114.つぶやき、ひとつで大騒ぎ~
55・プライバシーの疑問
Q10 SNSやフェイスブックにはプライバシーがない、と言う人がいます。どのようにしてプライバシーを守っていけばよいのかわかりません。ほかの皆さんは何も心配がないのでしょうか?

「プライバシー」とは、知られたくないこと、見られたくないこと、伝えたくないことなどですが、SNSやフェイスブックを利用している限り不可能といえます。
これらは「公開を前提」としているものですから、自分で細かく設定を変えるしかありません。
さらに、公開されたくなければ、信頼できる特定の人だけを対象としたフェイスブック、LINE、メールに絞ることです。特定の人であっても信頼関係のない人はむずかしく思います。
フェイスブックを初期状態で投稿すると、公開範囲が「公開」となり、その状態のままであれば、誰もが自由にその投稿を閲覧できるようになります。
もちろんホームページなどにも自動公開されてしまいます。「公開」が友達設定であれば、友達だけの限定公開になります。
しかし、友達が増え続ければ、その情報が他に拡散される恐れもあります。
どちらにしろ、「公開」が前提のものですから、常に注意し、慎重な内容にしていかねばなりません。
56・失われたプライバシー
Q11 個人の情報を守る方法はありますか?

ある人は、
「今の時代はプライバシーなんてないよ…」
「個人情報保護法って言ったって簡単に個人情報が漏れている…」
と、言います。
例えば、ポイントカードは誰もが利用していると思いますが、企業側にはすべての購買履歴が収集されています。
会員カードやクレジットカードを持てば、それに記載した個人情報のすべてが見られています。DVDのレンタルカードなどは、すべての履歴が収集されていて、趣味や好みがすべてわかるようになっています。
コンビニなどのポイントカードなどもポイントをもらえるのはありがたいことですが、わずかなポイントのために、個人情報を提供し続けている状態です。
また、知らない間に情報が収集されている場合もあります。
それはネット上の買い物や、スマートフォンなどです。一家に三台以上あるといわれるスマホは、すべての位置情報が特定されているのです。位置情報だけでなく、スマホで写真を送れば、すべての撮影位置が特定され住所まで漏れてしまいます。
また、町を歩けば防犯カメラがあり、スーパーやコンビニ、駐車場などにも防犯カメラが設置されています。
町中が防犯カメラだらけです。
(日本国内には3000万台以上あり、これからも増え続ける)
フェイスブックの動画や顔写真などは、
一体どこに収集されているのでしょう。
知らないところで自分の情報が何かに利用されているとしたら、こんなに恐ろしいことはありません。
このように、個人の情報を守る手立てはないのですが、私たちの最低限の防衛措置として、
「知られたくないこと」
「知られたら困ること」
「見られたくないこと」は公開しないことです。
それが唯一の防衛方法なのです。
57・つぶやき一つで大騒ぎ
Q12 最近、ツィッターで会社の悪口や批判、誹謗・中傷などが目立ちます。それだけ社会に不満があるのかもしれませんが、ツィッターは個人の場合と会社の場合もあると思いますが、問題にならないのでしょうか?また、純粋な発言としての「内部告発」などもありますが、ツィッターの正しい使い方とはどのようなものなのでしょう。

