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117.SNSの投稿は、人々を勇気づけたり、励ましたり、救済の一役を担うツールのひとつだね。

1.ネット新世紀

 火の存在を知り、食べ物に熱を加えることを知った時から、人類は急速に進化しはじめました。

火は人類最古の通信手段「のろし」として使われるようになり、火から立ち上ぼる「のろし」は光(電磁波)を利用して、情報(合図)を送り合う役目を果たしていました。

やがて時代は20世紀になり、送信に「電気火花(モールス信号)」を使う方法が開発され、無線通信が一気に進化しました。

混信を防ぐため「AМ方式(無線機)」が開発され、さらに雑音のない「FM方式(周波数)」が生まれ、その後、半導体の発明により、現在の「携帯電話」が誕生することになります。

この間、火は争いや殺し合いなどにも利用されてきました。

人類に多大なる進化をもたらした火(電磁波)は、それを扱う人々の大きな問題点ともなっています。

 

2.現代のネット時代。

情報は一瞬で世界を駆けめぐり、人々は瞬時にその情報を共有できるようになりました。

SNS、フェイスブック、インスタグラム、ツィッター、ライン、ブログ、ホームページなどが世界中の人々をつなぎ、そこから配信される情報(言葉)が人を救い、また生命を奪い去っています。

インターネットは、使い方ひとつでいか様にも変化するツールです。

ネット媒体を通じて起こる事件やトラブルは、現代社会への警笛といえるでしょう。しかし、人類自らが生み出した道具の扱い方によっては、そこから拡がっていく世界を素晴らしいものに変えていくことも、わたしたちには可能なのです。

©NPО japan copyright association Hiroaki

 このnote記事のシリーズは、多くの質問者からの回答書であり、本内容で伝える現場からの質問に対して、共通の注意点は次の8点であります。

(一) フェイスブック等の送信すべては「私的利用の範囲ではない」

(二) フェイスブック等の送信対象すべては不特定多数(無限)である。

(三)  フェイスブック等の送信にプライバシーのあるものは投稿、掲載してはいけない。(自分自身や他人のプライバシー)

(四) フェイスブック等の送信に許可なく他人の肖像を投稿、掲載してはならない。

(五) フェイスブック等の送信に許可なく他人の画像を投稿、掲載してはならない。

(六) フェィスブック等の送信には他人が傷つく内容を投稿、掲載してはならない。

(七) フェイスブック等の実名登録には要注意。

(八) 写真を撮影した者には「著作権」があり、撮影された人物には「肖像権」がある。他人のプライベートな問題には「プライバシー権」「名誉棄損」「個人情報保護法」がある。これらのすべては侵害行為として罰せられる(民事・刑事事件)。

 せめて、これだけでも注意してほしい。

 さて、個人間のトラブルも目立ちますが、行政や民間企業などもフェイスブック等に参入しはじめ、会社が倒産に至るケースが目立ってきました。

そのトラブルのほんの一部を次に紹介します。

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3.SNS・フェイスブックで倒産・炎上事例

 

(1)アルバイトの不適切投稿騒動後、
 信用回復できず宅配ピザ店が破産。

(2)アルバイト学生の不適切投稿により、
 そば店が破産。大学側も処分検討。

(3)ありもしないデマを流された歯医者が、
風評被害で廃業。

(4)「あなたのマクドナルド・ストーリーをハッシュタグ#McDStoriesでつ ぶやいてください」という宣伝キャンペーンに、何故かほとんどの人が「ひどい話」ばかりをつぶやき炎上。

(5)牛丼チェーン「すき家」のアルバイト男性が、
 「肉鍋にゲロ吐いてきます」「牛丼に私の胃液が入っているかも」「ツ   イッター」でつぶやいているなどとしてネットが騒然となった。

