50.おかげさまで「著作権note」50作品・50回記念となりました!
クリエイターのみなさんへ
著作権って、むずかしい…。
それに面倒くさいなぁ~。
自分にはまるで関係ない世界だし、自分が好きなイラストや絵を描いたり、写真を撮ったり、物語や文章を楽しく書いているだけなのだから今の自分には著作権なんて必要がない!
このような人たちをnote記事のクリエイター(創作する人たち)に多く見かけますね。
そうです、自由です。
何も強要するものはありませんね。
そう、楽しければ良いのですから。
でもね、note記事に投稿している限りは、ただ自分が楽しむだけではなく、不特定多数のたくさんの人たちがその記事を見ているわけですから、何かしらの責任が伴います。
その何かしらの責任っていうと、「他人を傷つけているか?傷つけていないか?」という責任もあります。
「誰も傷つけてはいない!」という人たちが大半だとは思うのですが、どのような場合に「他人を傷つけてしまうのか?」というと、
「他人の作品」
「他人の言葉や文章」
「他人の姿(肖像)」
「他人の個人情報」
「他人のプライバシー」
その他、人の作ったものを勝手に利用する行為のことをいいます。

これらが紙の媒体(印刷物)であれば有限なもので限りのあるものなのですが、ネット上となると不特定多数の無限に近い公表,公開となるからです。
note記事などを見ていると有名なキャラクターが勝手に使用されていたり、似たようなイラストを使用している人たちもいます。写真などもフリー素材、無料素材などの使用も数多く存在しています。(使用規定にあてはまる無料素材は何も問題はありません)
またnote記事の参加者の方々はすべて創作者(クリエイター)です。すべての参加者は「著作者」であり「著作権者」です。つまり、著作権法の定義にあてはまる「思想または感情を創作的に表現する者」たちだからです。
もし、知らないところであなたの作品(イラスト、キャラクター、写真、文章、その他創作したものすべて)を勝手に利用されていたとしたらどんな気持ちになるのでしよう?
別にそれでもかまわない、という人もいますね。
しかし、その作品が「自分の意と反した」利用のされ方わしていたらどうなのでしょう?とても嫌な気持ちになるはずです。
例えば、批判の対象、特定の思想、宗教、政治団体等、自分が意としない利用のされ方だったら。
勝手に修正、加工されたらどうでしょう?
さらに改変されてしまったらどう感じるのでしょう?
さらに自分の名前がふせられており違う人の名前で公表されていたらどうなのでしょう?
知らないところで商品化されて販売されていたとしたらどうなのでしょう?
これは創作者側を傷つける行為ですね。

また、ある日突然、自分あてに「著作権侵害」「肖像権侵害」だということで内容証明通知が届いたり、裁判所からの裁判通知が届いたらあなたはどのように対処するのでしょう?
さらに、損害賠償請求として多額のお金を払わなければならなくなったらどうするのでしょう?
これらが創作者(ものを考え、創る人たちの)の責任とリスクというものです。ネット上の公表には、SNS投稿、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム等のすべての投稿にはこのような責任とリスクが存在しており、このnote記事も同じです。
私はこのnote記事の存在は新しい「文化産業」「表現産業」と捉えています。素人、無名、新人、老若男女、小学生から中学生、大学生から社会人、そして60歳から80歳という幅広いnote記事の参加者がいます。
また、約380万人の参加者(クリエイター)の存在するnoteの世界。とても楽しく素晴らしい媒体だと思うのです。
私は最近、まるで本を読む時間がなくなり、このみなさんのnote記事ばかり見ています。とても素晴らしい、自由な表現、自由な考え方の人たちばかりでとても面白い世界、学びの世界だと思うのです。
人は人によって生まれも育ちも食べ物も環境も違います。
もちろん考え方などもまるで違い、まさにオリジナル(独創性)のある世界を垣間見るだけで何かしら学ぶことができるからです。
先日は中学生のnote記事を読ませていただいて感動しました。お互いの顔も年も性格や考え方がわかりませんが、一人の立派な人格を持った若い人たちがかなり存在しているのです。
おそらく遠くない未来に、このnote記事から飛躍してプロとしてデビューする人たちが多くなるはずです。まさに登竜門かもしれません。
このnote記事の世界には宝物がたくさん存在しているようです。

私がnote記事を始めたのは567がきっかけです。
2021年9月13日「1.初めまして!note記事の大切な著作権のことをゆる~く発信(連載)していきます。よろしく!」としてデビューしました。毎週(月)(水)(金)の週3回の連載として、本日で50回目の50回記念となりました。
もう、2年近く続くこの567。私の本来の講演活動、出版活動のすべてが止まってしまいました。私の本を出版してくださっていた出版社もこの期間に潰れてしまったり、廃業、縮小、合併を繰り返しています。私の講演活動は企業や日本全国の都道府県、市町村の職員研修が中心となっており、この2年間はすべてお休みとなりました。
私は、現在まで出版物は37冊発行し、567では電子書籍100冊発行しました。私は567に対する人災と恐怖心をあおり続けるマスメディアに深い悲しみと怒りを覚え、書き続けています。
そんな矢先のnote記事の出会いでした。
全国から、様々な膨大な質問や意見が来ます。そのひとつひとつをこの著作権noteによって伝えるようにしています。
私は弁護士や弁理士のような専門家ではありません。ただ違いはこの数十年間に渡り講演会等で質問、発言された問題を創作者側の立場に立って現場の声を反映しているだけです。ですからむずかしい法律論を唱える考えはありません。
創作する人たちのすべてのお役に立てればと思いだけです。
日々、たくさんの質問が舞い込みます。お名前は出しませんが、一人の問題点は他の人の問題点、悩みごとでもあるのですから次々にお伝え続けています。
さて、いつまで続けることができるかどうかわかりませんが、第1作からおつきあいしていただいている人たちも多く、それが私の励ましとなっているような気がしています。
本日までにPVの方々が10000人突破しました!
改めて感謝申し上げます。
まずは、新年最初の「著作権note」読んでいただいてありがとうございます。本年もみなさまが幸せで平和でありますように。平安な世の中が訪れますように、心から願い、祈ります。

特定非営利活動法人著作権協会 理事長 富樫康明
※著作権協会電子書籍のご案内「著作権・肖像権に気をつけろ!〈著作権Q&A」全4巻好評発売中詳しくは↓にて検索してください。


