遅刻・早退・別室登校はわるいことなの?~子どもの問いに戸惑ったときにできること~
ある日、子どもからふいに聞かれました。
「別室登校や、遅刻・早退しながら学校に行くのって、わるいことなの?」
胸がぎゅっとなるような問いでした。
私は「ぜんぜん悪くないよ。毎日一生懸命行って、すごくえらいよ」と答えました。
でも心の中では少し戸惑っていました。
「これでちゃんと伝わったのかな…?」
「もっといい言葉があったのかもしれない」
子どもの悩みに答えるとき、正解がわからなくて迷うのは親として自然なこと。
それでも大事なのは「子どもに安心を届けたい」という気持ちそのものだと、今は思っています。
「悪いこと?」と感じてしまう子どもの気持ち
子どもが「遅刻・早退・別室登校」を悪いことだと思ってしまうのは、「みんなと同じようにできない自分はダメなのかな」という不安があるからです。
学校=毎日きちんと通うもの、というイメージが強い社会の中で、自分の登校スタイルが「普通」と違うと、子どもは自分を責めてしまうことがあります。
返してあげたい言葉
1. 気持ちに寄りそう
「みんな同じように学校に通えるわけじゃないよ。○○には自分のペースがあるんだよ」
「遅れて行っても、早く帰っても、別室でも大丈夫。ちゃんと学校に行こうとしているのが素敵なんだよ」
2. 努力を認める
「遅れてでも行こうと思えたのはすごいことだよ」
「自分なりにがんばろうとしている姿、とってもえらいよ」
3. 安心を届ける
「学校は無理する場所じゃなくて、安心して過ごす場所なんだよ」
「いつも応援してるよ」
親としての戸惑い
正直に言えば、私は子どもの問いに答えるとき、いつも心の中で少し不安になります。
「本当にこれでいいのかな」
「もしかしたら甘やかしているのでは?」
そんな迷いがよぎることもあります。
でも、子どもが安心できる言葉をかけてあげることこそ、今できる大切なことなんだと思います。
その一歩一歩の積み重ねが、子どもにとって「自分は大丈夫だ」と思える力につながっていくのだと信じています。
まとめ
子どもが自分の登校の形を「わるいこと」と思わなくていいように、「形よりも気持ちが大事だよ」と伝え続けること。親も戸惑いながら、一緒に考えたり寄り添ったりすることで、子どもは安心して前に進む勇気を持てるのだと思います。
心に響く言葉
「ゆっくりでも前に進めば、かならず道はひらける。」(作者不詳)
→ 進むスピードは人それぞれ。止まらずに少しずつでも歩んでいけば、未来は必ず広がっていく。登校の形も同じです。
「他人と比べず、昨日の自分より一歩進めたら、それで十分。」(作者不詳)
→ 「みんなと同じ」ではなく、「昨日の自分」と比べてみる。小さな一歩を認めることが、子どもの自己肯定感につながります。
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