【HSC繊細|不登校】#1 怒鳴って後悔した母が、子どもの笑顔を取り戻すまでの実話|泣いて迷って気づいた親の本音
この記事は、不登校のお子さんを抱えて毎日必死で、でも疲れ果てて、誰かに「それでいいよ」と言ってほしかったあのころの私と、同じ状況にいるあなたへ向けて書いています。
うちの子、なんでこんなに学校がつらいんだろう
子どもが学校に行けなくなったとき、
最初に思ったのは「なぜ?」という一言でした。
いじめ?先生との相性?友達関係?勉強についていけない?
毎日毎日、原因を探し続けて、
気づいたら私のほうが限界になっていました。
この記事では、我が家がHSCという言葉に出会ってから、子どもの笑顔が戻るまでのリアルな体験談と失敗談をお伝えします。きれいごとより、正論より、「わかる、うちもそうだった」と感じてもらえたら、それだけで十分です。HSC(非常に感受性が強く、繊細な気質を持つ子)の特性を知るまで、私は「行かせなきゃ」という正論の鎧をまとい、子供の心を削り続けてしまいました。不登校の解決策を求めて迷走し、失敗し、疲れ果てたわが家の実体験を綴ります。立派な教育論ではありません。泥臭くて、後悔ばかりで、でも最後にはすこし光が見えた「私たち親子の再生の記録」です。
少しでも、あなたの心が軽くなりますように。
HSCって何?「繊細な子」という言葉が、すべてを変えた
HSC(ひといちばい敏感な子)との出会い
子どもが学校に行けなくなったのは、小学校のころでした。
朝になると頭が痛い、お腹が痛い。「また仮病?」と思ってしまった自分を、今でも恥ずかしく思います。
ある日、ふとSNSで流れてきた記事に「HSC(Highly Sensitive Child)」という言葉がありました。
「ひといちばい敏感な子」刺激に敏感で、深く物事を処理し、共感力が高く、繊細な気質を持つ子どもたちのこと。
読み進めるうちに、手が震えました。
「これ、うちの子のことだ」
大きな音が苦手、人の感情を敏感に察してしまう、教室の騒がしさが苦手、先生の一言が頭から離れない——ほぼ全部、当てはまっていました。
HSCは「病気」でも「わがまま」でもない
HSCは病名ではなく、生まれ持った気質・特性です。アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念で、5人に1人の子どもに見られると言われています。
「甘やかしすぎ」「もっと強くなれ」「みんな同じ」そういった言葉が、繊細な子をどれだけ傷つけてきたか。
この言葉に出会えたことで、我が家では子どもを責めることをやめる第一歩を踏み出せました。
原因を追い求めて、疲れ果てた日々
「なぜ」を探し続けた3ヶ月間
HSCと知ってからも、「じゃあ何が原因で行けないの?」という問いは続きました。
学校に細かく連絡して、担任の先生に面談をお願いして、子どもに毎日「今日はどうだった?何があった?」と聞き続けました。
子どもはだんだん、私の質問に答えることを嫌がるようになりました。
当然です。本人も「なぜ」がわからないのに、毎日原因を聞かれ続けていたんですから。
我が家の失敗談
「原因追究」が子どもをさらに追い詰めていた。
結局、原因なんてわからなかった
通院してから、病院の先生に言われた言葉が忘れられません。
「原因が一つある場合はほとんどなく、気質・環境・タイミングが重なることが多いです。原因を探すよりも、今のお子さんをどう守るかを考えましょう」
その言葉で、肩の荷が少し下りました。
原因がわからなくて当然だったんです。
わからないから悪い親なんじゃなかったんです。
「一人で抱え込まなくていい」と知った日
通院してみたら、とても良かった
正直、最初は病院に行くことに抵抗がありました。「うちの子に問題があると認めるみたいで怖い」という気持ちがあったんだと思います。
でも、かかりつけの小児科の先生に相談したのをきっかけに、専門の病院に繋いでいただけました。(予約が半年待ちでした・・・)
先生は子どもの話をとても丁寧に聞いてくださり、「この子はこれだけ頑張ってきたんですね」と言ってくださいました。
子どもが、病院の帰り道に少しだけ笑った。あの瞬間が忘れられません。
通院は、診断や薬のためだけじゃなく、「この子の気持ちを専門家にわかってもらう場所」として、とても意味がありました。
学校の先生・スクールカウンセラーを頼っていい
「先生に頼んで迷惑じゃないかな」と思っていた時期がありました。
でも、教頭先生、担任の先生、スクールカウンセラーの先生、みなさん思った以上に寄り添ってくださいました。
一人で抱え込まないこと。
不登校の親の会やフリースクールの説明会にもいきました。
他の方の体験談や、交流も一度いってみるとよい経験になるかもしれません。(˶ᐢᗜᐢ˶)
これが、我が家が不登校対応で学んだ、最も大切なことのひとつです。
相談する場所は、たくさんあっていい。助けを求めることは、親の弱さじゃない。
後悔していること…怒鳴ってしまったあの朝のこと
「早くして」「なんで行けないの?」今でも胸が痛い
正直に書きます。
学校に行けない日が続いたころ、私は子どもに怒ってしまいました。
