2 【広島】日野レンジャー「始動不良」インジェクタが作動し、、、
【実録】ついに捉えた「不始動の瞬間」!自作LEDが証明した真実
前回の記事でご紹介した「自作LEDによるインジェクターの作動を監視」。 数日後、ついにドライバーさんから「症状が出た!」と連絡が入りました。
1. 運命の瞬間:LEDは光らなかった
気温が下がりエンジンがかからないその瞬間。ドライバーさんが確認してくれたLEDは……「消灯したまま」でした。 つまり、コンピューター(ECU)からインジェクターへ「燃料を噴射せよ」という命令が出ていないことが判明。
正常時のNo5インジェクターの噴射信号動画↓
2. 「見えない不具合」が形になった
これで原因の切り分けが大きく前進。
「何か故障があり燃焼噴射していない」または、
「エンジンコンピュータはあえて噴射を止めている」のどちらかです。
3. 次なる原因を絞り込む
なぜ、コンピュータは命令を出さないのか?
⚫︎クランクとカム角センサー: 両方故障ならばインジェクターは作動しないが、果たして、
⚫︎イモビライザー(盗難防止装置): 誤作動してインジェクターを止めているのか?
⚫︎燃料の圧力: コンピュータが「圧力が足りない」と判断して、保護のために噴射を止めているのか?
「なぜ?」を繰り返すことが、最短修理への道
「エンジンがかからないから、とりあえずインジェクターを全部換えましょう、次は燃料ポンプ、それでもダメならコンピュータ」 もしそんな整備をしていたら、今回のようなケースでは、高額な部品代をかけた挙句に「なおってない……」という最悪の結果になります。
原因を一つずつ潰していく。 「ベルビーディーゼル」が最も大切にしているのは、「根拠のあるトラブルシュート」です。
次回いよいよこの迷宮の出口が見えてきます。
ドライバーさん自身がインジェクターの作動を確認できるので症状が出るまでトラックを預かる必要がありません。「たまにしか出ない症状」にお困りの運送会社様。 現場のリアルな証言と、電気の知識を組み合わせて愛車を最短で復帰させます。
