【放送内容要約】NHK「おはよう日本」で特集!見逃した方にもご紹介します!
はじめましての方も、いつも応援いただいている皆さんも、こんにちは!
のろし代表の峯川と申します。
私たち「のろし」は、千葉県市原市を中心に活動している若者有志による地域活性化団体です。2017年の設立後、現在では約30名のメンバーが学校や仕事と掛け持ちしながら、主に週末に、月に1~2回の頻度で市原に通いながら活動をしています。

主な活動として、市原を縦断するローカル線・小湊鐵道のトロッコ列車を貸し切り実施しているトロッコ成人式イベント「市原はたちトロッコ」や、「理想の自習室」の運営、南市原にある鶴舞地域での地域交流活動、さらに市内の様々なイベント等のお手伝いなども行なっています。



そんな私たち「のろし」のコンセプトは
ズバリ・・・ “福業” です。
「地域の課題解決」と「若者の自己実現」を両立させた活動を、のろしでは “福業” という造語で表現。メンバーそれぞれが様々な “福業” を考え、地域の方々に支えて頂きながら小さく実践しています。

ただのボランティアではなく、“福業”を通じて、若者一人一人が「しあわせ」をつくっていけたら・・・。その結果、地域の人たちも「しあわせ」になっていくのではないか。そんな志のもと、活動8年目を迎えました。

そんな私たちの活動が、2024年12月25日(水)に放送されたNHK総合テレビ「おはよう日本」にて特集されました!

放送内では、「地域の課題解決と、若者の夢を同時に実現させることを目指した活動」ということで、「のろし」の活動を5分間、丸々取り上げて頂きました!

全3日間にわたり、のろしの様々な活動シーンを撮影いただき、とってもわかりやすく編集頂きました。NHKさん、そして担当頂いたディレクターさんには、本当に感謝でいっぱいです。

この記事では、放送内容を振り返りつつ、放送ではお伝えしきれなかった内容も含めて、皆さまに改めてご紹介をさせて頂きます!

残念ながら、放送のアーカイブは配信期間終了のため見れなくなっていますが、少しでも放送内容を皆さんと共有できればと思い、記事にまとめてみました。

よろしければぜひご一読いただければ幸いです。それでは、早速振り返っていきます!
★放送内容要約
冒頭、12月14日に小湊鐵道・上総鶴舞駅の駅前で行われたイベントのシーンから番組はスタート。

同イベントに出店し、野菜の販売を行なっていたメンバーの澤井君が紹介されました。彼は、2024年7月に埼玉から市原に引っ越してきた移住者であり、農を通じたコミュニティづくりを志して活動しています。

そんな彼の思いや、市内の耕作放棄地を借りて、野菜づくりに取り組んでいる活動の様子をインタビュー頂きました。その中で、彼の活動は「耕作放棄地」という地域課題と、「将来は農で生計を立てたい」という若者の夢が掛け合わされて誕生した、ということもご紹介頂きました。

次に、市原市の現状及び課題について解説。10年前と比較し、人口が13,000人減少し、その半数が若者だということで、市原は若者の人口流出が課題となっているという紹介がありました。

また、当団体の活動の課題として、市内在住者の参加者が少ないという点も取り上げられました。市民が少ないがゆえに、市原ならではの課題やニーズを発見したり、深掘りするのが難しいという課題があります。

そうした課題を解決するために、2023年夏から「若者応援プロジェクト」という事業を、市原市が主催し、当団体も協力しています。このプロジェクトは、主に市内の高校生や大学生などを対象に、彼ら・彼女らが行政に求めていることを考え提案する取り組みです。

そして、「若者応援プロジェクト」で出された提案をもとに事業化された「理想の自習室」が、特集の終盤で取り上げられました。ここは、当団体が市原市役所より委託を受けて運営している若者たちの居場所です。

番組内では、「理想の自習室」の提案者であり運営メンバーの一人でもある、市内在住の高校生・市原さんのインタビューが放映されました。

JR五井駅前にある複合公共施設「サンプラザ市原」の10階に開設された「理想の自習室」は、「列車の待ち時間」という課題と、「勉強できる場所が欲しい」という若者たちの希望を掛け合わせて開設された場所である旨を紹介頂きました。

こうした活動を通じて、「地域の困りごとをただ解決するだけではなく、若者たちが自分のやりたいことを掛け合わせて活動を作ることが当団体で大切にしていること。それが、若者の活躍の場の創出という新たな価値を生み出している」という、当団体のスタンスもご紹介頂き、5分間の特集は終わりました。


放送で紹介された活動のご紹介
① 電車の待ち時間 × 勉強できる場所「理想の自習室」
JR五井駅直結の複合公共施設「サンプラザ市原」10階の生涯学習センターを会場に実施している「理想の自習室」を取材頂きました。

「理想の自習室」は、原則として毎週火・金曜日の16時から19時までオープンしています。予約や登録は不要、無料で誰でも利用することが出来ます。(保護者の方の見学も歓迎します!お気軽にお越しください!)

