26.note記事を仕事にする場合の著作権ビジネスってどんな分野なの?
著作権ビジネスの分野
質問⑲・note記事を利用して、仕事する場合の著作権ビジネスとは一体どんな分野なのでしょうか?わたしは特別な技術や専門的な知識があるわけではありませんが、可能性を感じています。簡単にご説明ください。
はい、むずかしいご質問ですね。
簡単に説明することはできませんが、著作権ビジネスは範囲が広い分野でもあるため、基本的な例で一部ご説明します。
まず、どれだけのコンテンツを集められるかというところがポイントとなります。
著作権ビジネスの大きな特徴は、特別な技術や特別な知識があればできるというわけではなく、どれくらいのコンテンツを集め、それをより多くの人に公表し、買ってもらうかという点に集約されます。
また、何を売るかということも重要ですが、アイデア的な発明を売るわけではなく、著作権法にあてはまる表現的なアイデアを売るわけですから、様々な表現アイデアを必要とされます。
たとえば、世界的に有名な著作権ビジネスでいえば、ウォルトディズニーの「ミッキーマウス」や「ドナルドダック」のキャラクター。映画でいえば、「スパイダーマン」や「バットマン」。
日本のアニメの世界でいえば、「ドラえもん」や「キティちゃん」。これらも著作権ビジネスですが、わたしたち一般人にはほど遠いビジネスともいえるものです。
それはご存知のように、あまりにも有名な著作物だからです。
だからといって有名なものばかりが著作権ビジネスではありません。
有名な商品は有名になればなるほど町中に溢れ、どこでも買える、どこでも見つけられる商品となり、むしろ稀少価値といった点では低くなります。
わたしたち一般が参入できる著作権ビジネスとは、稀少価値のある無名な著作物をビジネスにするという点にあるでしょう。
たとえば、ウォルトディズニーには「ミッキーマウス」等の関連商品しかないわけですし、バットマンは「バットマン」のキャラクター関係しかありません。ある意味、不特定多数の有名商品目当てをターゲットにしているわけです。
たとえば、ユニークで面白く、楽しく、あたたかく‥‥。または、キタナク、ミニクク、気持ち悪い商品(著作物)を開発し、小ロット(小量生産)であっても独自性、オリジナル性、インパクト、稀少価値のあるめずらしい商品であったなら、消費者はどのような反応を示すでしょう。
ここに大手企業がマネのできない圧倒的な差別化、区別化が生まれれば、それだけでビジネス展開ができるでしょう。
「でも、そんなに稀少価値があり、ユニークな著作物を開発し、創作することなどできない‥‥」
そうです,ね。ここでアタマ打ちになり、ほとんどの人がこのビジネス参入を断念してしまいます。
そこで、「創作する」「開発する」という意識をすべて捨て、「見つける」「探す」「発見する」という意識に切り変えてみます。すると創作し、開発するという苦悩から離れることができます。
たとえば、どんな著作物も初めは無名なものです。

©NPО japan copyright association Hiroaki
どんな著作物でも最初から大金をはたいてテレビにCMを流したって、そう簡単に有名になるわけではなく、大金をつかえば有名になるわけではありません。むしろ有名になることは今の段階では必要ないわけです。
また、有名になるために大金を使う必要もありません。
この作業は丁度、音楽プロダクション事務所の新人タレント探しと同じだと考えればよく、自分の考えている必要とする新人タレントを「見つける」「探す」「発見する」ことをすればよいのです。
だからといって、作詞家、作曲家、レコード会社やジャスラックと取り引きしなければならないとか、そのタレントを教育したり、生活のめんどうを見たり、最低保証する必要もありません。
日本全国、わたしたちの地元にも、膨大な漫画家のタマゴ、イラストレーターのタマゴ、写真や映像関係のタマゴ、さらに趣味で創作している人たちが膨大にいます。
