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ノルゾウ勉強会🐸

【リミポ決算レビュー】
BTCトレジャリーが決算ぶっ壊した件について
自分用のメモとして、リミポ決算をノルゾウが噛み砕く🐸

再エネ&蓄電+BTCトレジャリーという“ハイブリッド銘柄”の今。

ノルゾウですぞ🐸
結論から言うと、今回の決算は**「BTCトレジャリーが大爆発して、決算がぶっ壊れた回」**でした。
売上も利益も前年比でケタ違い。ただし、そのエンジンのかなりの部分はビットコインの評価益。
だからこそ、「強さ」と「揺れやすさ」が同時に見えてくる決算になっています。
ここから先は、数字とセグメント別の中身をノルゾウ流に分解していきますぞ🐸

【第1章】今回の決算を一言でいうと?

結論から言うと、**「BTCトレジャリーが大爆発して、決算がぶっ壊れた回」**ですぞ🐸

売上も利益も、前年比でケタ違い。ただし、そのエンジンのかなりの部分はビットコインの評価益。だからこそ、「強さ」と「揺れやすさ」が同時に見えてくる決算になっています。


【第2章】ざっくり数字で見るリミポ決算

■ 連結業績(2026年3月期 第2四半期累計)
(単位:百万円)

  • 売上高:15,013(前年 11,269、+33.2%)

  • 営業利益:3,931(前年 551、約7倍)

  • 経常利益:3,937(前年 517、約7.6倍)

  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:4,111(前年 427、約9.6倍=+861%)

営業利益率も、
4.9% → 26%前後まで一気にジャンプしていて、「別の会社ですか?」レベルに収益体質が変わっています🐸


【第3章】セグメント別に見る「どこで稼いだの?」

決算短信のセグメント情報をノルゾウ流に分解すると、こうなります👇
(単位:百万円・累計)


① デジタルアセットマネジメント事業(BTCトレジャリー)

  • 売上高:3,739

  • セグメント利益:3,739

いきなり利益率100%みたいな数字がドンと乗ってますが、これはほぼ暗号資産(主にBTC)の評価益によるものです。

  • 前年同期は、このセグメント自体がまだ本格稼働前

  • 今期から本格的に「BTCを保有して、その評価差額を売上に計上」する形に

つまり、**「この3,700百万円強が丸ごと業績の上乗せ要因になった」**と言っても過言ではないですな🐸


② エネルギー事業(電力小売など)

  • 売上高:10,148(前年もほぼ同水準)

  • セグメント利益:772(前年 811前後で、やや減少)

売上規模の中心はここ。ただし利益ベースでは、前年と比べて横ばい〜やや減速といった印象です。

  • 需要家は増えているが、

  • 電力価格や調達コストの変動もあり、利益は大きくは伸びず

とはいえ、100億円規模の売上を安定的に稼ぐ本業部分なので、BTCトレジャリーのボラを支える「土台」としてはかなり重要なポジションです。


③ 蓄電ソリューション事業(BESS/省エネ系)

  • 売上高:619(前年 465前後、+3~4割)

  • セグメント利益:124(前年 93前後)

ここは「小さいけど伸びている」ところ。

  • 産業用・家庭用の蓄電池

  • 省エネ・BCP対策のソリューション

などがまとまっているセグメントで、売上も利益も前年からしっかり増加しています。

今回のユカリア提携(医療・介護施設向けBCP)なんかも、このセグメントの将来の伸びしろに効いてくる部分ですな🐸


④ その他事業

  • 売上高:153

  • セグメント利益:15

ここは会社全体の整理の中で縮小傾向。売上・利益ともに前年からはややダウン。

全体のインパクトとしては小さいので、**「ノルゾウ的には、ここから大きなストーリーを追う感じではない」**くらいの位置づけでOKかと思います。


【第4章】財務状態の変化をチェック

■ 連結B/S(期中時点)
(単位:百万円)

  • 総資産:35,892(前期末 20,543)

