母の生き方
今日は母の月命日
雨の降る一日
仏壇の前に佇む
私は母に近過ぎた
だから母のことを分からなかった
全てにおいて当たり前
当たり前すぎて
当たり前のことが分からなかった
友達が母のためにくれたメロンをお供えする
私も母のために買ってあった小玉西瓜を遺影の前に飾っている
今月はやけに賑やかだ
仏壇の前からは甘いメロンの香りが流れてくる
あなたの生きた証
目立たぬようにしていても
あなたはいつも人を照らしていた
自らが光を発して
どこにいても優しく包み込む
あたたかい太陽のように
今なら分かる
あなたの辛い気持ちを
病があなたをわがままにさせていたことを
もう少し早くにあなたの気持ちを気づけていたらと
私は後悔をする
ずっとずっと後悔をし続ける
でもあの時は分からなかった
あなたがそばにいてくれたから
私はあなたに甘えていた
肉体がなくなってみて初めて分かる
あなたは強い人
あなたの母がそうだったように
一筋の芯を持って生きていく
私もそうなりたいと願っている
あなたは今も私の前を歩いて
行く道を照らしてくれている
魂だけの存在になってもひかり輝く
私の支え
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