「理想の自習室」は、「学習スペース」と「交流スペース」の2つの部屋から構成されています。「学習スペース」は自習をしたい方向け場所で、約30席ほどの広い部屋が用意されています。

「交流スペース」は、勉強を教え合ったり、進路相談をしたり、他校の学生と交流をしたりするスペースです。

開設日には3人程度のスタッフが常駐しています。当団体の社会人メンバーがコーディネーターとして在籍しているほかは、市内の高校生や大学生が交代でスタッフをしています。

また、スタッフや利用者の声を聞きながら、毎月1回のペースで、交流イベントを実施しています。

2024年11月には、室内のガラスの壁に「キットパス」を使って巨大なクリスマスツリーをペイントするイベントを実施。


12月には、クリスマスイベントとして、大スクリーンでゲームをやったり、ボードゲームを楽しんだりしました。


こうして、勉強だけではなく、スタッフやほかの利用者と一緒に楽しみながら、学校以外の新たなつながりをつくれる。それが「理想の自習室」の魅力であり、まさに若者の居場所づくりだと思っています。

詳細は、「理想の自習室」のInstagram、もしくは市原市役所Webサイトをご覧ください。開設日は、月によって変更がある場合がありますので(土日も開設する日があります)、必ず事前にInstagramかWebサイトでご確認の上、お越しください。
チラシは以下です。チラシの拡大版(PDFファイル)はこちらをご覧ください。


② 若者応援プロジェクト

「若者応援プロジェクト」は、市原市役所が主催する若者向けのワークショップです。2023年からスタートし、毎年夏休み中に3~4日間の日程で開催されています。

市内の高校生や大学生などが集まり、いくつかのグループに分かれて、テーマに沿って話し合いを重ねます。2023年度は「若者の居場所づくり」、2024年度は「若者が夢や希望を叶えやすいまちの実現」というテーマが設定され、参加者それぞれが自身の実体験や、日ごろ感じる様々な課題を語り合いました。

ワークショップ最終日には、話し合った内容を提案としてまとめ上げ、市役所職員へ提案を行ないます。ただ提案して終わり・・・というワークショップも多い中で、市原市の「若者応援プロジェクト」では、その提案内容に、自分たちがどのように関わっていけるのかということも交えて提案を行なっています。言いっぱなしで終わらずに、当事者として関わり続けられる、それが大きな特徴です。当団体では、このワークショップ内で、参加した若者たちの伴走支援を行なうアドバイザーとして参画しています。

2023年度に行なわれた「若者応援プロジェクト」の中で提案された企画のひとつが、先述した「理想の自習室」であり、ワークショップの中で提案した高校生たちは今でも「理想の自習室」の運営メンバーとして関わり続けています。

若者応援プロジェクトについては、以下の市原市Webサイトをご覧ください。
チラシはこちらです。拡大版(PDFファイル)はこちらをクリックしてください


③ 耕作放棄地 × 農で生計を立てたい若者
番組の前半で紹介された、のろしメンバーの澤井くん。

彼は、「農を通じてつながりを育む」活動をすることを目的に、現在では「To Raise(トライズ)」という市民活動団体を立ち上げ、活動しています。

彼は、のろしの活動をきっかけに市原へ移住してきた、のろし初の移住組です。移住にあたっては、仕事を紹介したり、彼がやりたい活動の相談に乗ったり、市内のいろんなプレイヤーの方を紹介したり・・・といった形で、ここに書ききれないくらい、日常的に様々な伴走をしています(現在進行形)

・・・しかし、それはいわゆる「支援」とは少し異なると思います。市原に関心を持ち、移住してきた大切な「仲間」ですから、自分が志す生き方が出来るようになるために、話を聞き、可能な範囲でサポートする。息をするかのように、いつも近くに彼がいて、同じ時間を過ごす。ただそれだけの話なのです。