(6)和民の渡邉美樹会長の自殺した社員に配慮したつもりの発言が、
 逆に反感をかい炎上。

(7)「神様は怒っている」で炎上の民主党前議員、
 「私も傷ついた」と釈明して「再炎上」。

(8)「AKB48」メンバーと支配人が女子高生に、
 タダのチケットを渡し「炎上」。

(9)GMOの共同購入「くまポン」アクセス集中で購入できない、
 ユーザー続 出。炎上状態に。

(10)ユニクロのTwitter連動キャンペーンサイトで脆弱性騒ぎ発生。

(11)リクルートが「Pomparade(ポンパレード)」で、
 炎上マーケティング が発覚。

(12)ゲームプログラムに、ちゃねらーのブレイブルースタッフが、
 ツイッターで「マジかよ、糞箱売ってくる! 」発言。冗談のつもりが、
 すでに半分炎上中 。

(13)「最近マクドの店員いじめにハマってる」と発言!
  ネットユーザー「炎上の予感」

(14)口蹄疫でつぶやき、民主議員「炎上」。

(15)社員が新機能予告のツイートで炎上、ブログもお休みに。

(16)吉野家、ツィッターからの「テラ豚丼」動画騒動で謝罪。

(17)「足利事件」捜査の元警部補のブログ「謝罪しろ!」と炎上。

(18)女性店員がハーフナー・マイクにツィッターで罵詈雑言、炎上。

(19)立教大学生の「レイプ発言」で内定先大手百貨店に「電話殺到」。

(20)ローソン従業員がアイス冷蔵庫に入って遊んだ画像を流し、
  店舗休業。

(21)ヤフー社員の自社記事に対して、執筆者が激怒。会社に厳重注意。

(22)日通の派遣社員が同僚をツィッターで次々と中傷し、
 退職させられる。

(23)バーガーキング従業員「不潔写真」を投稿で処分。

(24)ミニストップ従業員、アイス冷蔵庫に入り画像を投稿、
 お詫び文を掲載。

(25)ステーキハウス店員が店内の冷蔵庫に入った写真を投稿で閉店。

(26)ピザハット店員がピザ生地を顔に張り付けた画像を投稿し炎上。

(27)東大エリート社長、ブログに病院恫喝告白で謝罪。

(28)ペッパーランチ社長の不適切な発言でブログが大炎上。

(29)遅刻社員に反省文を読ませる動画配信の社長、
 炎上で警察に被害届を出す。

(30)「牛丼に胃液」「肉鍋にゲロを吐いた」
 画像を投稿したアルバイト店 員、チェーン店が謝罪。

(31)回転寿司スシローで、
 醤油を鼻の穴に突っ込んで写真をツィート、炎上。

(32)しまむら店員に土下座強要の投稿に非難殺到で炎上。

(33)餃子の王将店内で全裸写真を投稿、閉店。

 

本当は膨大に、このようなトラブルはあるのですが、ほんの一部だけの紹介だけでも嫌になります。フェイスブックやSNS等の投稿は、不特定多数(無限)の誰もが閲覧できるものです。

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自分には関係ないと思えても、トラブルや事件は身近に存在しています。

会社の経営者たちが知らないところで、トラブルの火種が起きていることもあります。

店員の態度が悪かった。食べ物がおいしくなかった。

威張った口調や自慢する態度が気に入らなかった。

対応が悪い、失礼だ、といった不満なども投稿されています。

 

風評被害ほど恐ろしいものはありません。ありもしない話が噂になり、その会社を窮地に追い込むこともできます。

それだけ不特定多数のリスナー(視聴者)がフェイスブックやSNS等に関心を抱き、覗いているということです。

 

フェイスブック、ツィッター等を扱うときには、悪口、罵詈雑言、クレーム、悪評、落とし入れ、恨み、憎しみ、イメージダウン、いやがらせ、意地悪、その他、他人の心情を侵す発言に先ず気をつけなければなりません。

企業や行政が不特定多数に提供する情報が、その表現によっては誤解されるケースが続出しています。それだけ扱いには人道的な配慮が不可欠なツールであることがおわかりいただけるかと思います。

