174.さて、迷惑メールと詐欺メールの「本物ぽい偽物」を紹介します。
34.小説『ダヴンチ・コード』は盗作?

2006年3月。米作家ダン・ブラウンさんの世界的ベストセラー小説『ダ・ヴィンチ・コード』が1982年に出版されたノンフィクション作品の盗作だとして、著者2人が著作権侵害で出版社を訴えた裁判が、ロンドンの高等法院で始まった。
原告は、『レンヌ=ル=シャトーの謎ーイエスの螓脈と聖杯伝説』(邦訳題)を書いた英国在住のマイケル・ベイジェント氏とリチャードリー氏。
イエス・キリストがマグダラのマリアと結婚して子どもをもうけ、その系譜が欧州で続いているという内容。この「骨格」が『ダ・ヴィンチ・コード』で盗用されたと主張。
一方、被告の出版社ランダムハウスは、原告の著作に盛られた様々なアイデアは既存の文献にも見られると主張。

この『ダ・ヴィンチ・コード』は世界中で4000万部売れている。
ランダムハウスが敗訴した場合、2006年5月に上映された同名の映画の公開にも影響があったという。
翌年の2007年3月28日の【ロンドン/英国 28日 AFP】によると、英控訴院は28日、米国の人気作家ダン・ブラウン氏がベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」の主要部分を盗作した事実はない、との裁定を下した。
ブラウン氏が「ダ・ヴィンチ・コード」の主幹をなす節や着想を、別の著者の作品「レンヌ=ル=シャトーの謎-イエスの血脈と聖杯(The Holy Blood And The Holy Grail)」から盗作している、との告訴で、英高等裁判所では2006年4月、無罪を認定していた。
高等裁判所の裁決を受け、「レンヌ=ル=シャトーの謎」の共著者であるマイケル・ベイジェント氏とリチャード・リー氏は控訴院に控訴していた。
これまでの裁判費用は300万ポンド(約6億9000万円)と推測されている。
「ダ・ヴィンチ・コード」は全世界で44か国語に翻訳、4000万冊以上を売り上げ、ブラウン氏を一躍、億万長者に仕立て上げた。
28日の控訴審に、ブラウン氏はきっと、腹を立てていたのかもしれないが、本人出廷しなかったという。

