361.人に何かを伝えるってむずかしいけれど、簡単に考えて見ると伝え方が変わる。
1.人間の心理・説明術
説明。説明する。伝える、詳しく話す。
人に何かを説明する、とても簡単なようで、とてもむずかしいもの。
何かむずかしく考えれば考えるほどむずかしくなり、むずかしい問題点に突入するとますますわからなくなる。
そんな時は、そんな時ほど物事をむずかしくとらえず簡単に考えてみることが必要。そして、むずかしければむずかしいものほど簡単に考えると不思議にわかりやすくなる時がある。
よく電話でもとても長い時間話し説明したり、長文の文章をFAXやメールで送ったりする人が多い。
確かに充分に誤解のないよう、より丁寧に説明したり報告することも大切なこと。また相手に失礼のないように配慮する場合もある。
しかし、長い説明、長い文章はとてもつかれるもの。
また果して相手がそれを真剣に聞いてくれたり、ちゃんと読んでくれているかまではなかなかわからない。
また商品の説明であったり、ある時は営業であったり、業者に何かを依頼する場合、自分の意志を説明する場合のコツがある。
それは、自分だけに与えられている時間という認識ではなく、相手にも時間があるということから考えていかねばならない。
とかく人は自分の都合を相手に押しつけてしまう。
つまり自分には三時間の時間があるから、相手にも三時間の時間があるだろうと勘違いが多い。相手の大切な時間を利用する訳だから、まずお互いに大切に考えねばならない。
このように説明するタイミング、説明する時間、説明のポイントを考えながら、お互いの有効な時間を考えながら説明することが重要なカギとなる。
これらのタイミングを誤るとたとえどんなに良いモノであっても、素晴らしいアイデアであっても、聞くことさえままならなくなってしまう。
まず説明時間の問題。
自分のこの用件に対して、どの程度の説明時間が必要かという時間計算をすることから始まる。
よく見かけるのが説明の長い人。
雑談や世間話をしてさらに長くなる人もいる。
もっとひどいのは仕事上のグチであったり、他人の批判。そして自慢話。
このような時間の観念のない人はまずビジネスは成立しない。
そこで時間計算が必要となる。
内容にもよるが、人が注意して聞いてもらえる時間の限界は分から分だといわれる。これは説明を受ける逆の立場に立って考えてもらえばよくわかる。
これはこちら側から説明する時間の基準。
次に相手から話され、質問等の時間を分から分。
そしてお互いの総論としてのまとめや確認に分から分と総時間数の基本は1時間。その1時間の範囲は両者があまり負担と感じない時間帯といえる。
これはお互い時間のない中で有効に効率よく使われる時間帯だ。
でも、それでは短かすぎるという人もいるかもしれない。
確かにお互いが話に夢中で話し込んでしまう場合は別といえるが、2時間、3時間の打ち合わせというのは、何かの結論や結果、重要な問題点解決のため、または決定し確認や確約を取る場合は別だが、長時間の打ち合わせは、お互いに時間に甘え、ただダラダラと過ごし、効率がものすごく悪い。
むしろ、打ち合わせ時間が長ければ、長いほど自分にとっても不利なことであり、あまり良いことはない。
それとは反対に説明時間が短ければ短いほど、説明がスムーズに理解されているとか考えねばならない。
お互いの有効な時間が1時間、その1時間という枠の中で実質分から分が説明する時間帯のポイント、そして時間は自分だけのものではなく、相手にも平等に時間は与えられているもの。
話す前に、説明する前に、時間を意識し、計算して話す。
短ければ、短いほど、相手は興味のあるものに対してそれ以上の事を知りたがるのも人の心理だ。
それでは説明の内容量が多いものはどうしたらよいか。
どちらにしても、むずかしい長話は、相手が興味を持ち必要性を感じたことに関しては問題はないが、これはお互いにつらいものがある。
そこでこの場合のコツは、
まず「結論から話す。プロセスを話し、再度、結論を重視する。」
この話し方がより効果的だ。
これは、ひとつの説明を親切、丁寧に順序立てて話すことより、結論をつねに話ながら説明に入る方法。
またこの方法は、結論から話すことによって、相手に固定観念(暗示)を与え説明が有利になり、あとあとの説明が楽になることも知ってもらいたい。
たとえば、説明を聞きたがる人の心理は、まずせっかち、結果を知りたくて知りたくてうずうずしている。
つまり、欲しいモノ、必要なモノ、ほどである。
だから結果を聞くことによって安心感を与える場合がある。
だから結果を知ってから、プロセス説明や、技術的な説明を受けたほうが理解されやすく、理解しやすい。
説明が長く、結果が遅ければただ相手をイライラさせ、さんざん説明を聞いたあげく、その内容に不満足な場合のショックは激しい。
しかし結果を聞いてから、説明されたものは、安心して説明を聞きやすく、不満足であったとしても、そのショックは薄くなり、むしろ、理解する側に近づいていく。
こんなところに人間の不思議な心理が隠されている。
人は自分の成績表がとても気になる。
誰もが同じ、必ず行ったことの点数があれば、必ず、その点数が気になる。そして知りたくなる、それから、なぜだろう、なぜだったんだろうと思いながら納得していく特性がある。
最初から、なぜ、なぜだったんだ、なぜだろうと思わせると、安心感よりも不安感を与えてしまう。
何度見ても涙の止まらない物語です~
見てください、父と子のお話です。
パパは嘘つき

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