幸せになったら、誰かの役に立ちたくなった
僕はずっと、自分のために生きていた。
もちろん誰かを大切にしていなかったわけじゃない。
でも振り返ってみると、行動の基準はいつも自分の感情だった。
「やりたいからやる。」
「気分が乗らないからやらない。」
頭では論理的に考えているつもりでも、最後に行動を決めるのはいつも感情だった。
勢いに任せて決断することも多かったし、自分がどう感じるかを最優先にしていたと思う。
うつ病で立ち止まってから、自分と向き合う時間が増えた。
自分はどんな人生を送りたいのか。
何を大切にして生きていきたいのか。
毎日のように考え続けてきた。
その中で、少しずつ価値観も変わっていった。
物を持つことよりも、人との時間。
他人からどう見られるかよりも、自分が納得できる生き方。
今いる場所でも、十分幸せだと思えるようになってきた。
すると不思議なことが起きた。
次は、「誰かの役に立ちたい」と思うようになった。
最近はAIを勉強している。
実際に家計簿アプリを作ってみたり、飲食店を探すアプリを作ってみたり。
世の中にはもっと便利なサービスがたくさんある。
それでも、自分の手で「便利だ」と思えるものを形にできたことが嬉しかった。
きっとAIを学んだから嬉しかったわけじゃない。
誰かの役に立つものを、自分にも作れるかもしれない。
そう思えたことが嬉しかったんだと思う。
今はまだ、自分に何ができるのかは分からない。
どうすれば社会に価値を届けられるのかも分からない。
でも、だからこそ今は学び続けたい。
AIも。
筋トレも。
読書も。
写真も。
歌も。
一つひとつは別々に見える。
でも全部、自分という人間を育てている。
今は未来の選択肢を増やすために行動している。
その積み重ねが、いつか誰かの役に立つ日が来るかもしれない。
最近、そんな未来を少しだけ信じられるようになった。
だから今日も、一歩ずつ積み重ねていきたい。
