あなたの猫はどれ?鳴き方でわかる猫の気持ち完全ガイド
猫の鳴き声にはどんな意味がある?実は気持ちが全部声に表れている
愛猫が突然「にゃー」と鳴いたとき、「お腹が空いたのかな?」「何か伝えたいことがあるのかな?」と考えたことはありませんか?
猫は言葉を話せません。しかし、鳴き声の高さや長さ、鳴くときの仕草によって、驚くほどたくさんの気持ちを伝えています。
毎日一緒に暮らしているのに、「どうして鳴いているんだろう?」と分からないこともありますよね。
ところが、猫の鳴き方にはある程度のパターンがあります。
高い声で甘えているときもあれば、不満を感じているときもあります。遊びたいとき、不安なとき、ただ挨拶をしたいだけのときもあるのです。
もし愛猫の気持ちを今より少しでも理解できたら、毎日のコミュニケーションはもっと楽しくなります。
今回は、猫がよく見せる15種類の鳴き方と、その裏に隠された気持ちを詳しく紹介します。
あなたの愛猫にも当てはまるものがないか、ぜひチェックしながら読んでみてください。
高い声で鳴くのは「甘えたい」のサイン
愛猫が高めの声で「にゃー」と鳴きながら近づいてくることはありませんか?
この鳴き方は、猫が何かを求めているときによく見られます。
ご飯が欲しい、撫でてほしい、一緒に遊びたいなど、飼い主に対するお願いが込められているのです。
特に顔を見ながら鳴いている場合は、「気づいてほしい」という気持ちが強く表れています。
猫は必要がなければあまり鳴きません。だからこそ、高い声でアピールしているときは、それなりに伝えたいことがある状態です。
あなたの愛猫はどんなタイミングで高い声を出しますか?
ご飯の前なのか、帰宅した瞬間なのか、撫でてほしいときなのか。少し意識して観察するだけで、猫の気持ちがぐっと分かりやすくなります。
低い声で鳴くのは「今は放っておいて」のサイン
反対に、「うー」「ぐるる」といった低い声を出しているときは注意が必要です。
この鳴き方は、警戒や不満、ストレスを感じているときによく見られます。
知らない人が近づいてきたときや、大きな音に驚いたとき、嫌なことをされたときなどに出やすい鳴き声です。
この状態の猫は、「これ以上近づかないでほしい」と感じています。
そんなときに無理やり抱っこしたり触ったりすると、さらにストレスを与えてしまいます。
もし愛猫が低い声を出していたら、少し距離を取って見守ってあげてください。
時間が経てば自然と落ち着き、いつもの様子に戻ります。
小さく「にゃっ」と鳴くのは挨拶
猫が小さく「にゃっ」と鳴くことがあります。
この鳴き方には大きな要求はありません。
帰宅した飼い主を見つけたときや、目が合ったときに出ることが多く、人間でいう「こんにちは」や「おかえり」に近い感覚です。
実は猫も、信頼している相手には挨拶をします。
何気ない一声ですが、猫なりのコミュニケーションなのです。
もし愛猫が挨拶してくれたら、「ただいま」「おはよう」と返してあげてください。
そのやり取りが日々の信頼関係を作っていきます。
何度も鳴き続けるのは強い要求があるから
一度だけではなく、何度も繰り返し鳴いているときは、かなり伝えたいことがあります。
ご飯のお皿が空になっている。
トイレが汚れている。
水がなくなっている。
遊び足りない。
理由はさまざまですが、猫にとっては見過ごせない問題です。
猫は一回鳴いて反応がなければ、「まだ伝わっていない」と考えます。
そのため、何度も繰り返してアピールするのです。
愛猫がしつこく鳴いているときは、「うるさいな」と思う前に、まず何を伝えたいのか確認してみてください。
鳴きながらスリスリするのは愛情表現
足元に来て鳴きながら体をスリスリしてくる。
この行動をされたことがある飼い主さんは多いのではないでしょうか。
これは猫からの愛情表現です。
「一緒にいたい」
「撫でてほしい」
「なんとなく甘えたい」
そんな気持ちが込められています。
特にリラックスした様子でスリスリしてくるなら、飼い主に安心感を抱いている証拠です。
忙しいときでも少しだけ撫でてあげると、猫はとても満足します。
声を出さずに口だけ動かすのは控えめなアピール
口は動いているのに声が聞こえない。
そんな不思議な仕草を見たことはありませんか?
