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フィリピンのお酒はビールだけじゃない(日比二拠点生活のお話:第40回)

実は結構面白い、フィリピンのお酒の話

 日本にいますと、あまり馴染みがないのがフィリピンのお酒。日本の場合は4大ビールメーカーをはじめ、日本酒、焼酎などの大小さまざまな酒蔵がたくさんあるなど、独自のアルコール文化もあってか、フィリピンの酒造メーカーがシェアを増やす余地はほぼないのが実情です。

 しかし、ひとたびフィリピンに参りますと、これまた独自のアルコール文化があるわけで、しかも、結構興味深いものがあります。今日はそんなお話を、自身の体験と共にご紹介してまいります。

フィリピンのお酒と言えば「サンミゲル」だと思うでしょ?

 それは決して間違いではありません。フィリピン国内シェア約90%を誇るビールメーカーと言えば「サンミゲル(San Miguel)」です。日本人の「とりあえずビール」の感覚でいえば「とりあえずサンミゲル」って感じ。個人的にはフィリピンの暑さにフィットする「サンミゲルライト」が好きです。軽い口当たりは、アメリカの「バドワイザー」と比べてしまいます(私はどちらも好きです)。暑い日には軽めのビールが美味しいんですよね(詳しい話はのちほど)。

 しかし、今やサンミゲルと言えば「フィリピン最大級の多国籍複合企業体(コングロマリット)」という存在の方が大きく、現在リニューアルが進められているニノイ・アキノ国際空港(通称NAIA)はサンミゲルが主体で進められています。

 そんなサンミゲルですが、実は販売量でいうと、世界第12位。それでもすごい話ではあるのですが、フィリピンの酒造メーカーで世界第12位なんて、まだ序の口だとしたらどう思われますか?

実は「世界一」が2社も!どうなってるの?!フィリピン?

 ウソではありません。最新のデータでは入れ替わっている可能性もありますが、世界一の生産量・販売量を誇る酒造メーカーが2社もあります。

世界一のブランデーメーカー「エンペラドール」

 ねっ、意外でしょ?フランスのメーカーかと思いきや、まさかのフィリピンとは…。ブランデーと言えば「コニャック」(フランス・コニャック地方)が有名かもしれませんが、生産量・販売量で言いますと、エンペラドールが「ぶっちぎり」らしいです(笑)。

そういえば、フェスティブウォークの近くにエンペラドールのブランデー博物館がありましたね。次回は必ず行かないと(笑)

世界一のラムメーカー「タンドゥアイ」

 なんと、ブランデーだけじゃないんですよ!世界一の生産量を誇るラム(ラム酒)メーカーは「タンドゥアイ」これもフィリピンのメーカーです。主にダークラムと言われる、琥珀色のラム酒が商品の中心です。ラム酒というと、中米辺りのメーカーが世界一かと思いきや、これまた意外でしょ?

とにかく安い!びっくりするほど安い!

 たぶん、この話を読めば「ああ、世界一になる理由、わかる気がする」となりそうですが、驚くのは生産量以上に、現地フィリピンでの価格。

 もっとも一般的なラベルのエンペラドール(750ml)であれば、100ペソ(約270円)から。誤字ではありません。100ペソです。スーパーではもう少し高い場合もありますが、フルサイズのボトルで100ペソですよ、旦那!

 ちなみにタンドゥアイは、もう少しだけ高くて、だいたい140~180ペソ(約380~490円)。これだって驚く安さですよ、旦那!

気になるお味は?(私の試飲レポート)

 と申しましても、私が飲んだのは以下のお酒。

 ・サンミゲルライト
 ・サンミゲルペールピルセン
 ・タンドゥアイ

 いずれもホテルないしはコンドミニアムで飲みました。

 「サンミゲルライト」は暑い日におススメのライトビール。350mlで54.50ペソ(約147円)でした。意外にも少々お高め。日本では350mlのビールが200円程度ですから、4分の3といったところでしょう。ちなみに、500mlをセブンイレブンで買ったところ、108ペソ(約292円)と、日本で買うビール並み。コンビニ価格はやや高いのですが、どうやらフィリピンで飲むビールは高価なお酒となりそうです。

 「サンミゲルペールピルセン」は、昨年の渡航時に飲んだもの。記録がないのですが、確かコンビニで350ml 70ペソ(約189円)だったと記憶しています。ただ、ライトもペールピルセンもほぼ同じ価格なので、スーパーで買えば350mlで54.50ペソ程度だったかと思います。気になるお味ですが、ライトよりはコクがあるものの、やっぱり軽いかもしれません。

 実は日本人観光客の中には、軽いビールがあまり好きではないという方も少なくないようで、そういう方は日本のメーカーのビールを飲まれているようです。あるいはアルコール7度の「レッドホース」というハードなビールを飲んでいるようです。

 さて、ラム酒の「タンドゥアイ」ですが、私が購入したのはハーフボトル(375ml)で、お値段なんと76ペソ(約205円)!とにかく安い!気になるお味ですが、やや軽めですが、苦みを抜いたカラメル、あるいははちみつを思わせるフレーバーでとても飲みやすく、ストレートショットで半分以上飲んじゃいました(2日でなくなりました)。普段はこんなに飲まないのに…。

おまけ:地元の人はライムジュースで割るんですけど…

 私のように、ストレートショットで飲む人は少ないようで、たいていは砂糖入りのライムジュースなんかで割って飲むようです。飲みやすそうな気がする反面、悪酔いしそう…。ただ、コストパフォーマンスは高そうですね(笑)。いずれにせよ、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を。

次回予告:乗った!調べた!イロイロのジプニーは使える!

 すでにご紹介している話ではあるのですが、幸いにも、有益なサイトの検索に成功(大げさな感じですが)!イロイロシティのジプニーはズバリ「使えます」。ということで、乗ったときのお話をもう一度振り返りながら、改めてイロイロシティのジプニーについてお話したいと思います。次回もお楽しみに!

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