日本の衰退の真因は「ピカソ」と「中村修二」が足りないこと。
この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:サナエノミクスだとか、ニューアベノミクスとか言ってるけれど、日本経済30年の低迷は「能力不足」にほかならない。教育体制や中身もそうだが、天才たちをダメにする「同調圧力」のせいだ。
「ピカソ」が足りない日本
ピカソは「同じ絵は描かない」と言いました。

いろいろな解釈があるようですが、僕の解釈はこうです。
「自分が成長できないような、繰り返し作業、頭の使い方はやらない」。
鬼のような向上心を持ち、一秒も人生をゆるがせにしないピカソならではの、信念であり態度だと思うんです。
同じ筆使いをするデッサンなど絶対にやらないし、人に頼まれてもう一つ同じ絵を描くなどのリクエストには激怒して拒否するピカソ、そんな様子が目に浮かぶのです。
そもそも、同じ絵などは描けませんよね、天才ゆえその時のピカソの感性は変わるだろうし、絵を取り囲む空気も変わるからです。
実際、ピカソはこんなことを言っています。
ピカソ:「生きて、同じ日など1日だってないのだ。同じ絵を描いて何になる。死ぬその時まで、新しい絵は生まれ続ける。それが私の必然だ
「中村修二」も足りない日本
狂ったように、上を目指し、自分を高めようとし、時に周囲との摩擦や世の中のルールなど無視して、一人突っ走る。
ピカその他にもうひとりいます。
それは青色発光ダイオードの発明者、中村修二博士です。

青色発光ダイオードでノーベル物理学賞に輝いた中村先生は、会社で会議にもでず、電話にもでず、ひたすら青色発光ダイオードの研究に没頭し、ついに完成したものの、会社からは5万円の報酬しかもらえませんでした。
これを不服とし、8億円の訴訟を勝ち取った中村先生でしたが、欧米では100兆円くらいの価値になります。
天才を、特殊能力を持った人材を、特別扱いしないから、お互い不幸になるんです。
ピカソはわがままを通せる我の強さと、周囲の畏怖に満ちた理解が、彼の向上心を応援したのでした。
纏足経済にあえぐ日本
ピカソも中村修二もいないから、日本はダメなんだ。
そうでしょうか。
僕は知っていますよ、あなたの中にピカソがいて、中村修二
がいることを。
でも、知らず知らずのうちにあなたは周りのフツーのお友達や先生からの「同調圧力」に屈して、フツーになっちゃったのです。
思いあたるでしょ?
国勢調査が最近嫌がられていますが、そんなのやめて、国際調査員の代わりに「天才発見員」を全国の学校に派遣し、あらゆる分野の逸材を発見し、特殊学級に入れて、自由に育てましょう。

じゃないと、あなたみたいに、小学校の時に異常な算数のパフォーマンスを見せたけれど、他の生徒の進度にあわせるうちに、纏足のように能力の成長を無理やりトメられてしまいました。
これでは、国家の成長などありえません。

経済は結局、個人の能力であり、それをいかに活かすかにかかっているんです。
野呂 一郎
清和大学教授