これは「サイレントニャー」と呼ばれる行動です。
猫なりに何か伝えたい気持ちはあるものの、大きな要求ではないときによく見られます。
「気づいてくれたらうれしい」
「ちょっとだけ構ってほしい」
そんな控えめな気持ちが込められていることもあります。
見かけたら優しく声をかけてみましょう。
夜に鳴くのは誰かを探しているから
夜中に突然鳴き始める猫もいます。
静かな時間だからこそ気になりますよね。
実はこの鳴き声、不安や寂しさが関係していることがあります。
家の中で飼い主の姿が見えない。
なんとなく落ち着かない。
誰かの存在を確認したい。
そんな気持ちから鳴いていることも少なくありません。
別の部屋から声をかけるだけで落ち着く猫もいます。
おもちゃをくわえて鳴くのは遊びたいから
おもちゃをくわえながら近づいてきて鳴く。
そんな行動を見たことはありませんか?
これは「一緒に遊ぼう」というお誘いです。
猫は狩猟本能を持っています。
そのため、おもちゃを獲物のように扱いながら飼い主に見せに来ることがあります。
せっかく持ってきてくれたなら、数分でも遊んであげると喜びます。
猫にとっては大切なコミュニケーションの時間です。
短く連続して鳴くのはドアが気になるから
ドアの前で「にゃにゃにゃ」と連続して鳴くことがあります。
この場合、ドアの向こうが気になっているケースが多いです。
必ずしも外へ出たいわけではありません。
閉まっていること自体が気になるのです。
少し開けるだけで満足する猫も少なくありません。
猫らしい好奇心がよく表れている行動です。
鳴きながら見つめるのは不安を感じているから
じっとこちらを見ながら鳴いているときは、不安を抱えていることがあります。
雷が鳴った後。
大きな物音がした後。
見慣れない来客があった後。
そんな場面でよく見られます。
猫は不安になると、信頼している相手の存在を求めます。
無理に構う必要はありません。
近くにいてあげるだけで安心することも多いです。
「カカカカッ」と鳴くクラッキングとは?
窓の外に鳥や虫を見つけた瞬間、「カカカカッ」と変わった声を出すことがあります。
これはクラッキングと呼ばれる行動です。
狩猟本能が刺激されて興奮している状態で見られます。
獲物を追いたい。
でも捕まえられない。
そのもどかしさが独特な鳴き声になって表れるのです。
怒っているわけではないので心配する必要はありません。
鳴いた後に背中を向けるのは少し拗ねているから
鳴いたのに反応してもらえなかった。
そんなときに背中を向ける猫もいます。
これは軽く拗ねているサインです。
本気で怒っているわけではありません。
ただ、「気づいてほしかったな」という気持ちが残っているのです。
優しく名前を呼ぶと、すぐ戻ってくることもあります。
鳴きながらうろうろするのは落ち着かないから
部屋の中を行ったり来たりしながら鳴いている場合は、何となく落ち着かない状態です。
暑い。
寒い。
音が気になる。
居心地が悪い。
理由はさまざまです。
時には猫自身も原因が分かっていないことがあります。
そんなときは室温や環境を見直してみてください。
落ち着ける場所を用意すると安心して眠り始めることもあります。
膝の上に乗りながら鳴くのは安心したいから
鳴きながら膝の上に乗ってくる。
これは信頼の証です。
猫は安心できる相手にしか無防備な姿を見せません。
膝の上で落ち着いたり、そのまま眠ったりするのは、飼い主の存在が安心材料になっているからです。
そんな時間は猫との絆を実感できる瞬間でもあります。
鳴いた後に舌を出すのは気まずさをごまかしている?
鳴いた直後にペロッと舌を出すことがあります。
実はこれ、気まずさや照れ隠しのような意味を持つことがあります。
思わず声を出してしまった。
タイミングが少しズレた。
そんなときに見られることもあります。
見ている側は思わず笑顔になってしまう、猫ならではのかわいい仕草です。
まとめ|猫の鳴き声を理解すると愛猫との距離はもっと縮まる
猫の鳴き声には、甘えたい気持ちや不安、遊びたいという要求、不満や警戒心など、さまざまな感情が込められています。
同じ「にゃー」でも、声の高さや長さ、そのときの仕草を合わせて見ることで、猫が伝えたいことはかなり分かるようになります。
今まで何気なく聞き流していた鳴き声も、意味を知るだけで聞こえ方が変わります。
「ご飯が欲しいんだな」
「少し不安なんだな」
「遊びに誘っているんだな」
そんなふうに愛猫の気持ちが見えてくると、毎日のコミュニケーションはもっと楽しくなります。
次に愛猫が鳴いたときは、ぜひ少しだけ耳を傾けてみてください。
その鳴き声には、あなたに伝えたい大切なメッセージが込められています。
