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先生方へのミカタレター(1)保護者会を楽しむ

現場で頑張る先生方へ、元教員の私から、週末にお届けする「ミカタレター」。
先生方の「見方」のヒントになったら、そして、頑張る先生方の「味方」になれたら、嬉しいです。

先生方、今週もお疲れ様でした。
今週の月曜日が始業式、という学校も多かったのではないでしょうか。

「よし、今年度も、頑張るぞ!」と気合いが入った先生も、異動したばかりで不安と緊張感に押しつぶされそうになっていた先生も、とにかく、1週間やりきりましたね。長い5日間、本当にお疲れ様でした。

(現役教師の頃、「始業式が水曜日で、木曜日はみんなで入学式の準備をして、金曜日は入学式」で、土日にゆっくりできる、というカレンダーのときは、とても嬉しかったのを思い出しました(笑)

もうすぐ保護者会ですか?

ところで、来週が「保護者会」というところもあるでしょうか。そこまで早くなくても、4月末には行われることが多いと思います。

保護者会。
私が中学校で働いていた頃(6年も前ですが)は、「授業参観」と「保護者会(学年保護者会、学級懇談会」がセットになっていることが多かったです。今はどうなのでしょう?

授業参観はもちろんですが(何回やっても、緊張しました・・・)、そのあとの「学級懇談会」が、若い頃は重荷でした。

保護者の方に、自分が何を大切に指導していくかを説明したり、ご協力していただくことをお願いしたり、一方通行になりがちな「学級懇談会」。

授業を「対話主体で進める」スタイルだった私は、こういう「自分がひたすら喋る」という形の会は、どうにも苦手でした。

でも、自分なりに工夫をしたら、学級懇談会を楽しめるようになりました。

というわけで、私がやっていた「ちょっとしたコツ」みたいなのを、今日はお話しますね。

学級懇談会のコツ①保護者が「先生の口から何を聞きたいのか」を推測する

保護者会の前には、
今年度の保護者は、私から何を聞きたいのだろう?
というのは、よく考えていました。

転任したばかりの年は、「そもそも、この担任の先生は何者?」と思っていらっしゃるだろうな(笑)、と考えると、自己紹介を少し多めに準備することもありました。

学校行事のことや、進路指導の進め方など、学校全体に関わることは、それぞれの担当の先生方からのお便りを見たらわかるように書いていただいているので、そこについては、学級懇談ではポイントだけお話し、時間をかけないように努めました。学級懇談会の前に学年保護者会が行われた時は、「先ほどの学年保護者会の中で、何かご不明な点はありましたか?」というフォローは入れました。

そのような、ある意味事務的な話よりも、「今年の学級のメンバーで、どんなクラスにしたいのか(集団づくり)」「お子さん一人ひとりをよく知るために、私が大切にしていること」といった、私らしい指導について、学級ではお話するようにしました。
私の人となりもよくわかっていただけるのではないかと思ったからです。

学級懇談会のコツ②「今日仕事を休んで、学校に足を運んでよかった」と思ってもらえるようにする

学校にいらっしゃった、ということは、お仕事を休んでいただいたのかもしれないし、少なくともご自分の時間を割いて来ていただいた、ということです。
何かご褒美があったらいいなと、と思っていました。自分が保護者だったら、何をもらったら嬉しいかな?と考えるわけです。

そこで、私がやっていたことは、「精一杯、子育ての労を労う」ということでした。
それは、「保護者を敬う」気持ちを忘れずに持っていたいと思ったからです。

毎日毎日、もしかしたら家では反抗期真っ盛りのお子さんたちを、学校に送り出してくださるのです。また、「学校に行きたくない」と言うお子さんに対して、どう答えたらいいのか、悩んでいる保護者の方もいらっしゃることでしょう。

教師は学校にいる数時間しかお子さんには関わりませんが、保護者の皆さんは長い時間、頑張ってくださっている。これって、すごいことなんです。

学級懇談会の最後には、

保護者の皆さんは、お子さんを◯◯年育ててきていらっしゃる、お子さんに関してはプロだと思っています。プロには敵いませんから、たくさん相談させていただきます。よろしくお願いします。

そう言って、会を閉じていました。
私は、決められた時間より少し早く終わらせることが多かったです。なぜなら、ここからが楽しいからです。

会が終わると、教室のドアのところで「お疲れ様でした。ありがとうございました。よろしくお願いします。」など、お声掛けさせていただきながら見送りました。楽しく有意義な時間の始まりです。

このタイミングで保護者の方から話しかけてくださることも多く、私の自己紹介に絡めて「先生、私も家庭菜園好き(笑)」「このバッグ、実は手作り。私も裁縫が趣味なの」などと声をかけていただくことがありました。すると、ちょっと親近感がもてて、「話してよかったなあ」なんて、思ったりしていました。

ときには「先生、うちの子、やんちゃだから、困らせると思うけど、よろしくね。」なんて声をかけていただくこともありました。そんなときはすかさず「すぐ相談しますから、こちらこそよろしくお願いします。一緒に頑張りましょう!」と返しました。学校と家庭は車の両輪、バランスが崩れないようにしたいと思っていたからこそ、「一緒に」という言葉を使っていました。いつも頑張っていらっしゃる保護者の皆さんを勇気づけたい、という思いも込めていました。

私なりの学級懇談会のコツを2つ、お伝えしました。いかがでしたか?

参考になることがあったら、嬉しいです。

「ミカタレター」を読んでいただき、ありがとうございました。

来週も、先生方が学校で充実した時間を過ごせますように、応援しております。

では、また週末にお会いしましょう。


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hana✽子育て&教員のマインドサポーター 記事を気に入っていただけたら、次への期待も込めてチップで背中を押してもらえると嬉しいです🙌