市原市・若宮地区で、テラスハウスのリノベーションを通じたまちづくりに取り組む若宮のキーマン・小野さんとのご縁を頂き、小野さんの運営するシェアハウスに住まわせて頂き、活動をお手伝いしながら、彼も自分の好きなことに挑戦できる。彼にはもったいなさすぎる環境を与えて頂いています。笑
※小野さんの活動は、以下もご参照ください
自分で団体を立ち上げて活動するという、まさに “福業” を実践する澤井君の活動を、ぜひ皆さんも応援お願いいたします!
④ 市原市鶴舞での活動
2024年12月14日(土)、小湊鐵道の上総鶴舞駅の駅前にて、地域の方々によるイベント「光と音の夕べ」が行われました。

普段の活動でもお世話になっている「鶴舞踊りの会」の皆さんが主催され、地域の方々と一緒にのろしも、毎年お手伝いをさせて頂いています。


上総鶴舞駅で行われている、地域の方々によるイルミネーションを見ながら、鶴舞の魅力を再発見することを目的に行なわれたこのイベントですが、今回も大勢の方にお集まりいただきました。


鶴舞での活動は、こちらのInstagramでも情報を発信していきますので、ぜひフォローください!
「のろし」の活動紹介(2025年1月版)
① 「理想の自習室」交流イベントのお知らせ
2025年1月5日(日)14時30分から17時まで、「理想の自習室」で交流イベントを実施します!

今回は、お正月にちなんで、ミニ書き初めとかるたを行ないます。
申込不要で、無料でどなたでもご参加頂けますので、ぜひご参加ください!
ミニ書き初め:新年の目標をミニ書き初めにし、お互いに応援メッセージを贈ります。作品を飾って持ち帰ることができるフォトフレームも用意しています。
かるた:日常の面白いこと、ちょっと残念なことなど、みんなの思いや「あるある」を集めてオリジナルかるたを作成します。かるたが完成したら、実際に遊んでみます。
また、1月は以下日程でオープン予定ですので、ぜひ「理想の自習室」をご利用いただければと思います。(平日は16~19時ですが、土日は14~17時と、オープン時間が異なりますのでご注意ください)
② クラウドファンディング実施中!
2025年4月20日(日)に開催する「市原はたちトロッコ」に向けて、運営資金を募るクラファンが年末からスタートしています!
ただ支援するだけではなく、支援者の皆さんが様々な形で「市原はたちトロッコ」に関わることが出来るというのが、今回のクラファンの特徴です。

例えば、はたちトロッコ出発時に、五井駅のホームにお越し頂き、手旗を振りながらトロッコのお見送りに参加できるチケット(リターン番号:E )や、参加する若者たちへのお祝いのメッセージをカードに記し、若者へ届けられるというプラン(リターン番号:C もしくは D)など、様々な形で、皆さんの「若者たちを応援したい!」という気持ちを、若者へ届ける手段をご提案させて頂いています。

詳細は以下サイトをご覧ください。皆様のご支援へのご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。
③ 5年目の「市原はたちトロッコ」開催決定!
先述の通り、2025年4月20日(日)に「市原はたちトロッコ」(はたトロ)の開催が決定いたしました。コロナ禍で始まった「はたトロ」も、おかげさまで5年目を迎えることが出来ました。

今回から、参加対象者を18歳から20歳までに拡大することになりました。成人年齢が18歳に引き下がりましたが、「18歳をお祝いする機会って、世の中に少ないんじゃないか…」そんな私たちなりの問題意識があったためです。

加えて、「はたトロ」はただのイベントで終わらせず、「理想の自習室」をはじめ、若者が市内の様々な地域活動に取り組むきっかけを作っていきたいと考えています。

そう考えると、多くの参加者が大学3年生に進学し、就活等が本格化するタイミング(=20歳)ではなく、高校を卒業し進学や就職をするタイミング(=18歳)に地域と出会ってもらう。そのほうが、本事業の趣旨に合うのではないか。そんな考えもありました。

また、昨年好評だった、18~20歳の参加者が、家族や親友など「大切な人と一緒に参加できる」という参加方式も、今回も継続したいと考えています。

人生の節目のタイミングで、大切な人と一緒に時間を過ごす。素敵な思い出が、市原でつくられる。たった一日だけですが、若者やその大切な人たちの人生の一ページに、市原の風景や出会った人々の人情が刻まれる。これってとっても素敵なことだと思います。

今年もきっと、満開の菜の花が、若者たちの門出を祝ってくれることでしょう。まだ少し先ですが、ぜひお知り合いの18、19、20歳の方に、お知らせ頂けますと幸いです。市原市以外の方も、全国どこからでもご参加頂けます。

チラシはこちらです!


