ひろしま男子駅伝。長崎県への大拍手と、静かなる名社参拝。
本日、冬の広島を彩る「ひろしま男子駅伝」の沿道応援へ行ってきました。
少し長めの距離を歩いて向かったのは、広電地御前駅周辺の宮島街道です。ここは往路3区、そして復路5区の選手たちが駆け抜ける、勝負どころの直線区間です。
今回の駅伝で、沿道の誰もが胸を打たれた場面がありました。それは長崎県チームの激走です。
1区の序盤で選手が転倒するという大きなアクシデントがあり、足の負傷を抱えながらも執念でタスキを繋いだ結果、2区以降はトップから大きく離れる異例の展開となりました。
しかし、沿道にいた人たちは、誰も帰ろうとはしませんでした。
上位のチームが通り過ぎてからかなりの時間が経過していましたが、長崎県の選手が懸命にタスキを運んでくるのを、大勢の人が今か今かと待ち構えていました。
ついにその姿が見えた瞬間、沿道からはこの日一番とも言えるほどの温かい、そして大きな拍手が沸き起こりました。繰り上げスタートという厳しい条件を背負いながらも、故郷のタスキを必死に前へ運ぼうとするその気迫に、私も胸が熱くなり、精一杯の声を送りました。

選手たちが駆け抜けた後、高揚した心を落ち着かせるように、人生で初めて「地御前神社」を参拝しました。
街道のすぐ脇にありながら、鳥居をくぐればそこは別世界。厳島神社の外宮としての風格が漂う拝殿と、歴史を物語る石碑が静かに佇んでいました。


地元にありながら、これまで訪れる機会がなかったこの場所。
駅伝の熱気と、神社の静寂。その両方に触れることができた今日という一日は、私にとって忘れられない特別な休日となりました。最後まで諦めないランナーの姿に力をもらい、清々しい気持ちで帰路につきました。
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