読書「アリソン」/「リリアとトレイズ」/「メグとセロン」/「一つの大陸の物語」
時雨沢 恵一さんの著書である、「アリソン」/「リリアとトレイズ」/「メグとセロン」/「一つの大陸の物語」シリーズを一部ですが読み直しました。
ざっくりと説明すると、二つの冷戦状態の大国があり、冷戦の理由を根底から覆す発見、小さな国での葛藤、個人的な理由での感情的な行動、また平和を維持するための陰ながらの活躍など、様々な様子が描かれています。
アリソン・ウィッティングトンと、その相方トラヴァスことヴィルヘルム・シュルツ、その娘リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ(リリア)やリリアの友人たちの物語です。
世界観としては、電話がまだ交換手を必要とした時代です。インターネットなどは存在しません。
物語が動き出すきっかけは、一人のホラ吹き爺さんが「戦争を終わらせる価値がある宝」を、数多あるウソのなかに真実を混ぜていたこと言いふらしていたこと、そのホラ吹き爺さんが誘拐されたことから動き出します。
冷戦前の戦時下では、その宝は受け入れられず、壊されると危惧したホラ吹き爺さんは発表できず、またある行動を行い悔いています。
アリソン・ウィッティングトンとその相方、ヴィルヘルム・シュルツが偶然誘拐の場に居合わせたこと(穏便に誘拐されています)、記憶力抜群のヴィルヘルム・シュルツが矛盾点に気付いたことから、物語が怒涛の勢いで動きだします。
結果としては「戦争を終わらせる価値がある宝」を代理人に発表させたことで終戦に至りました。影の英雄の誕生です。
ついでに歴史が書き換わります。前提が覆されたためです。
その後は時流の流れに乗ったり、逆らったりしつつも、平和な世の中が何とか維持され、最後は幸せな姿が描かれて物語が終わります。
要するに様々な出来事が繋がっている、循環していると感じる作品です。
まあ何が言いたいかというと、世界中が平和であればいいなぁ、という一言だけです。
最初の1冊目は2002年発売で、20年以上経っているのですね。
時が経つのは早い物です。
ちなみに古典的な作品やSF作品など、名作と言われるものは何かしらの共通点が感じられます。
哲学的な物が感じられます。終わりが破滅的なものか、幸せな物か…。
蛇足ですが、100年、1,000年単位の昔から現在を考えると、魔法/魔術的なことが科学的なことで代替可能になっています。
その気になれば、雷だって人為的に起こせますし…。
身近な例で言えば、蛍光灯も常時起こっている雷の一種です。プラズマです。
アリソンの1冊目だけ、Kindle Unlimitedで読めますね(2025/5/29時点)。
アニメ化していたのを知りませんでした。レンタルで借りるか迷い中。
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