  • 純資産:32,293(前期末 17,911)

  • 自己資本比率:89.2%(前期末 87.2%)

ポイントは2つ。

  1. 総資産が約1.7倍に膨らんでいる
     → 暗号資産(BTCなど)の取得&時価上昇で、バランスシートの規模が一気に拡大。

  2. 自己資本比率がさらに高まっている
     → 有利子負債に頼らず、「利益と評価益で純資産が増えた」パターン。

つまり、**「ボラは大きいけど財務はガチガチに固くなってきた」**という、ちょっと不思議な組み合わせになってます🐸


【第5章】今回の決算でノルゾウが押さえたいポイント

最後に、決算短信だけから見えるチェックポイントを3つに絞ると…


① 利益の“主役”が完全にBTCになった

営業利益39億のうち、デジタルアセット事業の利益が約37億。
つまり、今年の爆益はほぼBTC由来です。

これは「夢がある」と同時に、BTC次第で業績がブンブン振れる構造になったということでもあります。


② 本業(電力&蓄電)は“そこそこ健全”

  • エネルギー:売上は100億円規模で安定、利益は横ばい

  • 蓄電ソリューション:規模は小さいが成長中

BTC抜きに見ても、「電力と蓄電の会社」としての骨格はちゃんと残っている。
ここが今後、どこまで利益を厚くできるかが中期のポイントですな。


③ 財務はかなり強くなった

  • 純資産は300億円超え

  • 自己資本比率は約9割

トレジャリーで荒々しく見える一方、**貸借対照表はかなり“マッチョ”**になってきているのも事実です。


【第6章】ユカリア提携は、何がそんなにおいしいのか?

今回の開示の中で、ノルゾウ的に「地味だけど効いてくるな…」と思ったのがユカリアとの提携です。

ざっくり言うと、

医療・介護施設向けに、
電力最適化+蓄電池+BCP(非常用電源)をワンセットで提案していきますよ

というお話ですな🐸


なぜ医療・介護なのか?

  • 医療・介護施設は「停電したら終わる」タイプのインフラ

  • 非常用電源・BCP対策のニーズが常にある

  • 公的な補助金・助成金がつきやすい分野

ここに、

  • 電力小売(リミポ)

  • 蓄電ソリューション(リミポ)

  • 医療・介護の現場ネットワーク(ユカリア)

この3つを組み合わせて、**「電気代削減+もしもの時のバックアップ」**を売っていく構図です。


ノルゾウ的ポイント

  • 蓄電池って、正直「どこに売るの?」問題がある

  • そこで“売り先”を一気に増やす提携が、今回のユカリア案件

これが決まった時点で、「蓄電ソリューション事業の中期成長シナリオ」が一段クリアになった感じですな🐸

ここは今期の利益インパクトはまだ小さいですが、**「来期以降の伸びしろ」**として注目しておきたいところです。


【第7章】第27回新株予約権(ストックオプション)をどう見るか?

次に、個人投資家的に気になるのが第27回新株予約権(ストックオプション)の発行です。


ざっくり仕様

  • 種類:ストックオプション(新株予約権)

  • 発行数:500個(株式換算で5万株)

  • 対象:外部協力者1名

  • 行使期間:2025年12月15日〜2026年12月14日

  • 行使条件:株価が2,899円以上でなければ行使できない


希薄化リスクは?

ここが一番のポイントですが、

  • 発行済株式数に対して5万株という規模はかなり小さい

  • しかも株価2,899円以上にならないと行使できない

つまり、**「今の株価水準では、そもそも発動しない“ご褒美チケット”」**みたいな位置づけですな🐸

ノルゾウ的には、

  • 即座に需給を崩すネガティブなワラントではない

  • “頑張って株価上げたら、協力者も報われる”タイプのSO

なので、「行使された時には株価も相応に上がっている前提」と考えておけばOKかな、という印象です。

結論:今回のSOは、短期でビビる必要はあまりないやつ。
「将来の株価が2,900円台に乗るようなら、その時に改めて考えよう」
くらいで十分ですぞ🐸


【第8章】持株会社化(会社分割)の延期は悪材料なのか?

