このファンドが強いとき、弱いとき──GV倍率で見える世界のベストとWCMの相場相性
こんにちは、TOMMY_JUNEです。
投資信託を持っていると、ふとした時に感じることがありませんか?
💬「配当は出てるけど、基準価格があまり上がらない」
💬「こっちは好調なのに、自分のファンドはパッとしない…」
💬「市場全体は上がってるのに、なんで?」
その違和感、ちゃんと理由があります。
しかも、数字で“見える化”できる指標があるんです。
それが今回紹介する「GV倍率」。
グロース(成長株)とバリュー(割安株)の比率を示すもので、
これを使うと、ファンドの「性格」と「相場との相性」が見えてきます。
GV倍率とセクターの関係
ざっくり整理すると──
グロース株に多いセクター
IT、ヘルスケア、通信、一般消費財(AmazonやTeslaのように成長ストーリーで買われる企業)
バリュー株に多いセクター
金融、資本財、エネルギー、生活必需品(利益や資産の裏付けで買われる企業)この分類があるからこそ、金利や景気動向に応じて資金の流れが大きく変わります。
金利が下がれば、将来の成長に価値が乗りやすくなり、グロース株が買われる。逆に金利が上がれば、確実な利益をもたらすバリュー株の安心感が強まる。GV倍率はその揺れを可視化する指標なのです。
投資家心理との関係
不況や金利上昇のとき、人は「見える利益」に安心を求め、バリュー株を選びます。
一方、金利が下がり未来に賭けやすい環境では、「成長ストーリー」に投資したくなり、グロース株が選ばれる。
つまりGV倍率を眺めることは、「市場がいま何に安心しているか/何に夢を見ているか」を読み解く作業でもあります。
GV倍率の歴史をざっくりと
2000年代初頭のITバブルでは、GV倍率は大きく上昇しました。まだ利益が出ていない企業でも「未来の可能性」が買われ、グロース株が市場を牽引していたからです。
しかしそのバブルが崩壊すると、一転して利益や資産が裏付けとなるバリュー株に資金が逃げ込み、GV倍率は急低下しました。
リーマンショック後も同じです。先行き不透明なときには、安定したキャッシュフローを持つ企業に投資マネーが集まる。逆に、コロナショック後は金融緩和の追い風で再びグロース株が躍動しました。
つまりGV倍率は「時代と投資家心理の鏡」とも言えるのです。

ファンドごとの特徴をGVの軸で見る
ここからが応用編です。毎月分配型ファンドにも、グロース/バリューの色合いがあります。直近のセクター別構成比率から算出すると──
*本記事は別途新しいマガジンへ収録されていく予定です。
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