351.お金を落とすと痛いが、時間を失うことに痛みを感ずる人は少ない。
「ビジネスの時間の法則」わくわく発想術
わたし達の人生において、誰もが平等に与えられているもの。
それは時間。
その時間をわたし達は「限られた時間」ととるか、「あまった時間」と考えるか、その時間に対する意識は人によって違うもの。
でも1日は時間は誰にでも平等に与えられている、が人はモノを失った場合は、痛いと感ずるが、こと時間を失うことに痛みを感ずる人は少ない。
「あっというまに一年が過ぎ、振り返ってみたら何もできていなかった—。」とか、
「目標をせっかく立てたのに、まるっきり目標に達成していない—。」と後悔したりする。
つまり、時間には一定の法則があり、その法則とは「意識」するか、「意識」しないかによって人それぞれの個人差が生まれる。
もしかすると大切な時間を無意味に失ってしまっていないだろうか?
そこで、自分自身のタイムスケジュールを作る必要性がでてくる。
1日は誰もが24時間、この時間の使い方をもう一度振り返ってみると、一般的には、1日8時間が仕事で、自由時間が8時間、残された8時間が眠る時間となっている。
こう考えると1日のタイムスケジュールは作りやすい。しかし、どう利用するか、どう大切にしたらよいか。このようにタイムスケジュールを作る場合の注意点は、
「明日があると思って作るタイムスケジュール」と、
「今日しかないと思って作るタイムスケジュール」とはおのずと異なってくる。この差は、時間に対する意識と認識にある。
例えば一日8時間の自由時間がある、一週間で56時間。
一ヵ月で224時間、一年でなんと2688時間もある。
日数で計算するとこれも驚き112日間。一年の三分の一の自由時間がある。これに休日を入れるとさらに加算される。
でも、一日8時間の自由時間があったって、食事もするし、お風呂にも入ったり、テレビを見たりすればそれでも足らないという人もいる。
しかし、この一年の三分の一以上という時間を、楽しみながら有効に活用することを考えてみることも面白い。
この時間を自分の「読書の時間」、「趣味の時間」、「アイデアや発明する時間」、「絵や文章を書く時間」、「情報収集の時間」、と上手に5分割から8分割に分けることも大切。
何も本を一冊この8時間の間に読み終える必要はない。
一日頁と決め、一日一時間をその読書の時間にあてればいい。
絵や文章だって、一日2枚とか5枚とか決め、一日一時間を使えばいい。
また、家族が騒がしければ、朝早くの時間を有効に使えば、それも時間を上手に使う一つの方法。
こんな風に自分の一日のタイムスケジュールを楽しみながら企画する。
一日をいかに大切にできるか、人は目的や希望がなければ何もできない。
そのための自分自身のタイムスケジュールといえる。
では、どうやってこれをまとめていけば良いだろう。
大切なことは嫌々自分を自己管理することではなく、楽しみながら面白がって作ること。
「明日はどういう日にしよう—。」
「明日はどんなことをしてみよう—。」
「明日の晩は誰と会ってみよう—。」
「明日の午前中はこうしてみよう—。」
「明日の午後はああしてみよう—。」と考えてみる。
それとは逆に
「明日はどうしよう—。」
「どうしたらいいだろう—。」なんて考えてはいけない。
常に楽しく、明るく、面白く考える。すると日々の考え方や行動の仕方が変ってくる。さらに、モノの見方にまで変化が生まれる。
これは日々の時間を意識することによって、自分の心に積極性を植え付けることができる方法だ。
これはプライベートであっても、ビジネスであっても同じ。
毎日がとても楽しくなってくる。
では一体どう考えればいいのだろう?
一日はやはり、「朝に始まり、夜に終る。」しかし、一日は「夜に眠り、朝に始まる」、これのくり返し。
人は一年をふり返ることは難しいが一日をふり返ることはたやすい。
一日にわずか2分から3分のことだけど、自分をふり返ることも大切なこと。この時間は自分から意識して習慣づけないと、わずか2分から3分の時間すら作れない場合も多い。
日々練習すると、今日一日の大変だったこと。
変だったこと。嫌だったこと。面白かったことが明確になる。
だからこのわずかな時間の積み重ねはおそらく自分にとって、とてつもない財産になる場合もある。
時間を大切に使うことは、時間を大切に使ったかどうかを確認することだ。人は誰もがふり返り、確認しなければ、その日の一日が良かった日なのか、嫌な日だったのか、つまらない一日だったのか自分自身ですらわからなくなる。
わからない毎日を過ごしていくことよりも、やはりわかる日々を過ごす方が楽しい。一日は誰もが平等に時間ある。時間はすべての人に平等に与えられている。
「時間の使い方の主人は、すべて自分にある。」時間の使い方を支配しているものは神でも他人でもないねすべて自分自身。
人はお金や物を失った時、失った実感と悔しさを覚えるが、時間を失っても、その実感や悔しさはない、しかしいつの日か未来。ふり返った時に初めて失ってきた時間を悔しさとともに知っていく。人は見えるものを大切にし、見えないものを粗末にする。
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