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場面38-3:それぞれの“家庭のかたち”

朝の登園時間。
外国にルーツをもつ家庭のJちゃんは、日本語と母語が入り混じった言葉で、にこにこと「いってきます」。

別の部屋では、双子のKくんとLくんを連れてきた保護者が、少し疲れた表情で保育者に頭を下げる。
「昨夜も、ふたり同時に泣いてしまって……。」

午後になると、Mちゃんの保護者が、いつもより言葉少なにお迎えに来た。
何か抱えていそうな様子に、保育者はふと胸がざわついた。

そして夕方、担任の保育者は、子どもたちの園での姿を一人ひとり思い浮かべながら、
「家庭の数だけ、支援の形があるんだよね」と静かに話すのだった。

保育所における保護者の状況に配慮した個別の支援として正しいものは?

クイズ

家庭の問題に不安をもつ保護者は悩みを打ち明けられないこともあるが、家庭の状況は把握できないため、特に対応する必要はない。
⭕️

保育のポイント

保護者支援は、一方的に合わせてもらうものではなく、文化や価値観を尊重して成り立つ。
特に困難を抱える家庭では、不安や疲労が見えにくいため、寄り添う視点が重要である。

悩みを言えない保護者ほど支援が必要であり、保育者からの気付きと声かけが求められる。
また、園での子どもの姿を具体的に伝えることは、安心と信頼につながる。

保育者は、子どもだけでなく保護者にも寄り添う存在である。


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