読書記録 2024年第6週
21. 羽根田治「これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集」2月5日

「これで死ぬ」というタイトルだけれど死に方の指南本では決してなく、アウトドアアクティビティでのあらゆるリスクについて書かれた本。
見開きページ毎に「転倒して死ぬ」とか「疲れて死ぬ」というタイトルと実際の事故事例と共に舐めてると死ぬよってことが書かれている。中でも「ダツに刺されて死ぬ」と「カタツムリやナメクジに触って死ぬ」は嫌🐌
私もあんなに低い蔵王岳で一度転落死しかけてるので、こういう本での意識付けは本当に大事だよなぁって思います。
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22. チャンウンジン 須美春奈 訳「僕のルーマニア語の授業 」2月10日

ただの偶然なんだけれど、とても不思議な出来事。午前中に「世界は文学でできている」という本を読んでいた。文学をテーマにした対談を編んだもので、沼野充義さんが5人の作家とそれぞれ違うテーマで対話しているのだけれど、1章では日本語を母語としないアメリカ生まれのリービ英雄さんと「日本の作家とは何か」「日本のことを書いていないのに日本語で書く必然性があるのか」「日本文学とか世界文学とかそもそもそんな言葉自体が間違ってるのではないか」といったことについて考えている。2章の平野啓一郎さんとの対話では平野さんが「文学は、やはりマイノリティの声だと思」う、「本当のマイノリティというのは、自分にとっての切実な問題を必死にマジョリティに伝えようとするものだと思うんです」と話していてそこまで読んだところで、図書館へ出かけた。
入ってすぐ新刊の棚にあった、「僕のルーマニア語の授業」が目に入り手に取った。この本は最近精力的に韓国文学を日本で出版している株式会社クオンのもので、前から読むと日本語で、後ろから読むと韓国語で読めるようになっている。元々は「韓国語」で書かれた「ルーマニア語」がタイトルに入った本が「日本語」に翻訳された本だ。そのあとがき、役者解説にて本書の作者チャン・ウンジンが過去の対談で「なぜ集団とははなれたところにいる人々について書くのか」聞かれた際に「疎外された人々について語るのは小説家しかいないからだ答えた。」と書かれていた。
そういった点においては言語関係なく文学は普遍的なものだと言えるのかもしれない。
本当にただの偶然でしかないのだけれど、二つの素晴らしい作品に同時に出会うという貴重な経験をした。
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物語中に出てくる主人公が想いを寄せていた女性の声の弱々しさを彼女のセリフだけフォントを小さくすることで表現していて「小手先!」と思ったけど、韓国語の方ももちろんそうなっていたし、そんなめんどくさいのとするのすごいし、視覚的に表現してるところはとてもおもしろいなと思いました。
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23.沼野充義「世界は文学でできている」 2月11日

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