113.実名は使ってはいけない!実名って怖いんだよ!
54・フェイスブックとネットストーカー
Q7 フェイスブックをはじめたら、男性らしき人がしつこく登場してきて困っています。何度お断りしてもメールを送りつけ、嫌がらせをします。つい最近では、私の写真を他の媒体でアップしたり、名前を出したりしています。どのように対処したら良いのでしょうか?

フェイスブックは気づかない内に情報が流出してしまいます。
本来は友だちとの楽しい交流のはずが、一転して恐ろしい状況に変わる場合があります。
お互いが匿名で、しかも顔がわからない関係でのSNSですが、フェイスブックの場合は「実名」で登場します。
また簡単に自分のプロフールや写真などを見せ合うことができますので、その情報を勝手に利用されてしまう恐れがあります。
本人が嫌がるのにしつこくつきまとう者を「ネットストーカー」と呼びます。
これまでのストーカー行為といえば、相手の後を着けまわしたり、手紙を送ったりでしたが、現代はネット上でのストーカー被害に遭う女性が多くなりました。
フェイスブックを公開してあれば、世界中の人が閲覧できます。
写真を載せれば、場所が特定できてしまいます。
特に顔写真など危険きわまりない行為です。
もし、現在登録している位置情報が第三者に閲覧可能の状態となっているようでしたら、すぐに「プライバシー設定」を変更して閲覧できる人を制限し、投稿内容を削除しておく必要があります。
また、それでもしつこい場合は警察に相談すれば相手先がわかります。
勝手に人の写真を他の媒体で載せているのですから、「著作権侵害」「肖像権侵害」プライバシー侵害」で訴えるのもひとつです。
55・13歳以上なら誰でもできるフェイスブック
Q8 子どもも、大人も気をつけなければならないフェイスブックは何を注意すれば良いのでしょう?今のところ私たちは何のトラブルにも巻き込まれていないのですが、このままで良いのかが心配です。

フェイスブックの面白さは双方向のコミュニケーションだけでなく、複数の人たちと同じテーマや内容を共有して交流できる場です。
また、「実名」という安心感からか、互いに心を許し合う関係というつながりも生まれます。
ただし、世の中に完全なる安心というものがないように、ネットの世界はさらに危険と隣り合わせの世界だということを認識する必要があります。
最低限の防衛として、
「知られたくないこと」
「見られたくないこと」
「見せたくないこと」などは投稿しないことです。
顔写真や肖像写真、子どもの写真なども勝手に利用されてしまう可能性があるからです。
これが信頼できる特定の相手だけの場合なら心配はありませんが、不特定の友だちたち全員を信頼してしまうのは誤りです。
町を歩けば良い人も悪い人もいます。
怖そうな人なら近づかないようにできますが、フェイスブックの世界では、そこまで注意ができません。
相手の本当の姿や考え方などはわからないからです。
また、よくトラブルとなっているのは、
友だちとの写真や集合写真などです。
自分でスマホのカメラで撮影したのだから自由に投稿しても良い、という考えが目立ちますが、撮影した人には「著作権」がありますが、写された人には「肖像権」という権利があります。
写された本人が知らぬ間にホームページやブログに掲載されたりすれば、当然、クレームの嵐になる可能性があります。
さらに友だち同士の集合写真などは、
そこに写る全員の許可がなければ、
載せることは侵害行為となります。
特定のメールなどの写真を送り合うことは「私的利用の範囲として認められていますが、フェイスブックやSNS、ブログやホームページなど不特定多数を相手にしている場合はすべて違反行為となりますので写真は要注意です。
56・実名の恐ろしさ
Q9 フェイスブックは実名登録しなければいけないそうですが、記載したくないこともありますし、見られたくないものもあります。特に名前なのですが、実名以外に使用する方法はないのでしょうか?

フェイスブック登録には「実名を登録する」という条件があります。
「氏名」「居住地」「出身地」「学校(高校、大学、専門学校)」「勤務先(会社名)」などです。
これらは個人情報に関するプライバシーであり、実際に拡散してしまう可能性があるので注意しなければならない点の一つです。
フェイスブック規約の「登録とアカウントのセキュリティ」には、次のようなことが記載されています。
「フェイスブックでは、ユーザーの皆様に実名および実在の情報を提供していただいています。これを維持するには、ユーザーの協力が必要です。ユーザーは、登録とアカウントのセキュリティの維持に関連して、以下の点を守ることを弊社に確約するものとします。
1.フェイスブックで虚偽の個人情報を提供したり、許可を得ることなく自分以外の人のアカウントを作成することはできません。
2.個人用プロフィールを複数作成することは認められません。
3.アカウントが弊社によって停止された場合、弊社の許可なく新たなアカウントを作成することはできません。
このように明示されており、フェイスブックを利用するには実名での登録がルールです。
そこで、「自分がフェイスブックを使っていることを知られたくない」という人におすすめなのは、登録する名前をアルファベットやひらがな、カタカナで入力することです。
例えば、「春 夏子」と漢字ではなく「haru natsuko」「はる なつこ」「ハル ナツコ」などと書くこともできます。
この方が、本人特定は難しくなるでしょう。
昔の姓を使うのも良いかもしれません。
結婚や養子縁組などで名字が変わっている人なら旧姓を使うのもおすすめです。逆に結婚して姓が変わったが、仕事では旧姓を使っている場合、本名を使うことでその人だと気づかれにくくなります。
次に、ニックネームっぽくなりますが、先ほどの「春 夏子」であれば「はるる なつこ」「ハルル ナツコ」「horu natsu」などにしてみます。
この場合の注意点として、漢字の場合は実際にそのような人が存在していた場合は迷惑をかけることになりますので、一文字変えてみる、一文字増やしてみる、一文字消してみる、といった一部だけの変更が好いかもしれません。

