限界の平日を機嫌よく乗り切る【鶏むね肉のロコモコ丼】
「料理家」「料理研究家」と呼ばれることに、実はすごく抵抗がある。
世間は「料理家=料理が大好きで、丁寧な暮らしをしていて、新しいレシピがどんどん湧いてくる人」だと思い込んでいるけれど、私はその真逆だからだ。
むしろ面倒くさがりで、いかに手を省くかばかり考えている。
本当は便利なお惣菜や外食に頼りきってしまいたい。でも、悲しいかな。胃が弱くて、そういうご飯が続くと体調を崩しやすく、気力まで落ちてしまう。だから、自分の心と体を守るために、仕方なく自炊を続けてきたというのが本当のところ。
今は福岡と長崎を往復しながら、親の介護に追われる日々。ただでさえ気力が削られる毎日の中で、少しでも自分の機嫌を取って暮らしていくために、平日の台所では、「一から全部やる」ことを思い切ってやめてみた。
平日は、包丁もまな板も、できるだけ出さないようにしている。帰ってきてから野菜を切ったり、お肉に下味をつけたりする気力は、もうほとんど残っていない。1分1秒でも早く座って、温かいご飯でお腹を満たしたい。
だから私は、少しだけ気力がある週末に、ジップロックにお肉を入れて下味冷凍だけ仕込んでおく。このお肉たちが、平日のただ焼くだけの食卓を成立させてくれている。

これが、ギリギリの毎日を私らしく乗り切るための、大切なお守りでありマイルール。
今日は、そんな私が平日によく頼る、焼くだけで心と身体が元気になる「鶏むね肉のロコモコ丼」。

🍳 鶏むね肉のロコモコ丼
材料(2人分)
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