新商品は売れるのか?クラウドファンディングで失敗を防ぐ方法|特許出願で反応が変わる理由
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平成23年より桑名市で特許事務所を開業しております。
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弁理士の坂岡範穗(さかおかのりお)です。
今回は、「新商品は売れるのか?クラウドファンディングで失敗を防ぐ方法|特許出願で反応が変わる理由」をお伝えします。

1.新商品を検討しているが売れるのか?
新しい商品を考えたとき、誰もが不安になるのが「これ、本当に売れるのか?」という点です。
開発費をかけて、在庫を抱えて、売れなかったら大損となります。
特に中小企業や個人事業では、このリスクは致命的です。
そこで今、多くの企業が使っているのが
「クラウドファンディングによる“テストマーケティング”」です。
2.クラウドファンディングは最強の事前テスト
クラウドファンディングは、単なる資金集めではありません。
市場の反応を事前に確認できるツールです。
例えばこうなります。
(1)クラファンで反応がなかった場合
・市場ニーズが弱い可能性が高い
・コンセプトや価格の見直しが必要
・本格投入前に軌道修正できる
これにより大きな損失を防げます。
(2)クラファンで反応があった場合
・市場ニーズありと判断できる
・初期顧客を確保できる
・量産・販路拡大の判断材料になる
これによって自信を持って投資できます。
実際、弊所の顧客にクラウドファンディングの受注だけで初期投資を回収できるよう、ビジネスモデルを設計する人がいらっしゃいました。
3.クラウドファンディングで成功する3つの要素
では、どうすればクラウドファンディングで反応が取れるのか。
私はマーケティングの専門家ではありませんが、およそポイントは次の3つと思います。
(1)人が欲しがるもの(ニーズ)
これは当たり前ですが一番重要です。
・困りごとを解決しているか
・既存商品と差別化ができているか
・ターゲットが具体的か
「自分が作りたいもの」ではなく「人が欲しいもの」ですね。
(2)よいランディングページ(伝え方)
同じ商品でも、見せ方で結果は大きく変わります。
・ベネフィットが一瞬で分かるか
・使用シーンがイメージできるか
・信頼感があるか(実績・レビュー・開発ストーリー)
LPは営業マンそのものです。
(3)“安心して買える理由”(←ここが抜けがち)
ここが意外と重要です。
・本当に届くのか?
・ちゃんとした商品なのか?
・故障時の対応はきちんとしているのか?
人は「良さ」だけでは買いません。
“安心”が最後の決め手です。
4.さらに反応を上げる方法=特許
実は、先ほどの“安心”を確かにするために効いてくるのが特許です。
(1)「特許出願中」は強い
クラファンページでよく見かけるこの表記
「特許出願中」
これは単なる飾りではありません。
技術的な裏付けがあると感じる
他社に真似されにくい印象を与える
商品の信頼性が上がる
といった効果があります。
(2)「特許取得済み」ならさらに強い
審査を通過した=客観的評価ありとなり、技術の独自性が証明されています。
法律の文言どおりですと、日本国が世界でただ1つの技術と認めたわけです。
このため、BtoBでも評価されやすくなります。
そして、購買の壁を越える「最後の一押し」になる可能性があります。
5.実務的ポイント
ただし注意点もあります。
出願前に公開すると新規性を失う可能性があるので、クラファン前に出願しておくのが基本です。
また、特許を取得していないのに「特許取得」と記載すると虚偽表示になりますので、表示の仕方にも配慮が必要です。
「クラファン前に知財」これを忘れないようにしてください。
6.まとめ
新商品で失敗しないためには
・クラファンで市場をテスト
・ニーズ+見せ方+安心を揃える
・その“安心”を特許で補強する
といったことを検討されてはいかがでしょうか。
クラファン前の特許戦略で、結果は大きく変わります。
この記事が御社のご発展に寄与することを願っております。
坂岡特許事務所 弁理士 坂岡範穗(さかおかのりお)
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