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4.「炎上保険」が登場

 

損保ジャパン日本興亜損害保険は、万が一ネット炎上してしまった場合のリカバリー費用を補償する「ネット炎上対応費用保険」を発売した。同社には、すでに数十件を超える照会があるという。

この保険は、専門のコンサルティング会社と提携することで、炎上時にサポートを提供など、包括的なサービスを提供する。

「被保険者が行う業務に関し、保険期間中にSNS等でネガティブな情報が拡散し、または拡散するおそれが発生した場合に、被保険者が費用を支出することによって被る損害を補償します」(損保ジャパン担当者)

つまり、炎上時の対応にかかった費用を保険金で支払うというわけだ。

具体的に補償の対象となるのは、「ネット炎上対応」と「メディア対応」の費用だ。

 

弁護士費用、裁判費用、削除命令など多額の費用がかかり、個人や中小企業などは簡単に費用を捻出することができないからだ。

 

ネットへの書き込みが原因で、個人や企業がトラブルに巻き込まれることは以前からあったが、特にツイッターやフェイスブックなどの普及によって、ネット炎上は増加している。これらのツールには他人と情報を共有する機能があり、瞬く間に拡散するという特性があるからだ。

また、スマートフォンのカメラ機能が向上したことで、写真や動画など、インパクトのある投稿も可能となった。

そのため、ネット炎上が企業に及ぼす影響は、今後もさらに拡大するだろう。

 

いよいよ、このような保険が活用される時代に突入しました。

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5.ツィッターに「愛しているよ、いつまでも…」

 

東日本大震災が起きたとき、震災から1週間で投稿されたツィート数は約1億8千万を記録しました。これを機に、多くの人がツィッターをはじめたといいます。

フェイスブックやSNSの投稿は、人々を勇気づけたり、励ましたり、救済の一役を担うツールにもなっています。

 

「宮城県沿岸に大津波警報高台に避難してください。」

「津波は市街地に到達。」

「おとうさん、大丈夫!私は無事です。」

「家族みんな元気ですよ。」

「被災地に応援に来てくれた人、ありがとう。」

 

震災でご主人を亡くした奥さまは、ケータイ電話に録音された亡き夫の声を聞き続けていました。「かあさん、今夜は食事はいらないよ…」
「今日は仕事で遅くなるからね…」目をつぶって聞くと、今も傍にいるように感じると言います。あれから数年たった今も大切な宝物です。

 

「おかあさん、育ててくれてありがとう。おかあさん大好きだよ。誕生日おめでとう…」ツィッターの短い言葉、それが最後の娘からの伝言でした。

 

ある女性は、亡くなった彼のケータイに、「出会えて、お付き合いできて感謝しています。私は必ず幸せになるから安心してね…」とメールしました。

 

ツィッターに「愛しているよ、いつまでも…」と、亡き彼へお別れの言葉を投稿しました。そしたら、「がんばれ!」「応援しているよ」「幸せになれ…」「生きていて良かったね」と、見知らぬ人たちからたくさんのツィートがありました。私は苦しくなるとそれを見返します。私の出発記念の言葉だから…。私は彼のケータイにメールを送りました。「ありがとう」ってね。

 

耳の聞こえない父からの伝言が留守番電話に入っていました。「おーい、おーい、聞こえるかぁ…。ありがとう、ありがとさん、本当にありがとう…」と、それだけでしたが、懐かしい父の声。何度聞いても泣けてきちゃいます。

 

四年間の彼女とのやりとりがケータイに残っています。もう捨てようかと考えていました…。でも、消去することができません。この記録は二人が生きていた証ですから…。

 

フェイスブックに遺された画像。改めて見ると、彼はとても嬉しそうで、幸せそうなイケメンです。きっと多くの人が見てくれたでしょうね。私たちの新婚旅行の想い出…。いまでも世界中の人に自慢したい画像です。彼が遺してくれたコメント「愛しているよ、とてもね…」と共に、想い出は永遠なのですね…。

