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読書「教養としての建築」

 バッコ博士さん著書、「教養としての建築」を読みました。

 建築の考えにも名言があるようですが、「強・用・美」「強」に着目し、本書は書かれています。

「建築」とは「強・用・美」である。
この言葉は、古代ローマの建築家であるウィトルウィウス(Vitruvius)のものです。彼が2000年以上前に著した、現存する最古の建築書『建築について』に記載されています。

目次を抜粋
教養としての建築
バッコ博士 著
かんき出版

 一戸建て、アパート(マンション)などで構造が変わりますが、まずは土地の成り立ちから始まります。
 埋立地なのか、山を切り崩して造成した地なのか、その土地の直下が固い地盤なのかで、その上に建てる建築物の基礎工事などが変わります。

 次に基礎工事ですが、上にどのような建物を載せるか(重さ)で、必要とされるものが変わります。
 例えば電柱ですが、埋立地などの土地で地震があった際の写真で、地中に埋められていた部位まで露出していることがあります。
 「電柱 地中 長さ」でインターネット検索してみてもいいでしょう。

 基礎工事の上に建築物が立てられます。
 建築物が何で構成され、どのような構造で建てられているかで、強度が決まってきます。

 ただここでいう強度と言うのが曲者で、本書では建築での誤差機械などの製造誤差と比べ大きく、また建築物という巨大さゆえに実証実験が困難であることが述べられています。

 しかし、ただ漫然として設計されているわけではなく、過去の建築物の壊れ方の検証建築物の壊れ方を想定しつつ、現行の建築基準に対して十分な余裕度を確保して建てられていると述べられてます。
 また一部が強くても、建物全体として強いかは別物であることを繰り返し述べています。

 一方でパソコンの能力の向上により、シミュレーション技術が向上しておりますが、いくつもの壊れ方を計算するのに要する時間が大きく、簡素化されたモデル手法が幾つか載っております。

 素人考えでも、建築物の材料、構造や接合部などの要素がいくつも思い浮かびますので、一カ所変えたから再計算するなど、いくら時間があっても先に進みません。
 そして製造誤差が大きいがため、幾重もの安全面での施策が施されてる様が伺えます。

 本書では地震大国である日本で、重力と地震による揺れに対する考え方が紹介されています。
 特に時代推移とともに、日本の建築基準の移り変わりが書かれており、時代に合わせて変化していることを如実に語っています。
 身近な住居の考え方が、変わるのではないかと感じます。

第1章 建築とは、○○である
第2章 建築とは、期待外れである
第3章 建築とは、間違いだらけである
第4章 建築とは、テキトーである
第5章 建築とは、予想外である
第6章 建築とは、想像と創造である 
第7章 建築とは、未来である
第8章 建築とは、最高である

目次を抜粋
教養としての建築
バッコ博士 著
かんき出版


 バッコ博士さんのブログがありましたので、載せておきます。

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