もうひとつのトピックが、持株会社体制への移行(会社分割)のスケジュール変更です。


もともとの予定

  • 2025年11月1日付で、事業を分割して持株会社体制に移行する計画だった

変更後

  • 実施時期を2026年4月1日に延期


なぜ延期したのか?

決算資料などを見る限り、主な理由は、

  • ビットコイントレジャリー事業が想定以上に拡大してきた

  • その扱いを含め、最適な組織・子会社構成をもう一度考えたい

というものですな。


ノルゾウ的な見方

  • 赤字事業の切り離しや、本業の見える化のための持株会社化 → これはポジ

  • ただ、BTCトレジャリー事業があまりにデカくなってきたので、「どこに置いて、どう管理するか」を慎重に再検討したい → これは真面目な理由

ここで無理に「予定通りやります!」と突っ走るより、
**「一度立ち止まって、より良い形を再設計します」**と言える会社の方が、ノルゾウ的には好印象です🐸

結論:この延期は「悪材料」というより、
まともな経営判断に見えるタイプのスケジュール調整と受け止めてます。


【第9章】ノルゾウ目線の総まとめ:今のリミポをどう見るか?

最後に、今回の開示・決算を全部ひとまとめにして、ノルゾウ的な「今のリミポ像」を整理してみます👇


✅ 良いところ(ポジ要素)

  • 業績は文句なしの大幅増益(純利益9倍超)

  • BTCトレジャリー事業が本格稼働し、“爆益エンジン”を搭載

  • エネルギー事業で安定した売上基盤を持っている

  • 蓄電ソリューション事業がしっかり伸びている

  • ユカリア提携で、蓄電の“売り先”が全国の医療・介護施設へ広がる可能性

  • 財務体質が超・健全(自己資本比率9割近く)

  • SOは小粒で、行使価格もかなり上の水準 → 即ネガ要素ではない


⚠️ 気をつけたいところ(リスク)

  • 今年の利益の主役はほぼBTC評価益
     → BTCが逆向きに動けば、そのまま逆風になる

  • 電力事業の利益はそこまで厚くない
     → ここが育ってこないと、「BTC抜きの利益体質」がまだ弱いまま

  • 蓄電事業はまだ規模が小さい
     → 成長ストーリーはあるけど、「今すぐ業績を支える柱」にはなりきれていない


🐸 ノルゾウの結論

今回の株価下落は「決算が悪い」からではなく、

  • BTC利益への依存感

  • 本業の成長鈍化

  • トレジャリー規制の思惑

といった**“市場の不安が先に反応した”だけ**ですな。

実際には、事業構造の見直しも、トレジャリー体制の再設計も、どれも長期的にはプラスに働く可能性が高い
だからノルゾウ的には、**「短期の揺れは気にせず、中身で評価すべし」**と見ていますぞ🐸。


リミポを一言でキャラ付けすると、

「BTCというロケットブースターを背負った、再エネ&蓄電プレイヤー」

という感じですな。

  • バリバリのディフェンシブではない

  • でも、B/Sはガチで守備力高い

  • BTCが吹けば、一気に“別ゲー”になるポテンシャルあり

  • しかも、蓄電やBCPなどのテーマ性も備えている

だからこそ、ノルゾウ的には、

  • 「BTCのボラを楽しめる人」

  • 「再エネ×デジタルアセットの組み合わせにワクワクできる人」

に向いた銘柄だと思っています🐸

最後まで読んでくださり、ありがとうございますぞ🐸
リミポもBTCも、これからまだまだ波乱万丈なストーリーになると思いますが、
中身を確認しながら、一緒に“跳ね待ち”していければ嬉しいです。
引き続き、ノルゾウをよろしくお願いしますぞ🐸

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