【2025年夏リゾバ11日目/和歌山】カラスのふんの清掃から始まるプール監視員
11日目は午後から勤務開始。
勤務早々から「カラスのふん清掃」の依頼を受けた。
カラスはスズメ目カラス科に分類される野鳥。世界では約120種のカラス科の鳥がいるそう。いわゆる「カラス」と総称されるのはカラス属で40種。このほか様々な属がある。
ふとカラスの生態が気になって調べてみた。
雑食性らしく、また貯食行動も取るらしい。
毎日のように屋外プールのパラソルの下に立てられたテーブルの上のお客様のお菓子を狙いにやってくる奴ら。
カラスは何種もいて何属もあると書いたが、そこまで見分けはつかないが、日本野鳥の会の資料を参考にする限り「ハシボソガラス」で間違いないだろう。
日の出から日の入りにかけてプールサイドに来ては自身に追い払われる毎日の人間VSカラスの構図。
VSと言っても戦闘態勢に入るわけではなく、立ち並ぶ支柱の上に止まったハシボソガラスたちを目で牽制しつつ近づいていく。
すると即座に飛び立って行く。
こうして今書いている最中にも開けた窓の外から○○カラスの鳴き声が聞こえてきた。
カラスのふんの清掃から話が脱線したので戻すと、かき氷販売等を担う社員からの依頼を受け、掃除ブラシとアルコールスプレーを用いて現場に向かう。
プールサイドには複数の支柱が立っており、その目下の地面には白く小さく描かれたミャクミャクのようなカラスのふんがあった。
力強くブラシを上下に動かしても、アルコールをかけて時間をおいても取れやしない。
複数の清掃用品を従えてやってみても太刀打ちできない。
どうしようもないので「取れません」と断りを入れてプール監視を始めた。
一度だけカラスの行為で驚いたことがあった。
人間なら絶対にしない行動それは「プールの水を飲む」行為だけは決してやらない。塩素が含まれているから。
知る由もないカラスにとっては真夏のオアシスだろう。
いつもなら支柱の上から様子をうかがうだけなのにその時ばかりはプールの淵まで軽やかなステップを刻んで器用にごくごく喉にプール水を流していた。
部屋の窓から何回か上空を飛び交うカラスたちに人間が助けられていること

部屋から何度かカラスが飛んでいる姿を見た。
きっとトンビではないはず。
生きるためカラスは生ごみをあさって道路にまき散らすため住民やゴミ収集業者にとっては迷惑な存在として知られているが、実は人間がカラスに助けられている側面がある。
虫を食べてくれる。
生き物の死骸を食べてくれる。
害虫を捕食してくれる存在であり、道端に落ちた生き物の死骸を残らず食べきることを考慮すると、悪だけの存在とはいいがたいらしい。
これまでカラスに直接的な危害を与えられたわけじゃないし、鳴いとる鳴いとる飛んどる飛んどるって思い続けれると思う。
住宅地などのごみ置き場の場所や曜日そして時間帯まで把握したカラスの天才ぶりがうかがえる。仲間うちでその情報を共有していつ決行日を迎えるか鳥合会議を行ってるのでしょうか。
そんなカラスの存在価値を知らず追い払ったり、ふんの清掃を行った11日目でした。