SNS等のツィッターは設定をあらかじめ「非公開」にすることができますが、それでは面白くないのか、ほとんどの人が「公開」のままだといいます。
アメリカ合衆国大統領のツィッターなどは、自らの宣伝媒体として利用し、政治的な圧力とも捉えられています。
しかし、現状はどうなのでしょう?
ここで2つの問題があります。
公開のままのツィッターは、不特定多数の世界中の人々に一瞬で公開され、なおかつ「拡散」していく恐れがあります。
拡散とは、本人の意思に関係なく、勝手に利用されて拡がることです。
もう1つは、個人と会社の違いです。
会社の場合は個人と違い、多くの社員が働いているため、たった一つだけのつぶやきで会社のイメージをダウンさせ倒産に至る恐れもあります。
倒産すれば、働いている人たちの仕事まで失うことになります。
特に食品を扱う企業などは、「いたずら」であってもイメージダウンを免れることができません。
オーストラリアのピザ店で働く従業員が、ピザの生地につばを吐きかけた動画を投稿して炎上しました。
我が国でも報道されましたが、従業員が冷凍庫に入った写真を投稿。
従業員が食器洗い機に入った写真を投稿。
お客が店に置いてある調味料を鼻の穴に入れた投稿。
店内で全裸になっている姿を投稿。
と、飲食店の場合はイメージダウンだけでなく、企業の信用を失わせます。
実際に、これらのほとんどが逮捕、
または書類送検、倒産にまで発展しました。
逮捕された者たちは、ツィッターを実名でなくハンドルネームで利用していたので捕まらないと思っていたのでしょう。
しかし、身元は簡単にわかってしまいます。
ツィッターなども、他人の悪口や誹謗中傷、批判などを投稿すべきものではないのです。
自分だけの問題で済まなくなる恐れがあり、危険な行為だという認識が必要になります。「公開」を前提としているフェイスブックは要注意ですね。

トラブルに巻き込まれた時のために、次の連絡先を自分の「お気に入り」に保存しておくとよいでしょう。
■警察庁:インターネット安全・安心相談
http://www.npa.go.jp/cybersafety/
http://www.npa.go.jp/cyber/
■各都道府県別相談(サイバー犯罪)
https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm
■文部科学省
「24時間いじめ相談ダイヤル」 0570-0-78310
http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
■総務省電気通信消費者相談センター
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/madoguchi/tushin_madoguchi.html
■法務省 人権侵害の窓口
http://www.moj.go.jp/JINKEN/index_chousa.html
■インターネットの人権相談
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200808/3.html
相談できる内容:インターネット人権相談受付、みんなの人権110番など人権相談窓口があります。インターネットによる人権侵害のほか、様々な人権問題についても相談を受け付けています。
■インターネット人権相談受付窓口
パソコンからの相談はこちら / 携帯電話からの相談はこちら
■全国共通人権相談ダイヤル(みんなの人権110番)
電話:0570-003-110(ゼロゼロみんなのひゃくとおばん)
最寄りの法務局につながります。
■子どもの人権110番(フリーダイヤル)
電話:0120-007-110(ぜろぜろななのひゃくとおばん)
「いじめ」や虐待など子どもの人権問題に関する専用相談電話です。
■女性の人権ホットライン
電話:0570-070-810(ゼロナナゼロのハートライン)
女性の人権問題に関する専用相談電話です。
■内閣府
児童虐待、いじめ、ひきこもり、不登校についての相談窓口
http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/map.html
■国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/
相談できる内容:消費生活全般に関する苦情や問い合わせ。高額請求、ネット詐欺など
■JADMA通販110番
http://www.jadma.org/DM110/index.html
相談できる内容:通信販売のトラブル全般
■違法・有害情報相談センター
http://www.ihaho.jp/
相談できる内容:インターネット上の違法有害情報相談窓口
■迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
相談できる内容:迷惑メール全般
■セーフライン/一般社団法人セーファーインターネット協会
http://www.safe-line.jp/
■通報フォーム
https://www.safe-line.jp/report/
できる事:違法・有害情報を通報→場合によっては削除
■インターネット・ホットラインセンター http://www.internethotline.jp/
相談できる内容:インターネット上の違法・有害情報の通報受付窓口
■一般財団法人インターネット協会 http://www.iajapan.org/hotline/dantai/1-039.html
相談できる内容:インターネットのルール&マナーに反すると思われること
■著作権情報センター/著作権相談室 http://www.cric.or.jp/counsel/index.html#soudan
相談できる内容:著作権全般
■web100
http://www.web110.com/
■googleからの情報の削除の通報フォーム
https://support.google.com/websearch/troubleshooter/3111061?hl=ja
検索結果から削除してもらう場合の通報フォームです。 必ず削除されるとは限りませんし、元のサイトの情報はそのままです。 元サイトを削除されなければ、さらにコピー拡散もあります。
■Twitterの不適切画像の報告窓口 https://support.twitter.com/forms/cse
■特定非営利活動法人著作権協会
www.npojapancopyrightassociation.com/japancopyrightassociation.com/
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