特非)著作権協会です。
なんだか、世の中どんどん複雑になってきたような気がします。
同時に、まわりは危険だらけ。
街を歩いても危険、電車やバスに乗っても危険、もちろん車の運転も危険。地震や災害も怖い、戦争や争いも恐ろしい。
いじめやパワーハラスメント、セクハラ、暴力、言葉の暴力も恐ろしい。
そして、このスマホの世界はさらに恐ろしい。
何が怖いといえば、
「人に知られたくないもの」
「知らせたくないもの」
「見られたくないもの」
、という個人情報などが勝手に使われてしまう恐ろしさですね。
とても生きづらい世の中ですが、
それが現代の人間社会ですね。
でも、注意、注意も要注意です。
※特非)著作権協会おすすめ電子書籍〈~著作権トラブル110番~「著作権事件簿」〉①~⑰巻まで好評発売中!note記事には書ききれない物語満載。お時間がありましたらお読みくださいね。下記で目次内容等を検索して見てください。


※トラブルに巻き込まれた時のために、次の連絡先を自分の「お気に入り」に保存しておくとよいでしょう。
■警察庁:インターネット安全・安心相談
http://www.npa.go.jp/cybersafety/
http://www.npa.go.jp/cyber/
■各都道府県別相談(サイバー犯罪)
https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm
■文部科学省
「24時間いじめ相談ダイヤル」 0570-0-78310
http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
■総務省電気通信消費者相談センター
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/madoguchi/tushin_madoguchi.html
■法務省 人権侵害の窓口
http://www.moj.go.jp/JINKEN/index_chousa.html
■インターネットの人権相談
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200808/3.html
相談できる内容:インターネット人権相談受付、みんなの人権110番など人権相談窓口があります。インターネットによる人権侵害のほか、様々な人権問題についても相談を受け付けています。
■インターネット人権相談受付窓口
パソコンからの相談はこちら / 携帯電話からの相談はこちら
■全国共通人権相談ダイヤル(みんなの人権110番)
電話:0570-003-110(ゼロゼロみんなのひゃくとおばん)
最寄りの法務局につながります。
■子どもの人権110番(フリーダイヤル)
電話:0120-007-110(ぜろぜろななのひゃくとおばん)
「いじめ」や虐待など子どもの人権問題に関する専用相談電話です。
■女性の人権ホットライン
電話:0570-070-810(ゼロナナゼロのハートライン)
女性の人権問題に関する専用相談電話です。
■内閣府
児童虐待、いじめ、ひきこもり、不登校についての相談窓口
http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/map.html
■国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/
相談できる内容:消費生活全般に関する苦情や問い合わせ。高額請求、ネット詐欺など
■JADMA通販110番
http://www.jadma.org/DM110/index.html
相談できる内容:通信販売のトラブル全般
■違法・有害情報相談センター
http://www.ihaho.jp/
相談できる内容:インターネット上の違法有害情報相談窓口
■迷惑メール相談センター
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
相談できる内容:迷惑メール全般
■セーフライン/一般社団法人セーファーインターネット協会
http://www.safe-line.jp/
■通報フォーム
https://www.safe-line.jp/report/
できる事:違法・有害情報を通報→場合によっては削除
■インターネット・ホットラインセンター http://www.internethotline.jp/
相談できる内容:インターネット上の違法・有害情報の通報受付窓口
■一般財団法人インターネット協会 http://www.iajapan.org/hotline/dantai/1-039.html
相談できる内容:インターネットのルール&マナーに反すると思われること
■著作権情報センター/著作権相談室 http://www.cric.or.jp/counsel/index.html#soudan
相談できる内容:著作権全般
■web100
http://www.web110.com/
■googleからの情報の削除の通報フォーム
https://support.google.com/websearch/troubleshooter/3111061?hl=ja
検索結果から削除してもらう場合の通報フォームです。 必ず削除されるとは限りませんし、元のサイトの情報はそのままです。 元サイトを削除されなければ、さらにコピー拡散もあります。
■Twitterの不適切画像の報告窓口 https://support.twitter.com/forms/cse
■特定非営利活動法人著作権協会
www.npojapancopyrightassociation.com/
