【看護師こばなし⑨】朝だけで「今日は何曜日?」を7回聞かれる話
おはようございます。りんご酢です。
今日も一日が始まりましたね。そんな朝に、ちょっとしたこばなしを。
「おはようございます!」
病棟の朝は、とにかく慌ただしい。
夜勤さんから申し送りを受けて、採血や点滴、検温の準備。
頭の中では今日やることを順番に整理しながら病室を回ります。
そんな朝。
ある患者さんのお部屋へ行くと…
「看護師さん。」
「はい、おはようございます!」
「今日は何曜日?」
「今日は火曜日ですよ。」
「ありがとう。」
よし、次のお部屋へ。
……と思った5分後。
「看護師さん!」
「はい?」
「今日は何曜日?」
「あれ?さっきも聞いた気がするなぁ。」
と思いながらも、
「今日は火曜日ですよ。」
すると患者さんは安心したように、
「そうか、ありがとう。」
また別のお部屋へ。
さらに少しすると……
「看護師さん!」
「はい!」
「今日は何曜日?」
今度は別の患者さん(笑)
病棟では、認知症のある方や入院生活で曜日感覚が分からなくなってしまう方も少なくありません。
だから「今日は何曜日?」は、本当によく聞かれる質問なんです。
気付けば午前中だけで、
「今日は火曜日ですよ。」
を何回言ったか分からない日もあります。
たまに同じ患者さんから、
「今日は何曜日?」
「火曜日ですよ。」
「そうか。」
30秒後。
「今日は何曜日?」
なんてことも(笑)
もちろん、そのたびにちゃんと答えます。
すると、
「ありがとう。」
その一言と笑顔が返ってくることも少なくありません。
忙しい朝でも、その「ありがとう」にこちらがホッとすることもあります。
もしかすると今日もどこかの病棟では、
「今日は何曜日?」
「火曜日ですよ。」
そんな会話が何度も繰り返されているかもしれません。
皆さんは、つい何度も同じことを聞いてしまった経験はありますか?
ではまた★

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