小さな工夫を組み合わせることが、停電時には大切です。

キャンプや外遊びで使う小型ファンやうちわ、日陰を作る工夫は、停電時の室内でも役立つことがあります。

普段から使っている道具ほど、いざという時にも慌てずに使えます。

4. 冷たいものを守る場所を決めておく

真夏の停電では、冷たい飲み物や保冷剤がとても貴重になります。

でも、冷蔵庫や冷凍庫を何度も開け閉めしてしまうと、中の温度が上がりやすくなります。

停電時には、まず冷蔵庫や冷凍庫の開け閉めをできるだけ減らすことが大切です。

よく使う飲み物や保冷剤を、クーラーボックスや保冷バッグに移しておくと、冷蔵庫を何度も開けずに済みます。

この考え方は、キャンプやデイキャンプと同じです。

外で冷たい飲み物や食材を守るために、クーラーボックスや保冷剤を使う。

その経験は、真夏の停電時にも応用できます。

ポイントは、停電してから慌てて探さないことです。

・クーラーボックスはどこにあるか
・保冷剤は凍っているか
・凍らせたペットボトルはあるか
・保冷バッグはすぐ出せるか

これを事前に確認しておくだけでも、停電時の動き方が変わります。

食品の安全については、停電時間や庫内温度によって判断が必要になります。

少しでも不安がある場合は、無理に食べない判断も大切です。

5. 無理せず涼しい場所へ移動する判断を持つ

家の中でできる対策には限界があります。

水分をとる。
体を冷やす。
風を作る。
冷たいものを守る。

それでも、室内の暑さが厳しい場合は、無理をしないことが大切です。

停電が長引きそうな時や、家の中で体調が悪くなりそうな時は、涼しい場所へ移動する判断も必要になります。

たとえば、停電していない地域の公共施設、商業施設、親戚や知人の家、自治体が案内する避難先などです。

特に、高齢者、乳幼児、体調がすぐれない人、ペットがいる場合は、早めに判断したいところです。

「まだ大丈夫」と我慢しすぎると、気づいた時には動くのがつらくなっていることもあります。

真夏の停電対策では、家の中で頑張る準備だけでなく、「逃げる選択肢」を持っておくことも大切です。

環境省は、暑さ指数や熱中症警戒アラートを確認し、涼しい環境以外では運動等を中止するなど、暑さから身を守る行動を呼びかけています。

停電時も同じように、無理をしない判断が命を守ることにつながります。

真夏の停電対策は、水分補給・体を冷やす工夫・風を作る道具・保冷の備えを組み合わせて考えることが大切です。

真夏の停電対策は、組み合わせで考える

真夏の停電で涼しく過ごすには、ひとつの対策だけでは不十分です。

水を飲めば大丈夫。
保冷剤があれば大丈夫。
小型ファンがあれば大丈夫。

そう考えるよりも、複数の対策を組み合わせる方が現実的です。

たとえば、

・水分と塩分をとる
・首元を冷やす
・風を当てる
・冷たいものを保冷バッグにまとめる
・無理なら涼しい場所へ移動する

このように、段階的に考えておくと動きやすくなります。

防災は、特別なことを一気にそろえるだけではありません。

家にあるものを見直す。
キャンプ道具を日常でも使ってみる。
家族で置き場所を共有する。
暑い日に実際に使ってみる。

こうした小さな準備が、真夏の停電時には大きな安心につながります。

まとめ

真夏の停電で家の中が暑い時に、少しでも涼しく過ごすための基本対策は、次の5つです。

1つ目は、水分と塩分を切らさないこと。
2つ目は、体を冷やす場所を知っておくこと。
3つ目は、風を作れる手段を用意しておくこと。
4つ目は、冷たいものを守る場所を決めておくこと。
5つ目は、無理せず涼しい場所へ移動する判断を持つこと。

真夏の停電は、起きてから考えるとかなり厳しいです。

だからこそ、夏本番になる前に、家の中でできることと、外に避難する判断を整理しておきたいですね。

次の記事では、停電時の暑さ対策グッズを選ぶ時に、どんな基準で考えればよいのかを整理します。

いきなり商品名から選ぶのではなく、自分の家族構成や住まい方に合う備え方を考えていきましょう。

※暑さ対策に使える道具は楽天ROOMでも整理しています

■前の記事を読む:

■次の記事を読む:


いいなと思ったら応援しよう!