むしろ、このような人たちに出合い、「探し」「見つけ」「発見する」ことによって、様々な著作物に出合うことができます。
美術学校や専門学校の生徒たちでもかまいませんね。
完成されていなくとも、必ずキラリと光る人たちと作品に出合うことができます。
サンリオの「キティちゃん」だって、「たまごっち」だって、最初は、みんな素人で無名の若い作家たちばかりです。企業名は有名かもしれないが、作家はほとんど、ド素人に近い無名の新人ばかりです。有名な人は高額なギャラが必要ですが、無名な人は逆に無料に近い成功報酬として考えられる可能性があり、このような無名の新人タレントを何人、何十人確保できるかによって、作品の内容やアイデア表現の範囲が広がります。
つまりコンテンツメニュー構成が充実します。
あとはプロモーション、販促活動となります。
それでは、その人たちとどこで、どのように出合うかといえば、彼らは路上で販売していたり、学校関係の文化祭や作品展、コンクール等に必ず出品しています。
また、ホームページやブログなどに自分の作品を掲載し、各市の施設の展示ホール等で展示会を行っています。最近では、各地域フリーマーケットなどに自分の作品の展示や販売を行っている人たちもいます。
そこで、自分の作品を商品化するか、自分の考えている著作権ビジネスに近い作品(作家) と出合い、新人タレントを発掘するのもひとつの方法といえるでしょう。
著作権ビジネスの面白さは、投下資本ゼロ、リスクゼロ、場合によっては、創作労力ゼロで商品群を揃え、各企業や団体にプロモートできるという点にあります。
また、著作権ビジネスはキャラクターだけではなく、次の分野の仲介またはプロデュースが可能なもので範囲はとてつもなく広いものです。
(一)言語の著作物
(二)音楽の著作物
(三)舞踏・無言劇の著作物
(四)地図・図形の著作物
(五)美術の著作物
(六)映像・写真の著作物
(七)建築の著作物
(八)データ・ベースの著作物
(九)編集の著作物
(一〇)その他

note記事には、イラストやキャラクター、漫画や絵、その他さまざまな作品の宝庫といえるでしょう。それを実際に描いている人たち、それを見ている人たちに分かれていますが、その中で気に入った素敵な作品見つけて直接相手(創作者)に交渉するのも良いと思われます。
また、自分が創作した作品を売り込みという狭き門を想定するのではなく、自分がプロデュースして自分で販売するのも一つの方法ですね。一つのイラストやキャラクターは上記(1)~(10)の項目のように、様々な広い分野に利用できるのが著作物です。
また、グッズでいえば、キーホルダー、シール、ステッカー、マスコット人形やぬいぐるみ、ノートやカレンダーなどのような印刷物と、様々な媒体で販売することもできますし、何よりも時代は「小ロット製作」の時代となり少品種(少量生産)など昔と違い、大量生産(最低ロット数という壁)などが減り、少数(10個から50個単位)での製造が可能となりました。このnote記事などで販売及び販売紹介しても良いでしょうし、今や誰もがネット販売、メルカリ等の販売ができる時代です。
自分創作したキャラクターのグッズの販売化、自分で創作できなくとも創作者との著作権使用許書、著作権譲渡契約書などを交わすことによってお互いにメリットが生まれる可能性もあります。
また、note記事などは電子書籍での販売(コストゼロ)などもいいですね。絵本や写真、漫画なども電子書籍化にしてコンテンツ(作品情報)がたまった時点で発行すればいい。
電子の世界と紙媒体は両輪の輪ともいえるもので取り入れていく素晴らしさがあります。ぜひ、検討してみてください。
私の場合、講演会や勉強会で使用した情報のほとんどの電子化が終わりました。
※電子書籍〈~著作権トラブル110番~「著作権事件簿」全17巻〉好評発売中!note記事には書ききれない物語満載。お時間がありましたらお読みくださいね。下記↓で検索して目次内容等を見てください。