最新情報は、「市原はたちトロッコ」Instagramをご覧ください!
・・・長くなりましたが、最後までご覧くださりありがとうございました!ここまで読んでいただいた方は、きっと相当「のろし」に興味を持っていただいている方だと思いますので(笑)私ののろしへの思いを、書き連ねていきたいと思います。よろしければご一読ください。
“福業” という言葉を言い始めて7年。当初は「宗教なんじゃないか」と怪しまれることもありましたが(笑)まさか、NHKで特集される日がくるとは、夢にも思っていませんでした。(何かの企画の抱き合わせで取材頂くことくらいは、あったら嬉しいなあ~とは常日頃思っていましたが笑)
全ては、私自身が学生時代に鶴舞の方々に教えて頂いた「学び」、そして就職して社会人生活を送るようになってから感じた「違和感」が出発点です。
・何のために働き、お金を稼ぐのか
・何のために生きているのか
・しあわせな人生ってなんだろう・・・
そんなことを考えた結果、「生きがいは自分でつくれるんじゃないか」という考えに至りました。
一方で、学生時代から活動させて頂いている鶴舞地域では、
・人が少ない
・若い人が来てくれるだけでうれしい
・昔からある大切なものの価値が失われかけている、無くなろうとしている
そんな課題感をずっと感じていました。
加えて、東京で働く私も、時間さえあれば、そんな鶴舞の皆さんの力になりたい。でも時間が無い。そもそも関わるきっかけもない・・・。
そう思った時です。
そうか、自分がつなぐ役割を担えばいいのだ。
そうひらめいたときの感動とワクワクは、今でも忘れられません。
地域と都会、それぞれでモヤモヤしている人はいる。そのモヤモヤが、危険信号のように僕には見えました。
そのモヤモヤした煙のようなものを、つなげることができれば、ともにWIN-WINになれる。そのつなぎ役となる母体が必要だ。
そうして、「モヤモヤした煙」をつなげて、「人生ののろしを上げる」という意味で、「のろし」という団体が生まれたのです。
2021年に、「市原はたちトロッコ」を初めて開催した時。あの日以来、のろしの活動には「若者」というキーワードが新たに加わりました。ですが、やっていることは、昔も今も、変わりません。一人一人が抱えるモヤモヤと、地域のモヤモヤ。それをつなげる存在が「のろし」なのです。
のろしの目標は、 “福業” という言葉が当たり前に広まった時代を作ること。
仕事でも趣味でもない、ボランティアでもない。それらの中間にある概念が “福業” だと思っています。
先行きが不透明なVUCA(ブーカ)な時代だとよく言われていますが、なおさら、「自分の生きがいは、自分でつくる」ことの必要性は高まっていくと感じています。
そんな考え方に共感し、仲間になってくれる若者たちが、今では少なく見積もっても年間60人ほどいます。インターネットで「のろし」を知り、連絡をくれる若者たち。市原に来て、長く続く人もいれば、数回で終わる人もいる。でも、それぞれが問題意識を抱え、「市原なら何かできるかもしれない」そんな可能性を感じてくれているのです。
移住でも観光でもない、その中間の概念として「関係人口」という言葉を総務省が提唱しています。人口減少社会において、「関係人口」を増やすことが、持続可能な地域づくりに必要だというわけです。
市原市も、関係人口創出に少しずつ力を入れ始めていますが、様々な入口で、多様な人々が市原に関わるようになったらいいと願っています。
私たちのろしは、これからも、「しあわせ」を考える「若者」たちが集まる場として、活動を続けていきます。
「しあわせ」に正解はないのです。時間をかけてつくられていきます。
人に与えられるだけではありません。自分で作っていくこともできます。
そんなマインドの若者たちが、これからも「のろし」に、そして市原に、集まり続けてくれることを願っています。
さあ、皆さんも、人生の「のろし」をあげませんか?
2025年1月1日
のろし 代表 峯川大