「また行かないの?」「早く準備して」「どこか痛いん??」
仕事もあって、自分も限界で、でも子どもに当たってはいけないとわかってて——それでも感情が爆発してしまった朝がありました。
あのとき、子どもはどんな顔をしていたか。思い出すと、今でも泣きそうになります。
怒ることが間違いだったのはわかっています。でも、疲れていたのも本当のことで…。限界の時に怒ってしまっても、それで終わりじゃない。
仕事を休んで付き添う日々の消耗
仕事を休んで子どもに付き添う日々は、想像以上にしんどいものでした。
上司への申し訳なさ、職場に迷惑をかけている罪悪感、子どもへの心配、自分の疲れ...。全部が混ざり合って、ある日突然、布団から起き上がれなくなり、涙があふれ出ました。悔しい、辛い、なんで?うまくいかない、もういやだ…。
そのとき初めて「私も、誰かに助けてもらっていいんだ」と気づきました。
というか、限界でした。人生でこんなにつらいのは初めてでした。
「無理に行かせなくていい」と気づいた日~子どもの笑顔が戻ったあの日~
心が軽くなった、あの瞬間
あるカウンセリングで言われました。
「今は、学校に行くことがゴールじゃなくていいですよ。お子さんの心を守ることが、一番大切です」
正直、最初は「でも行かないと遅れてしまう」と思いました。
でも、その言葉を何日もかみしめて、ある朝、「今日は行かなくていいよ、一緒にゆっくりしよう」と子どもに言ったんです。
子どもは、泣きました。
普段泣かない子が、大きな声をだして…
「行かなくていいの?」と聞いてきました。私が「うん、いいよ」と答えるたびに、子どもの表情が変わっていきました。
その日の夜、子どもがひさしぶりに笑いながらご飯を食べていました。
あの笑顔が、すべてを変えました。
「その日を境に」変わったこと
朝、起き上がれなかった子どもが、自分から起きてくるようになった
表情が明るくなった(全然笑えなくなっていたから)
「ねえ聞いて」と話しかけてくるようになった
ほんとうに少しずつ、外に出られる日がでてきた
好きなことを自由にやらせた
すべてが一瞬で解決したわけじゃありません。今も、調子の波はあります。
(亀のように恐ろしいくらいゆっくりペースでここまできました。)
でも、あの日を境に、我が家の空気が変わりました。
これから続編で書いていきたいこと
思い出すと、語りたいことがたくさんあります。
タブレット学習との出会いと、自己肯定感の回復
「ゆっくりでいい」と言ってくれた先生のこと
不登校だったあの子が、今どうしているか
放課後まで一生懸命むきあってくれた担任のせんせい
テストを受けれるようになるまでのみちのり
学校に入れた謎のきっかけ
母子登校が終わりをむかえた瞬間
学校が怖いから楽しい所になった日
偶然のできごと
少しずつ、正直に書いていきます。続きを読んでいただけると嬉しいです。
名言から学ぶ📖
「学校は義務ではない。教育を受けることが権利であり、学び方はひとつではない。」
解説: 精神科医の斎藤環氏は、不登校やひきこもりの支援に長年携わってきた第一人者です。「学校に行かなければならない」という思い込みから親子を解放してくれる言葉です。学びの形は一つじゃない、そのことを、専門家の視点から語ってくれています。
「不登校は、子どもが自分を守るために選んだ、賢明な選択かもしれない。」
解説: 不登校を「問題行動」ではなく「自己防衛のサイン」として捉えるこの視点は、追い詰められた親の心を大きく救ってくれます。子どもが「助けて」と言えないかわりに、体や行動で表現しているのかもしれない。そう気づかせてくれる言葉です。
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📚 HSCを理解するために読んでよかった本
子どものことがわからなくて苦しかったとき、本に救われました。HSCについて書かれた本を読んで、「うちの子のことが、やっとわかった気がした」と涙が出たのを今でも覚えています。
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不登校のとき、「勉強の遅れ」がとにかく心配でした。でも教科書を広げることすらしんどい時期に、タブレット学習が救世主になりました。
ゲーム感覚で取り組めるから、嫌がらない
自分のペースで進められるから、プレッシャーがない
「できた!」の積み重ねが、自己肯定感を育ててくれた
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おわりに
完璧な親なんていないし、正解の不登校対応なんてないと思っています。
我が家も、怒って、後悔して、泣いて、諦めかけた。
それでも、少しずつ前に進んできました。
あなたが今日も子どもと向き合っているだけで、十分すごいことです。
続編もぜひ読んでいただけると嬉しいです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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