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人生の再編集、二拠点生活との関係 (日比二拠点生活のお話:第84回)

周回遅れの独身オヤジが始める「再編集」です

 やや自虐的な話ですが、私は常々「自分は同世代の人と比べて『周回遅れ』だからなぁ」と自分自身を卑下することがあります。それは「標準的な、50代の日本人男性」に備わっている要素が足りないと感じているからです。他人と比べるということ自体、賛否あると思いますが、「自分の位置」を確かめるには都合のいい「比較対象」でもあります。

 しかし、そんなことを考えてもむなしくなるだけ。それならば、周回遅れから脱却すればいいだけの話。もちろん、これがどれだけ大変なことかは、私自身がよく知るところですが、ただ闇雲に走り出したところで、人生の周回遅れを取り戻すには、莫大なエネルギーを必要とします。私が思うところの「標準的な、50代の日本人男性」が等速で進んでいるとしたら、私は数倍の速さで進まねばならないからです。若い頃ならわかりませんが、50代も後半に差しかかったオッさんには、危険な行為と呼ばれても仕方ないですよね。だからこそ、再編集を行う、というわけです。今回はこの「人生の再編集」と「二拠点生活」の関係も交えながらお話させていただきます。

ブースターもファストトラックもない。でも、まだ方法がある

 残念ながら、もはや私には前述の通り、「標準的な、50代の日本人男性」に追いつくための手段ともいえる、ブースター(加速装置)もファストトラック(最速の道)もありません。奇跡が起こるかもしれませんが、奇跡を期待している間に、時間はどんどん過ぎてしまいます。「このまま周回遅れを受け入れるしかないのか?」私と同じ心境の方なら、この「諦め」が脳裏に何度も浮かんだことがあるかもしれません。

 答えは「いな」!指をくわえ、ただ周回遅れを憂う必要はありません。手段はまだ残されています。その一つが「人生の再編集」だと思っています。

 周回遅れは客観的なデータ(統計情報)に基づく事実。例えば、婚姻率や持ち家率、進学率などを元に、私(たち)が勝手に「一喜一憂」しているだけだと言えばその通り。ならば「視点を変える」というのも一つです。結婚していないのなら、家族に縛られることもないでしょうから、自由を謳歌できる、と考えることができますし、持ち家がないのなら、代わりに住宅ローンを背負っていないともいえますから、自由に使えるお金が多いともいえます。学歴?まさか卒業したら、そこで学習機会は終わりだと思ってますか?むしろ学習は卒業後から本格的に始まる、と私は考えています。

 加えて、歳を重ねた人であれば「経験」というアドバンテージがあります。私が始めた「人生の再編集」は、自身の経験をもとに組み立てています。その理由は極めてシンプル。新規で一から構築するより、経験という財産を活かすほうが「手っ取り早い」から。もちろん、学習を続けることは大切ですが、それは人生の再編集というよりは、「知識という武器」を補強する手段です。

思い切って環境を変える。移住?往復?

ここは個々の選択次第。正解は1つだけではありません

 ここまでは「再編集」という切り口でお話したのですが、思い切って生活の場、生活ステージを変えるというのも、一つの再編集。あるいは軽いリセットという解釈もできます。実際、海外旅行へ行くだけでもリフレッシュできるという方は少なくないと思います。

 海外移住はまさに「生活ステージをリセットできる環境」だと思います。実際、海外移住される方の中の一定数は、そうした思いでいらっしゃるのだと思います。あるいは老後は支出を抑えられる海外で、というケースもあるでしょう。ただ、これについては以前もお話した通り、円安と物価高の影響で、海外での生活が困難になっている方もいらっしゃるようで、泣く泣く帰国、というお話も伺っています。先のことを予測するというのは難しいことではありますが、ある程度の「想定」は大切なようです。

 他方、私が以前からお話している「二拠点生活」は、往復の回数が増える分、コストが増しますが、反面、いざとなれば日本に戻るという形にしています。移住と比べ、中途半端な滞在になるのも事実ですが、日本とフィリピン、2つの国を行き来することで、互いの国の「風」を感じる暮らしに満足しています。

 いずれにせよ、個々の選択次第であり、正解は一つではありません。あなたの生活スタイルに合わせた手段を選ぶことが大切です。

まだ「序の口」。私は人生の再編集、上手く行きつつあるかも

 本格的に再編集に取り掛かったのは今年、2026年に入ってから。でも、7か月が経過し、8か月目に差し掛かった今現在、序の口と言えど、上手く行きつつあると「自画自賛」しております。

 ・noteの配信が増えたのは大きな成果

  今までであれば、つい二の足を踏んでいたり、自分のことを書くのに抵抗を感じていた私が、ここまでさらけ出して書いているのは初めてのこと。いくらライター人生十数年と言えど、自分のことは書いてきませんでしたからねぇ。でも、こうして配信出来ているというのは、自分にしてみれば大きな成果です。つまり、人生の再編集、上手く行きつつあるのかもしれません。

 ・(今までの経験をもとにした)新たなお仕事も始めます

  実は転職回数も多い私。先程は書いていませんが、しかも非効率な、「毎回キャリアチェンジ(この場合は職種の変更)」をしてしまったパターン。ですから常に平社員スタートでした(笑)。しかし、おかげでいろんな経験もできました。そうした、今までのお仕事の経験を活かした、新たなお仕事も加えることができるようになりました。真っ新まっさらな状態からスタートさせるのではなく、過去の経験をベースに、新たな仕事を始めるというのは、無駄なキャリアチェンジをすることなく、ショートカットで実践できる手段。これも人生の再編集の結果かもしれません。

後は「収入」という結果が伴うかどうか。頑張りますよ~

 まあ、結局はお金を稼げるかどうかが最大のポイント。どっかの大センセーが、本や講演などで「清貧」なんて「お題目」を唱えてますが、私に言わせれば「そんなわけないだろ!」。自らをリアリストとは申しませんし、地獄の沙汰も金次第なんてことも声高に申し上げませんが、あえて言わせてもらえば「清貧?バカも休み休みYeah(言え~)」って感じ。今からでも遅くはありません。人生諦めず、大いに楽しんでまいりましょう!そのためには、多少の知恵とお金が必要、ですよね?

次回予告:なに?マニラが俺を呼んでいる、だと?

 先に申し上げますが、かなり、私個人の妄想です(笑)。

 今年はこのままだと、マニラ”素通り”のフィリピン滞在になりそうな私。もちろん理由はあるんですよ。飛行機の乗り継ぎはマクタン・セブ空港の方がしやすいとかね。そうなると余計に「マニラ行きたい」という衝動が…。でも、何しに行くの?なんて思ったら、ある夜「マニラが俺を呼んでいる」なんて夢を見ることに…。ということで次回「なに?マニラが俺を呼んでいる、だと?」。どうぞお楽しみに!

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