もらったパインアメでpolcaのワークショップを立ち上げるまで
Polcaワークショップ~PACを使った実践~
以前、ホリエモン万博の企画の一つとしてCAMPFIRE映画祭が行われ、そこでクラウドファンディングの講師をやったときに実際にクラウドファンディングのプロジェクトを作ってみるワークショップがあったけれども、そこで気が付いた反省を活かしてこのワークショップを組み立ててみる。
あの時はクラウドファンディングの中でも良いクラウドファンディングに共通するポイントを拾い上げて解説して、そこから「はい!作ってね!」ってやるとなかなか大変だってことに気が付きました。
というのも、あそこで作って公開するというのもなかなか勇気がいりますしね。
さらに、クラウドファンディングは経験上、本人が何が何でも諦めないと言うのが一番大事。諦めたらそこで終了。あがき続ける人でなければ、みんなが無理だと言ってもやってやると言うエゴの強い人でなければそもそも成功しないのではないかなと思います。
そんな反省点から
・小さな思いであっても、発信できるように
・自分のプロジェクトの価値を信じられるように
という二点は入れ込んで
さらに、この記事の冒頭に書いたように、polcaによって「自分が価値をつける喜び」なんてのもないと、彼らの夢が持続するのは大変なのではないか?と思ったので
・自分で価値のあるものと判断する
というのを入れ込むようなワークショップにしたいと思いました。
その結果、polcaワークショップはプロジェクトを発想して、それを形にして、お互いに支援し合うところまでやるワークショップになりました。
ただ、実際にpolcaで企画を作って、polcaで支援するとなると大きなハードルがありました。
というのも、今回の参加者の半分以上は未成年。
つまり、誰もクレジットカードを持っていないので、誰もpolcaで支援することができなかったのです。
そんなわけで、リアル仮想通貨PAC(すなわちパインアメ)を配布して、それによって評価をしてもらうというワークショップになりました。
その金額で支援する:1PAC
上乗せ支援する:3PAC
という指標決めて支援まで行うことに。
そもそもこのワークショップのはじめにアイスブレイクとして、なんでもバスケットをやっていました。
「自分の好きなもの」というテーマで、それが同時に好きであるという人たちには移動をしてもらうというルール。
これによって、大人も子供もごちゃ混ぜにゲームをしてもらいながら、自分の好きなものを共有して、それで人が動くという体験をしてもらいました。
今回のイベントタイトル名が「旅カフェ〜クラウドファンディングで旅した僕らの旅日記〜」ということで、実際にクラウドファンディングでお金を集めて旅をした旅行記の講演をした後、旅&クラウドファンディングクロストーク。
ここに一部の参加者を織り交ぜて、さらに主催者と参加者の境目が曖昧にする…..
という下準備をして、いざpolcaワークショップという流れだった。
まずは、5分ずつのインタビュー。お互いの興味のあること・面白いと思うところについてお互いの話を聞きあう。
ここで、PACを使って、リアルタイムに面白い話に対してパインアメを渡す、良いリアクションをしてくれたときにパインアメを送るようにした。
良い評価を生んだ人に良い評価が与えられる循環がそこでは起こる。
お互いの興味のあることについてのインタビューが終わった後、今度は自分たちの興味のあることでお金が欲しいもの、ちょっとチャレンジしたいなと思っていることについてインタビューし合う。
このインタビューが終わる頃くらいになると、パインアメを渡すことに誰も躊躇せず、東京証券取引所並みに取引が行われていた。
一番嬉しかったのは参加していた中学生が、投げ銭代わりに投げパインアメをプログラム関係なくいっぱい投げていたことです。
もらった人は違う誰かに投げていたり、大量に投げまくっていた彼が最終的に一番多くの人からパイン飴をもらっていたりしたのが面白かった。
良い循環が起こっている。
そして、立ち上がったプロジェクトがこちら。

ここで企画した後、実際に立ち上がったpolcaは現在4つ(一部、新しく作られたプロジェクトもあり)
15歳ポルカはじめました!よろしくお願いします!https://polca.jp/projects/KknjrsFBXSP
今高一です!学校で学べない経済学の本を買いたい!高校では学べないので、みなさんの協力で僕の知識の幅を広げてください!!https://polca.jp/projects/BsvuDZdxPDe
正直なところ、ワークショップでは素敵なpolcaがいっぱいあったので、是非ともみんな挑戦して欲しいです。
妹尾君は自分のやりたいプロジェクトをそのままやりましたが、彼以外のやつに関してはここで成功したらきっと自信を持ってプロジェクトを立ち上げてくれるでしょう。たぶん。
おわりに
日本銀行券と書かれた紙のそのものにどのような価値があるのか。
お金は「いろいろなものに交換できる」という価値、というよりかは多くの人が「いろいろなものに交換できる」と信じられているからこそ、今のような使われ方をしている。
ただ、一万円札であったり千円札を触ってみれば、なんとなく触り心地が良かったり、何かとても価値がありそうなデザインをしている。
お金が必要ないとかお金が必要とかそんな議論になったときに「日本銀行券」そのものの話をしていないのはあまりにもかわいそうだ。
パインアメでさえ、お金としての役割を担えたとなれば、きっと「日本銀行券」そのものに対して見つめる他なくなってしまう。
電子マネーや暗号通貨をはじめとして、「お金」そのものがバーチャルなものになってきている。
リアル仮想通貨はそのような時流に対して、あえて人がつながる範囲で「価値そのもの」を作っていく遊びによって、価値のあるものに対して、自分自身で価値を決めていくということ。
あえて、そこに立ち返り、「価値」や「お金」について、自分たちの物差しで決めて行くことによって、日本銀行券が「日本銀行券に使われている物体そのもの」として健全に評価されたら世界はどうなっていくのか。
私はそれを見てみたい。
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