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240.スマホは無法地帯!もうやめてください~


1.大手アサヒビール「有田焼」模倣の景品を出荷、謝罪する


有田焼出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 
2003年(平成15)の1月22日、大手アサヒビールが、無断で有田焼模倣の景品を出荷し、各窯元の指摘を受けて謝罪した事件が起こった。

アサヒビール (東京・本社)が、佐賀県有田町の地元で「三右衛門」と称される「柿右衛門」「今右衛門」「源右衛門」の「有田焼き」を模倣した小皿を、各窯元に無断で焼酎の景品に付けていた。

小皿は2002年10月4日から11月19日にかけて全国に約240万枚出荷されたが、同社は各窯元の指摘を受けて謝罪し、残っていた約10万枚の出荷を取りやめた。

同社によると、焼酎は「大五郎」「どんなもんた」「すばる」のペットボトル入り(4リットルと2・7リットル)。

柿や椿などの各窯元の特徴に似せた絵柄を描いた小皿を計6種類作り、ボトルに「三右衛門調絵皿」などと書いた札をかけて一本に一枚ずつ景品として付けた。
各窯元が、知らないうちに名前が利用されているとして同社に説明を求め、同社は2002年11月15日、各窯元に謝罪した。

同社広報部は「代理店から札に模倣品と表記しているので (窯元の)了解は必要ないと説盟和受けた。しかし了解を得るべきだった」と話しているが、札に模倣品と表記してあれば了解が必要ないというのも苦しい弁明。

現在は、円満解決したそうだ。
 
 


2.携帯電話は無法地帯!もうやめて下さい





 
「店内での携帯電話の使用はご遠慮下さい」と書かれたステッカーが東京都書店連合組合の呼びかけで会員に約4千枚を配った。 

最近ではカメラ付き携帯電話の急速な普及により、書店で立ち読みした雑誌や本のページを撮影、本を買わずに必要な情報だけを手に入れる客のマナー違反が続出している。

各書店では「売り上げに響く」と悲鳴を上げており、日本雑誌協会 (東京都)と携帯電話の事業者団体「電気通信事業者協会」(東京)はマナーを守るようキャンペーンを始めた。

撮影のもっとも多いのが、レストランガイドやコンサート情報などが載った情報誌。立ち読みしていて、自分の興味のある部分や必要な記事があったりすると、その部分だけを撮影してそのまま店を出ていってしまうという。

都内の書店店主は、テレビで「写真を撮っているのか、携帯メールを送っているのかすぐに判別できず注意もしにくい。

日本雑誌協会では、さらに「情報を記すことはご遠慮下さい」などと呼びかけるポスターを約33,000枚用意し、全国の書店に貼ってもらうよう手配。
カメラ付き携帯は、Jーフォンが2000年11月に発売以来、とどまることを知らない。同社では契約台数全体の約7割を占める約1000万台を越え、NTTドコモでも1000万台を突破している。(現在はこの数百倍となる)

一方で女性のスカートの中の盗撮をして男性が逮捕されたり、書類送検されたりする事件が各地で相次いでいるほか、美術館内で作品を撮影するなど使用者のマナーの悪さも指摘されている。

また、まちのどこに行ってもほとんどの人が携帯を手にし、電車やバスの中でもメールを送り続けている姿が当たり前のようになってしまった現代。
今、他人の肖像やプライバシーを含めてこの携帯電話は無法地帯ともいえる。
さて、どうやってこれからこれらの法整備を行うのだろうか。


3.日本の主要企業の約65%が、知的財産権を侵害されている


 
読売新聞では、2003年(平成15年)5月3日に、製品を丸ごとコピーし、製品名やマークをマネされるなどして、知的財産権を侵害されていることが、主要300社にアンケート調査をして発表した。

『アンケートは280社から回答があり、このうち相手側が謝罪し、捜査当局の摘発を受けるなど侵害を実際に確認できた例は186件で、侵害の疑いがある例を含めると304件に達している』という。その中で最も多かったのは、

『勝手に他者の社名やマークをつけるなどの商標権侵害で、130件と全体の38%を占めた。技術屋製法に関する特許侵害が80件、デザインなどの意匠侵害も6件にのぼった。中には、デザインや製造番号、梱包の段ボールまで、そっくりにコピーされた例もあった。』読売新聞5月4日付より

これは氷山の一角。これは別に日本の主要企業だけではない。

わたしたちの身近な、商業、商店、産業、工業の世界でも日常茶飯事の出来事のひとつといえる。

よく、会社案内パンフレットや商品カタログ、宣伝チラシなどもよく見かける現象だが、マネされることを放置しておくとその被害は直接企業が誤解されてしまう恐れもあり、また消費者に混乱を与える恐れもある。
さらにそれぞれの企業が信頼を失っていく。やはり自らが防衛を真剣に考える時期がきていることがわかる。

令和時代に入った現在も日本企業の知的財産権侵害は増え続け、留まることを知らない。




 
 ※注 この著作権noteは1999年からの事件を取り上げ、2000年、2001年と取り上げ続け、現在は2002年に突入。今後はさらに2003年から2020年~2022年に向けて膨大な作業を続けています。その理由は、すべての事件やトラブルは過去の事実、過去の判例を元に裁判が行われているからです。そのため、過去の事件と現在を同時進行しながら比較していただければ幸いでございます。時代はどんどんとネットの普及と同時に様変わりしていますが、著作権や肖像権、プライバシー権、個人情報なども基本的なことは変わらないまでも判例を元に少しずつ変化していることがわかります。
これらがnoteのクリエイターさんたちの何かしらの参考資料になればと願いつつまとめ続けているものです。また、同時に全国の都道府県、市町村の広報機関、各種関係団体、ボランティア、NPО団体等にお役に立つことも著作権協会の使命としてまとめ続けているものです。ぜひ、ご理解と応援をよろしくお願い申し上げます。
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