【障害児の育児日記】学校を休めなかった娘の話。
こんにちは。子育て&教員のマインドサポーター、hanaです。
ようこそお越しくださいました。
今日は、私の娘(現在17歳)が小学生の頃のお話です。
娘は、軽度知的障害と自閉スペクトラム症を合わせ持っています。
幼稚園、小学校ぐらいまでは、こだわりの強さに、家族もかなり手こずっていました。
自分が思った通りでないと、梃子でも動かないのです。
さめざめと泣き、静かにパニックになっていました。
で、タイトルの「学校を休めなかった」というのは何かと言いますと。
「具合が悪くても、学校を休めなかった」のです。
娘は本当に健康で、幼稚園の時は風邪もひかず、運よく感染症にかかることもなく、元気いっぱいでした。
なので、娘は、「幼稚園や学校は、行くものである」と思っていたのです。
このときの出来事は、今でも鮮明に覚えています。
小1の3月でした。
起きてきた娘の顔が、真っ赤です。元気もありません。
体温計で熱を測ってみると、40℃近くありました。
私は、
「〇〇ちゃん(娘)、今日は、病院に行かなければいけません。熱がこんなに高いので、先生に診てもらって、お薬をもらいます。」
と娘に伝えましたが、娘は「学校行く。」の一点張りです。
私「行けないよ、お熱が出ている人は、学校に行っても、帰ってくださいって言われるよ。」
娘「学校行く。」
私「行けないよ。・・・」
このやりとりを何度も繰り返しているうちに、娘は静かに泣き出し、パニックになってしまいました。
(熱は出てるし、パニックになってるし、うーん・・・どうしたらいいだろう?)
朝食を食べる元気もなく、パニックで泣きながら、ぶつぶつと独り言を繰り返しています。
そのうちに、登校時間になってしまいました。
私「学校に、お休みするって電話するね。」
娘「学校行く。」
娘の言葉を無視して、泣いている娘の目の前で、私は学校に電話をしました。
私「〇〇(娘)の母です。1年〇組担任の△△先生をお願いします。」
娘は特別支援学級の在籍でしたが、朝の会や帰りの会は交流学級にいました。
交流学級の先生は、子どもたちに対して、愛情ある厳しさで接してくれる、年配の女性の先生でした。
この日、私は交流学級の先生を電話口にお願いしました。
先生が電話に出ると、私は、
「今、娘が熱が40℃あって、でも『学校行く。』の一点張りなんです。」
なんと、私は欠席連絡をしたのではなく、「先生に娘を説得してもらう」策に出たのです(苦笑)。
先生「〇〇さんに代わってください。」
私が「説得してください。」と言わなくても、先生が状況を悟ってくださいました。
私は娘に携帯電話を渡しました。
先生「〇〇さん、お熱がある人は、学校に来られません。お休みして、病院に行きます。」
娘「わかりました。」
えっ?????????????
あっさり納得した!!!!!
先生、すごい!!!!!!!
先生「熱が下がって、お医者さんが『学校に行ってもいいよ。」って言ったら、学校に来てください。」
娘「お医者さんがいいって言ったら?」
先生「そうですよ。病気のことは、先生にも、お母さんにも、決められないんです。だから、お医者さんに行くんですよ。」
娘「わかりました。」
先生「お母さんに代わってください。」
娘から電話を受け取った私は、
「先生って、娘には絶対的な存在なんだなってわかりました。」
とお伝えしました。
先生は笑いながら、
「お母さんには甘えて自分の言いたいことを通そうとしても、学校に来れば、小1なりに『学校での顔』ができるんですよ。だから、私の言うことをよく理解してくれます。」
とおっしゃっていました。
その後通院し、インフルエンザでした。
翌日からはパニックになることもなく、おとなしく5日間休むことができました。
この時の一件で、私が気づいたことは、
「学校のことは、先生にお任せするのが早い」
ということです。
体調が悪かったり、発熱していたりした状態で登校されると、一番困るのは学校です。
周りの子に感染させてもいけないし、インフルエンザが流行する時期は、保健室が体調不良者でいっぱいになってしまうことだってあります。
だから、「朝の段階で体調が悪かったら、無理せず休んでほしい」というのが、学校としての本音です。
私は当時教員で、その本音がわかっていたからこそ、先生に「具合が悪いときは休んでいい」と娘に伝えてもらおうと思ったのです。
担任の先生の説得力には敵いませんからね(笑)。
先生方、偉大な存在です。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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