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237.キャロル泥沼化?覚えている?伝説のロックバンド「キャロル」は消えてしまうの?著作権の譲渡契約著作者人格権はどうなる。


1.キャロル泥沼化?伝説のロックバンド「キャロル」は消えてしまうの?著作権の譲渡契約著作者人格権はどうなる。



燃えつきるキャロル・ラストライブ [DVD]発売日 ‏ : ‎ 2003/1/22 出演 ‏ : ‎ キャロル 販売元 ‏ : ‎ ユニバーサルミュージック


 「キャロル」といえば伝説のロックバンド。
現在、矢沢永吉とジョニー大倉とゴタゴタ続きの中で今度は、DVD「燃えつきるキャロル・ラストライブ」をめぐって法廷闘争が起こったことを覚えているだろうか?

これは、音楽と映像の著作権のトラブルであり、今でも、このような問題が続いているための参考になると嬉しい。

これは、キャロルの解散コンサートなどのドキュメントを制作した佐藤輝雄氏が、DVDを発売したユニバーサルミュージックを相手取り、著作権侵害で提訴。

これは、キャロルデビュー三十周年記念とし発売されたロックバンド・キャロルのCD「ザ・ベスト」とDVD「燃えつきるキャロル・ラストライブ」。

ともに大ヒットとなったが、元メンバーのジョニー大倉が矢沢永吉に対して不満をぶつけ「キャロル騒動」になっている。

しかしその裏では、「第二のキャロル騒動」として、DVDの映像をめぐる法廷闘争が勃発していた。

この「燃えつきるキャロル・ラストライブ」は1975年(昭和50年)4月のキャロル解散コンサートを収録したもので、その年の1月に発売され10万枚近くの大ヒットとなっていた。

その発売直後の2月にDVDの権利をめぐる法廷闘争が起きていた。
ドキュメントを制作した佐藤輝雄氏はユニバーサルミュージックに対して著作権侵害として約4億円の損害賠償を請求。

訴状によると、キャロル解散コンサートを知った佐藤氏が撮影を希望。コンサートの模様のほか、楽屋での姿やキャロルの親衛隊クールスのインタビューなどを収録したドキュメント「グッバイキャロル」を制作。これはその年の七月にTBSで自主制作作品としてオンエアされているという。

さらにこのドキュメント映像の制作資金など自ら工面しており、映像の権利があると主張。

今回発売されたDVD、CDの初回版の特典につけられたDVDには佐藤氏が撮影した映像が許可なく勝手に加工され使用されているとして、著作権、著作者人格権侵害として訴えている。

一方、訴えられた発売元のユニバーサルは、前身のフオノグラム社がキャロルの実演を収録する権限をもっており、撮影を佐藤氏の会社に依頼はしたが、あくまでも日本フオノグラム社の費用、指揮監督に従って撮影したものと主張している。

ユニバーサルミュージックの法務部は、
「原始取得しているという主張は変わりません」と一歩も引かない。

さて、あまりこのキャロルの問題を泥沼化してもらいたくないというのがファンの心理。まずそれを第一にしてもらいたいのだが・・・・・。
あとは原始取得しているという証明はあるのだろうか。
著作権の譲渡契約はあるのだろうか。
費用を支払っていれば自動的に権利が移動するわけではない。
また、もし移動してあったとしても、佐藤さんには著作者人格権が残っている。



2.2ちゃんねるに四百万円賠償命令


 
2003年(平成15年)7月17日。2ちゃんねるが四百万円の支払いを命じられた。
インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」で、事実無根の書き込みが削除されずに名誉を傷つけられたとして、化粧品販売会社「ディーエイチシー」(DHC、東京)と同社社長が、掲示板の管理人を相手に総額6億円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は同日、管理人に4百万円の支払いを言い渡した。

斉藤裁判長は、「書き込みは社長らを社会的に陥れるような内容」と指摘。

一方、2ちゃんねる側では、一日約80万件の書き込みがあるのに、削除ガイドラインでは「削除対象となる範囲が狭いために実効的な救済ができない」と述べ、ガイドラインの有用性に対する問題も指摘した。

 


※注 この著作権noteは1999年からの事件を取り上げ、2000年、2001年と取り上げ続け、現在は2002年に突入。今後はさらに2003年から2020年~2022年に向けて膨大な作業を続けています。その理由は、すべての事件やトラブルは過去の事実、過去の判例を元に裁判が行われているからです。そのため、過去の事件と現在を同時進行しながら比較していただければ幸いでございます。時代はどんどんとネットの普及と同時に様変わりしていますが、著作権や肖像権、プライバシー権、個人情報なども基本的なことは変わらないまでも判例を元に少しずつ変化していることがわかります。
これらがnoteのクリエイターさんたちの何かしらの参考資料になればと願いつつまとめ続けているものです。また、同時に全国の都道府県、市町村の広報機関、各種関係団体、ボランティア、NPО団体等にお役に立つことも著作権協会の使命としてまとめ続けているものです。ぜひ、ご理解と応援をよろしくお願い申し上げます。
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