※「既存のアイデア」と裁判記録に出ているように、著作権は「アイデアそのものは保護しない」、保護されるものは「表現」にあたるわけだから、内容が似ている、何かとソツクリ、盗作だとすぐに決めつけられますが、「著作権はアイデア」は保護しないのです。
例えば、黒澤明監督の「七人の侍」があり、舞台は西部として同じように内容で「七人のガンマン」という映画がありましたが、これも着想アイデアは同じでしたが、特段の問題はありませんでした。
それは貧乏な村人たちを侍が7人集まって、その村人を助ける話です。ただし、「七人のガンマン」サイドは、黒澤明監督に事前に相談をしました。
その理由は、たとえ著作権が主張できなくとも、黒澤監督に敬意を現したものだったと記憶しています。
また、手塚治虫さんの「ジャングル大帝」などもウォルトディズニーが「ライオンキング」なども明らかに手塚作品をまねした表現でしたが、手塚治虫さんにしてみれば、ウォルトディズニーに対して敬意を持ち、自分の漫画やアニメに多大な影響を与えたことに恩義を感じていたのかもしれませんが、テレビでにこやかに嬉しそうに、見ている場面を見たことがあります。
このように、アイデアにはたとえ、著作権と言う権利がなかったとしても先人にはお互いに敬意を払う必要があると思います。
35.そっくりドメイン。こっちが先に考えたけれど話したら勝手に使われてた?
2006年2月1日。そっくりドメイン名争いの訴訟が横浜地裁で行なわれた。
インターネット上の住所に当たるドメイン名をめぐり、客を集う目的でそっくりのドメインを使われ損害を受けたとして、英会話講師などを紹介する情報提供サービス会社「えいかいわNET」(東京都港区)が、不正競争防止法に基づき、同業の「ファインダネット」(横浜市中区)と同社の前社長を相手取り、ドメイン名の削除などを求めた。
ドメイン名をめぐる紛争の情報収集などをしている「日本ネットワークインフォメーションセンター」(JPNIC)によると、企業名と同一または類似のドメイン名の先行取得や転売に関するトラブルは多いが、同業者が客を奪う目的で登録して裁判になったケースは聞いたことがないという。
訴状によると、えいかいわNETの社長は2000年8月、ドメイン名「a-kaiwa.net」を登録し、「http://www.a-kaiwa.net」というサイトを開設。
しかし、ファインダネットは2002年12月「a-kaiwa.com」を登録し、このサイトに接続すると自動的に同社のホームページに転送するようにしたことから、2005年8月から、ドメイン名の削除と損害賠償など230万円の支払いを求め提訴。
さらに、ファインダネット前社長の米国人男性が「a-kaiwa」に「.tv」などを付けた類似する3つのドメイン名を登録したとして、これらの削除と慰謝料の130万円の支払いを求めて追加提訴した。
その後、ファインダネット側は、指摘を受けたドメイン名の使用をやめたが、原告代理人は「登録機関に連絡すれば復活可能だ。」と主張。
「こうした不正が許されれば、類似ドメイン名を使った客取り合戦が横行する」と、ドメイン名をめぐる現行の登録方法に疑問を投げかけている。
一方、ファインダネット前社長は、「『a-kaiwa』はこちらが先に考えたもので、以前同じ英会話学校にいた『えいかいわNET』の社長に話したら勝手に使われた」という。
えいかいわNETの社長は、2001年5月にサイトを開設して事業を開始し、ファインダネットは、2000年5月に設立されている。
「ドメイン」って一体何だろう。
これは、文字、数学、記号などで構成される。
2001年に改正された不正競争防止法で、他人に損害を与えたり、不正な利益を得たりする目的での、同一もしくは類似のドメイン名の取得、使用は「不正競争」にあたるとして、損害賠償請求などの対象となった。
しかし、登録にあたって目的を厳密に問われることはほとんどなく、「jp」や「.com」など国谷属性などを示す符号を換えれば類似ドメイン名を登録することは可能といわれている。
※2006年7月10日、有限会社えいかいわNET(所在地:東京都港区、代表取締役:宮川 泰子)は、顧客を奪うためインターネットでそっくりのドメイン名を使ったとして、同業者とその前社長を相手取り、ドメイン名の削除と損害賠償などを求め訴訟を起しました。
この度、被告側の全面謝罪により和解が成立し、日本初のトップレベル
ドメイン名を巡る訴訟に終止符が打たれました。
だが、2020年12月18日「世界の人気通販サイト500社を調査「そっくりなドメイン名」に要注意 CSC セキュリティ通信」によると、なんと、本物そっくりの偽ドメインが後を絶たないという。
詐欺サイトの手口は、noteの世界だけではない。大企業のドメイン名と “酷似したドメイン名” をつかった偽サイトを用意し、大手企業のWebサイトにアクセスしたつもりの人が、詐欺サイトに誘導されてしまうという流れが定番となっており、深刻な被害が増加している、という。
このような詐欺の手口は「本物のような偽物」と「偽物のような本物」があることを意識してください。最近ではこのnoteの世界にまでこのような詐欺サイトが増え続けています。
大切なことは、一切の返答をしないこと、開かないこと、気になる場合はその場で削除が正しい。