 

孫からツィッターが届きました。「おばあちゃん、いつまでも元気でいてね、大好き…」何度読み返しても涙が止まりません。

 

94歳になりました。私はフェイスブックで世界中に宣言しました。「120歳まで生きるよ!」と。そしたら、見知らぬ多くの人たちから声援が届きました。

 

 

フェイスブックに記録された人々のたあたたかな伝言を最後に記し、今回の終わりとします。(本文が、7204文字となってしまいました、失礼を申し上げます)

本内容が、note記事の、みなさまの素晴らしい「のろし」となり、お役に立つことを心から願います。

 

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。



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トラブルに巻き込まれた時のために、次の連絡先を自分の「お気に入り」に保存しておくとよいでしょう。
 
 
■警察庁:インターネット安全・安心相談
http://www.npa.go.jp/cybersafety/
http://www.npa.go.jp/cyber/
■各都道府県別相談(サイバー犯罪)
https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm
■文部科学省
「24時間いじめ相談ダイヤル」 0570-0-78310
http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm

総務省電気通信消費者相談センター
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/madoguchi/tushin_madoguchi.html
法務省 人権侵害の窓口
http://www.moj.go.jp/JINKEN/index_chousa.html
 ■インターネットの人権相談
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200808/3.html
 
相談できる内容:インターネット人権相談受付、みんなの人権110番など人権相談窓口があります。インターネットによる人権侵害のほか、様々な人権問題についても相談を受け付けています。
■インターネット人権相談受付窓口
パソコンからの相談はこちら / 携帯電話からの相談はこちら
全国共通人権相談ダイヤル(みんなの人権110番)
電話:0570-003-110(ゼロゼロみんなのひゃくとおばん)
最寄りの法務局につながります。
子どもの人権110番(フリーダイヤル)
電話:0120-007-110(ぜろぜろななのひゃくとおばん)
「いじめ」や虐待など子どもの人権問題に関する専用相談電話です。
女性の人権ホットライン
電話:0570-070-810(ゼロナナゼロのハートライン)
女性の人権問題に関する専用相談電話です。
内閣府 
児童虐待、いじめ、ひきこもり、不登校についての相談窓口
http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/map.html
国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/
相談できる内容:消費生活全般に関する苦情や問い合わせ。高額請求、ネット詐欺など
JADMA通販110番
http://www.jadma.org/DM110/index.html
  相談できる内容:通信販売のトラブル全般
違法・有害情報相談センター
http://www.ihaho.jp/
相談できる内容:インターネット上の違法有害情報相談窓口
迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
相談できる内容:迷惑メール全般
セーフライン/一般社団法人セーファーインターネット協会
http://www.safe-line.jp/
■通報フォーム
https://www.safe-line.jp/report/
  できる事:違法・有害情報を通報→場合によっては削除
■インターネット・ホットラインセンター http://www.internethotline.jp/
相談できる内容:インターネット上の違法・有害情報の通報受付窓口
 ■一般財団法人インターネット協会 http://www.iajapan.org/hotline/dantai/1-039.html
  相談できる内容:インターネットのルール&マナーに反すると思われること
 ■著作権情報センター/著作権相談室 http://www.cric.or.jp/counsel/index.html#soudan
相談できる内容:著作権全般
web100
http://www.web110.com/
googleからの情報の削除の通報フォーム
https://support.google.com/websearch/troubleshooter/3111061?hl=ja
検索結果から削除してもらう場合の通報フォームです。 必ず削除されるとは限りませんし、元のサイトの情報はそのままです。 元サイトを削除されなければ、さらにコピー拡散もあります。
■Twitterの不適切画像の報告窓口 https://support.twitter.com/forms/cse
 
■特定非営利活動法人著作権協会
www.npojapancopyrightassociation.com/
 
 

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