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母に合った介護施設を探す

ご訪問いただき、ありがとうございます。

次第に認知症が進んできました。
このままでは母だけでなく、私たちの生活も成り立たなくなります。
手遅れにならないうちに介護施設を調べることにしました。


母に合った生活環境は?

まずは母に合った施設とはどのようなところか、どんな環境だと楽しい生活が送れるのかを考えました。

■会話を楽しめる、明るい雰囲気
 母は人と話すことが大好きです。
 会話を楽しむことで明るく、活き活きとした生活
    が送れます。
 入所されている方の多くが同世代の女性で、認知症の度
    合いも同じくらいの方が多いのが理想です。
 働いでいるスタッフさんも入所されている方にやさしくお声がけ
 しているか、スタッフさんも話しやすい雰囲気であることも
    重要な条件です。
■生活の質
 ・レクレーションやイベントが多いこと
  認知症になってから介護で精一杯、ずっと時間に追われていました。
  散歩にはたまに連れで行ってあげるものの、外食やドライブなどは
  連れて行ってあげることができず、楽しいイベントを準備してあげる
  ことができませんでした。
  デイサービスのようにみんなでイベントを楽しみ、和気あいあいと
  過ごせたら、幸せです。
 ・バランスの良い食事
  母は好き嫌いはありませんがバランスのよい食事が提供されているか、
  メニューの確認が必要です。
 ・清潔であること
  施設の中が清潔であるか、見た目もそうですが不潔な状態ですと感染症
  が起こりやすくなります。
  高齢になると免疫力も低下するため、見学の際は、よく見ておかなけれ
  ばなりません。
 ・入浴回数
  お風呂好きの母。少なくても1日おきには入浴をさせてあげたいです。 
  気分転換にもなり、清潔でいられます。

入所にあたっての重要条件

■立地
  何かあった場合、私たちがすぐに行ける場所でなければなりません。
■生活保護者の受け入れ可
  生活保護者の受け入れが可能か。
  施設の月額費用が生活保護費内で抑えられるのか確認も必要です。
■介護体制
  スタッフさんの人数はどのくらいか。
  夜間は何人ぐらいでどのような運用(数時間おきに部屋を巡回等)をして
  いるか。
  また緊急時にはどのような対応をされるかも把握してしておかなければな
  りません。
■病院との連携
  月に何回往診があるか、体調の急変があった場合の処置なども確認です。
■住民票は施設に移せるのか
  施設は、これからの住まいになります。
  今後、住民票を施設に移し、何か手続きをする際は施設の住所を記入して
  問題ないか確認しておきます。
■将来の変化に対応できるか
  更に認知症が進んだら、身体が不自由になったら、入院したら、看取りはできるのか。
 退所を命じられるケースはどういう場合かなど、将来的に起こりうる課題に関して確認しておきます。
■待機状況
  近い将来、入所が想定されますので何人くらい待っているのか、待機の状況も確認です。

上記の確認事項を踏まえて妻とともに施設を探すことにしました。

施設の情報を収集

まずは地域包括支援センターから頂いた『介護サービス事業者ガイドブック』、加えて厚生労働省の『介護事業所・生活関連情報検索』ページ、そして老人ホーム検索サイト『みんなの介護』で近隣の施設を探しました。

そして施設の比較表も作成しました。
ネットで分かる情報として施設名、住所、電話番号、そして入所費用、月額、入所者さんの男女比率、職員数、看護の情報。
そして見学に行ったあとに「施設の雰囲気」や「生活の質」、「生活保護者の受け入れ」など私たちにとって重要な情報を書き込むことにしました。
そして総合的に感じたイメージも書き加えることにしました。

さっそく施設を見学!!

候補となる施設を精査することができたため、見学に行くことにしました。
母が住んでいる地域は介護施設が多いので本当に助かります。

父も義父も晩年期はからだを壊し、介護サービスの力を借りざるを得ませんでした。
ところが近くに利用できる施設が少なく、大変な思いをしたことを今でも覚えています。

さっそく候補となる施設に連絡して、見学に行くことにしました。
施設では説明を受けながら、事前に準備していた重要事項を確認しました。

ネットでは掲載されていない情報も、たくさん把握することができました。
当然ですがほとんどの施設長は、人当たりがよく、温厚で質問に関しても的確な回答してくれます。
「この人なら安心してお任せできる」と印象付けられます。