さて、「本物ぽい偽物」を紹介します。
付録【迷惑メール】①
イオンカードないんだけれど?
【AEON】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
----------------------------------
※本メールは送信専用のため、返信はお受けしておりませんのでご了承ください。
-------------------------------------------------------------------------------
発行:株式会社イオン銀行
東京都中野区中野4-3-2
加入協会 日本証券業協会
一般社団法入金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
本メールの内容を無断で引用、転載することを禁じます。
付録【迷惑メール】②
アマゾンの会員ではないのだけど?
あれ、「アマゾン」じゃあなくて「アマゾム」?
ご清聴ありがとうございました?
お客様
ユーザーの皆様。あなたのアカウントは、アマゾム会員のカード情報を更新することができませんでした。
これは、期限切れのカードや請求先住所の変更など、さまざまな理由で発生する可能性があります。
一部のアカウント情報が正しくないため、お客様のアカウントを維持するため
アマゾム会員の情報を確認する必要があります。アカウントを確認できるようになりました。
ログイン
また、24時間以内に確認がない場合は、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、お客様の安全のため、アカウントのご利用は制限させていただきますので、あらかじめご了承ください。
ログインアカウントのメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ:カスタマーサービス。
知らせ:
・パスワードを誰にも言わないでください。
・個人情報とは関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。必ず大文字と小文字、数字、記号を使用してください。
オンラインアカウントごとに異なるパスワードを使用してください。
ご清聴ありがとうございました。
付録【迷惑メール】③
怖い~国税局だって?
e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した客勛 について、これまで自主的に納付されるよう催促してきま したが、まだ納付されておりません。
もし最終期限までに 納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの值権など の差押処分に着手致します。
納稅確認番号:****8160
滯納金合計:40000円
納付期限: 2022/10/13
最終期限: 2022/10/13 (支払期日の延長不可)
お支払いへ→ https://www.nta.go.jp
※ 本メールは、【e-Tax】国税電子申告?納税システム(イータックス)にメールアドレスを登録いただいた方へ配信しております。
なお、本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。
発行元:国税庁 〒100-8978 東京都千代田区霞が関3-1-1 (法人番号7000012050002)
Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.
付録【迷惑メール④
えきねっとなんて知らない?
日頃より「えきねっと」をご利用いただきありがとうございます。
「えきねっと」は 2022 年 9 月 30 日(金)にサービスをリニューアルいたしました。これ に伴い、「えきねっと」利用規約・会員規約を変更し、最後にログインをした日より起算し て1年以上「えきねっと」のご利用(ログイン)が確認できない「えきねっと」アカウント は、自動的に退会処理させていただくことといたしました。なお、対象アカウントの自動退 会処理を、本規約に基づき、2022 年 10 月 31 日(月)より順次、実施させていただきます。
1年以上ログインしていないお客さまで、今後も「えきねっと」をご利用いただける場合 は、2022 年 10 月 31 日(月)よりも前に、一度ログイン操作をお願いいたします。
⇒ ログインはこちら
■注意事項
なお、アカウントが退会処理された場合も、新たにアカウント登録(無料登録)していた だくことですぐに「えきねっと」をご利用いただくことができますので、今後もご愛顧いた だけますようよろしくお願いいたします。
※このメールは「えきねっと」より自動配信されています。
返信いただきましても対応致しかねますので、あらかじめご了承ください。
———————————————————
発行:株式会社JR東日本ネットステーション
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11 アグリスクエア新宿4階
———————————————————
Copyright (c) 2022 JR East Net Station Co., Ltd.
許可なく転載することを禁じます。
付録【迷惑メール】⑤
アマゾンのプライム会員ではない?
Amazonプライムをご利用頂きありがとうございます。お客様のAmazonプライム会員資格は、2022年10月11日に更新を迎えます. お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。
Аmazon ログイン
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。
お知らせ:
パスワードは誰にも教えないでください。
個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Аmazon.co.jp
利用規約プライバシー規約パーソナライズド広告規約© 1996-2022, Amazon.com, Inc. or its affiliates

このように「本物ぽい偽物」は注意すればわかるはずなのですが、国税局なんて驚きますよね…。
しかし、著作権協会としては「偽物ぽい本物」があるということを知りませんでした。この場合、なかなか見破れません。結果、私の記事はすべて削除されてしまいました。
ですから、言葉遣いが素人ぽい、対応がおかしい、質問の回答がこない、来たとしてもきちんとした文書でない「偽物ぽい本物」があるということも知ってください。私のように一瞬にnote記事が削除されてしまいます。
また、質問に関しての回答なども、素人、幼い、友だち同士の会話ぽいものも存在しています。これが行政だときちんとした文面なのですが、あまりにも文面が酷いため、私は偽物だと判断をしてしまいました。
注意、注意、要注意と言い続けてきた私の不注意でした。
不覚でした…
emiko136さんが私たちを応援してくれています。
恥ずかしながら、「本物ぽい偽物」が見破れなくて困っていた時に、emiko136さん、coucouさん、千世さん、天道馬七さん、k_maru027さんたち、みなさまの励ましがなければこのnoteはやめていたと思います。改めて感謝申し上げます。
みなさまも、このメール詐欺撲滅に応援をお願い申し上げます。
「クリエイター著作権全般」特定非営利活動法人著作権協会(NCA)
https://www.npojapancopyrightassociation.com/https://www.npojapancopyrightassociation.com/
↓著作権noteマガジン
https://note.com/note_npo/m/mda45b5085c07https://note.com/note_npo/m/mda45b5085c07
https://note.com/note_npo/m/m2656037508d3https://note.com/note_npo/m/m2656037508d3
©NPО japan copyright association
Character design©NPО japan copyright association Hikaru