しかし、スタッフさんの様子は施設によって違います。
どの施設も、いつも忙しそうです。
ネットの情報では職員は多いはずなのに。

機械的に作業され、入所されている方にお声がけをしているところなど
見られない施設もありました。
さらに私と妻が部屋に入って来ても挨拶一つしない施設も。
とても冷たい印象を受けました。

スタッフさんの態度も問題ですが、一人当たりの仕事量や人数を調整しているマネージメントにも問題があると感じました。
挨拶のない施設のスタッフさんには時間にも心にも余裕が無いようでした。 
残念ながら、このような施設はレクレーションや清潔な環境の維持などは
期待できません。

また、からだが不自由になると関連した違う施設へ移されてしまうところもありました。
これではせっかく施設で仲良くなった方と別れなければなりません。
寂しい思いをするばかりか、環境も大きく変わってしまうため、認知症には悪影響と思いました。

途中からはグループホームに絞って見学するようになりました。
広い共有スペースで、みんなで食事をしたり、会話を楽しんだり、レクレーションをしたりと・・・寝る時間になったら、自分たちの個室へ戻ることができます。まるで毎日、デイサービスに居るようです。
スタッフさん、入所されている方といつも触れ合うことができて、寂しくなることはなさそうです。

ありました、ありました、母に合った施設!!

いったい妻と何軒くらいの施設を回ったでしょうか。
その中でとても気になった施設がありました。
スタッフさん全員が明るく、常に入所されている方にお声がけをしています。
みんな、とても楽しそうです。
壁に貼ってあるスケジュール表を見ると毎日のように何かしらレクレーションがあります。
クリスマス会や誕生日会などの催しも。
また施設長の話では車でお花見へ行ったり、動物園にも連れて行ってくれるとのこと。
生活保護者の受け入れ、介護体制、看取り、住民票の移動・・・心配していた諸々の条件をすべてクリアしていました。

私も妻も意見は一致!!
入所するなら、ここしかありません!!

しかし残念ながら施設長の説明では、今は満床で待ちの状態とのことでした。
すぐの入所は考えていませんでしたので、「空きが出るまで待ちます」と回答しました。

次は母に見学してもらうことにしました。

母にも大好評!気に入ってくれました!!

母は実家から離れることなど考えてもいませんし、上手に説明しないと『
そんなところには行きたくない』と言いかねません。

ちょっと心苦しいのですがデイサービスはとても気に入っているため、
「デイサービスは、お迎えに来る日を覚えていなきゃいけなし、支度も大変だよね」
「実は、行ったり来たりせずに毎日デイサービスいるみたいなところがあるんだ」
「一回、見に行ってみる?」
と切り出すと。
「え~っ、そんなところがあるの?」
「ちょっと見たいわ」
と母。とても前向きです。
施設長へ連絡し、見学の日を決めました。

施設に到着すると早々、二人のスタッフさんがお出迎え。
「どうぞ~」、
「よくいらっしゃいました~」、
「今日は暑いんで大変でしたね~」
と明るく声をかけてくれます。
母はとてもうれしそうです。
笑顔で
「今日はよろしくお願いします」
と答えました。

施設に入ると皆さん、他のスタッフさんが入所されている方たちに折り紙を教えていました。
「折り紙は好きですか?」
とスタッフさんに聞かれると
「折り紙はよくやりました」
と母。
私も家にたくさんの折り紙と折り紙の本があることを説明しました。

壁にはクリスマス会やお花見などのイベントの写真が貼ってあります。
みんな笑顔、楽しそうです。
「みんなで花見に行くの?」
と母。
「そ~なんですよ。近くですけど、お花がきれいなところがあるんです」
「車に乗って行くんですよ」
とスタッフさん。
母は興味津々で話を聞いていました。

そのあと、お部屋を見せて頂きました。
ベットがあり、テレビやタンスも置かれ、大きな収納があります。
「何かあればいつもスタッフがいるので、声をかけてくれればお手伝いしますよ」
一人暮らしの母はホッとしたような顔になり、
「いつも相談できる人がいるなんて安心ね」
と母。

自分ばかり介護で大変な思いをしていると思い込んでいました。
母自身も実家で一人で居ることに相当なストレスがかかっているとは気がつきませんでした。

ひととおり、施設を見学させて頂き、これで終了しました。
「いいところね。ここはとてもいいわ!!」
と母。
施設長には、母はここがとても気に入ったことを報告しました。
帰りに契約書にサインをして空きが出たら、連絡を頂くようお願いしました。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
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よい施設を見つけたあと…すぐにでも入所しなければならない事態が発生します。
次回をお楽しみに!!

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